2013年2月26日火曜日

遺書

酔っ払ってる今、「人間いつ死ぬか分かったもんじゃない」という実感を持っている今、書きます。遺書を。

今日赤信号をバーンと突っ切る車を見ました。
大震災の例を出すまでもなく、ちょっとしたタイミング、ちょっとした運・不運で生死が分かれる事はありますね。

例えば。
今私は仲間と飲んで帰ってきたとこですけどね。
この帰り道で轢かれて死んだとしましょう。
そしたら、私を呼び出した仲間はきっと後悔する事でしょう。
「俺があそこで呼び出さなければ死なずに済んだ」
「終電で帰さずに、もう一杯飲もうと言っていれば」と。

そうじゃないぜ。
そうじゃないんだぜ、と言っておきたい。

わざわざ言わんでもいい事を敢えて口にしようという気分の時期なので、言っておきたい。

私はね。
今、結構一所懸命生きてますよ。長井江里奈として。
でも、もういつ死んでもいい、何てことは思いません。
やりたい事も、行きたい場所も、会いたい人も、色々ある、いる。
生に対する執着はありまくりです。
でもその一方で、不本意ながらも死んでしまう事はあるかもしんないよね、と思ってます。実感としてそういう思いを持ってます。

だからね。言っておきたい。
今、私が、割りと一所懸命生きているのも、生きていけてるのも、ダンサーとして何とかやれているのも、あなたのおかげだと。
そこには感謝しかない。
例えあなたの手がすべってそのせいで私が死んだとしても。
それでも感謝しかないよと。
言っておきたい。


これを読んで、「俺のことか」「私のことか」と思ったあなた。
そうです。あなたです。

面と向かって言えばいいかもしんないけどね、なかなか言えんですよ。
一対一で、泥酔したら言えるかもしんない。
でも、言っておきたい。

今、そう思ったから。


ありがとう。
これからもよろしく。
死んでも、よろしく。


2 件のコメント:

  1. あうんともこ2013年2月27日 0:44

    ぐっときますね‥ほろりときますね‥
    「死んでも、よろしく」
    こちらこそ♡(*^_^*)♡

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  2. はい、よろしくなのです。
    私のお葬式では、みんなが
    「あの時ほんと笑ったよねー!」とか
    「俺はあいつを何時間待った」
    「いやあたしなどすっぽかされた」
    とか言いながら笑ってくれたらいいなと思います。

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