2011年4月21日木曜日

かさぶた

振り返るにはまだ早い。
分析する事もできないけれど、やっと自分の状態を
ニュートラルに観察できるようになってきた。

危機管理能力が欠けているという事になるかもしれないけど、
この1週間ほどテレビ、インターネットを極力避けてきた。
ソロを踊るにあたり、アウトプットに集中するため、
とにかくインプットを減らしたかったからだ。

震災直後にも思った事だけど、この「情報断ち」は
私にはとても有効だった。
情報に限らないけど、自分に本当に必要なものは何かを知るために、
一度手放してみるというのは大事な事のように思う。
自分とその周りだけを見るようにしてみたら、自分がやるべき事も
前よりクリアに見えるようになってきた。

2011年4月11日月曜日

噴火しそう

今日は4月11日、あの日から1ヶ月。

ものすごく色んな事があったような気がします。
あの日を境にものの見方も随分変わりました。

昨日10日は、大規模なデモ、都知事選と大きな一日でした。
私は夕方まで普通に仕事をし、夜はライブに行きました。


2011年4月9日土曜日

休むに似たり

私がずっとお世話になっている阿佐ヶ谷の美容院。
震災の次の日から通常営業をしていたそうだ。
それを聞いて私がすごい!と感嘆すると、
「いや別に、みんな近くに住んでるし、あんまり何も
考えないで開けてたよ」とのこと。
スタッフ間で話し合って決めたとかでもなく、
本当に普通に開けていたという。

そういう本人は一番遠くに住んでいて、震災の日は
自転車を借りて2時間かけて帰ったそうだ。

予約が入ってる。だから開ける。
やっぱりしばらくはお客さんは少なくて早じまいする事も
あったそうだが、予約をずらしてもらうとかは考えない。

2011年4月8日金曜日

地震こわい

「まんじゅうこわい」みたいに、ほんとは好きとかじゃない。
かといって嫌いというのでもない。
ただひたすらに地震が怖い。
今晩震度3の地震が来たときは、家に一人だった。
腰の高さの窓を開けて、誰か人が通りかからないかと身を乗り出した。
体が震えて短距離走のあとみたいにゼーハーした。
ものすごくざっくり言っちゃうと、「自然への畏怖」
みたいなもんなんだと思う。

3月11日以来、ネガティブな事を口にするのは極力避けてきた。
それでも色々こぼれてしまうけれども、積極的にネガティブな
話をするのは避けた。

でも、これだけは我慢がならない。
んもう、地震こわいっ!!
放射能よりもぜんっぜん怖い!!


2011年4月5日火曜日

マクロからミクロへ

最近移動中は矢野顕子さんの「右手」という曲をずっと聞いてる。


 誰がいいだとか 誰が悪いとか
 興味すらないよ
 争いのわけや 勝利の行方
 僕が知りたいのはそんな大それたことじゃなくて

 僕らの両手はどこまで伸ばせば
 誰かに触れるかって ねえきっと
 僕らの右手はどこまで上げれば
 誰かに見えるかって それだけ


というような歌詞が沁みる。
このまま聴き続けたら踊りができそうだ。

2011年4月3日日曜日

原始的な喜び

昨日はGWのイベントに関する打ち合わせだった。
震災の次の週にも同じメンバーで一度打ち合わせしているが、
あまりにも先が見えず、ただ一緒にご飯を食べて終わった。

その時も打ち合わせの日程を変えようか?という提案が
あったが、私は是非行きたい、集まろう、と返事をした。
余震に怯えて家に篭っていることに心底うんざりしていたし、
地震以外の話がしたかったのだ。

その日はメンバーの一人が四谷のおいしいイタリアンを
予約してくれて、打ち合わせ自体は進まなかったものの、
皆でおいしいご飯を囲み、真昼間だというのにワインを
開けて、久しぶりに笑いながら食事をした。


2011年4月2日土曜日

I care about you.

私は地震が怖い。
昔っから怖い。
震災後、地震じゃないのに揺れてるような気がするというのは、
たくさんの人が経験していると思うが、私はそれが随分前からある。
買い物中に、食事中に、仕事中に、「地震?」と思うと
全ての行動と思考が止まる。
自分でもどうしてこんなに怖がるのかと思うが、これは理屈じゃない。
もちろん、震災後は前にも増して怖い。

そして、周りを見ても、どうも男性より女性の方が地震に対する
恐怖心が強いような気がする。


2011年4月1日金曜日

原発について

1週間ほど前から、テレビのニュースは殆ど見ないようにしている。
インターネットのニュースも自然と目につくもの以外は読んでいない。
原発に関する知識はないに等しい。
はっきり言って勉強不足だ。
その状態で、原発について今思うことを書いてみる。
ほぼ憶測だけでものを言ってみる。