2012年12月19日水曜日

大人ディスコあけみvol.6 終了!

改めまして、昨夜の「大人ディスコあけみvol.6」にご出演頂いたママ様方、セッションハウスの皆様、そして、お客様、ほんとうにどうもありがとうございました。

今回はママの人数が多くて、楽屋が賑やかで賑やかで、良く知ってるあのダンサーやこのダンサーが、みるみる綺麗に、そして、ママになって行くのを横目で見ながら楽しくて仕方ありませんでした。

ママ達を初めて見たお客様は、びっくりされたと思います。
ママ達を他の舞台で見た事があるお客様は、さらにびっくりされたと思います。
みんなキュートでセクシーだったでしょ!?
ほんとうに、自慢のママ達です。愛してます。

そして、これをセッションハウスでできた事。
これもまた一つ自信になりそうです。セッションハウスがディスコに変身した瞬間、そして、調光卓から満面の笑みで手を振るスパンコール直子さんの姿を、私は一生忘れません。

本番中、ママ達が踊りまくるのを見ながら、あけみママに誘われて始めた大人ディスコあけみ、やれて良かった、吟子になれて良かった、今この場にいられて良かったとこみ上げてくるものがありました。

何度でも言いますよ。
音楽は、ダンスは、愛なのですよ。
それを広げるためにあたしはこれからも頑張るよ。

FBを開いて、昨日のママ達の写真にいいね!いいね!いいね!しっぱなし。
もっといいね!したい。

大人ディスコにおけるチップ、マユーロは、つまり「いいね!」って事ですよ。みんなもいいね!したいでしょう?
大人ディスコあけみが、お客様が心からいいね!と言える場所であるよう、大事に大事に続けていきます。

本当にありがとうございました。

LOVE!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

2012年12月10日月曜日

今朝目が覚める直前、頭の中でいろんな言葉が飛び交い、
最終的に

「つもりがあろうとなかろうと
 生きてるだけで傷つける」

という言葉になりました。

ある特定の状況を指した訳ではないけれど、
人は皆何かしらや誰かしらを傷つける事なく
生きて行くことなんてできないんじゃないかと思うのです。



2012年10月22日月曜日

いきなり壁

来年、ソロで公演する事に決めました。

心の底にふわふわと埃のように漂ってたやりたい気持ちとかイメージとかがだんだん蓄積して凝縮してきて、ある日、パソコン作業から逃げ出したくてリビングで踊ってた時にいきなりそれら全てがギュギュッと固まってコロリと塊になって転げ出ました。

でちったからには仕方がないのでやる、やるんだけども、これを実現する事を考えると、まずお金がかかる事は間違いない。
会場というかパフォーマンススペースを一から作る事になるからです。

んー、と思って信頼のテクニカルスタッフさんにちらと聞いてみました。
「こんな事ってできますかしら?」と。
返事は予想通り、「お金かかるよ」と。
ですよねー。

でも、やりたい。

では、と助成金を取れるかどうか調べてみたら、申し込めそうなものがいくつか。
でも、申し込むには会場やら日時やらが決まってないといけない(らしい)。


じゃあまずは会場決めましょう。

という事で、この1週間、調べに調べまくっています。

冒頭で「公演」と言ったけども、「公演」という単語が全然全くしっくりこない。
劇場でやる事はほぼ考えられない。
外せない条件がいくつかあるけど、ステージと客席があるっていう時点でまず無理。


そして、ここでやりたい!という場所を見つけたけれど、高い。もんのすごく高い。
して、パフォーマンスの為の場所ではないので色々ハードルも高い。
ここに決定してから助成金申請して、ダメだったら借金まみれ。リスクも高い。
懐かしの3K。

むむむ…。


もう少しハードル低いところであたってみましょうと、あるギャラリーに電話を入れたらたまたまオーナーさんが電話に出られた。ちょこっとお話をしたら過去の経験からダンスパフォーマンスにはあまり貸したくないとのこと。

むむむむ…。

まあとりあえずお話聞くだけでも、今日か明日なら内見もできますし、との事だったので早速その日に伺った。

演劇の方々が公演で使う事がよくあるそうだけど、最近の流行?みんなでダンスするシーンが必ず入っていると。その足音が下に響くのだそうです。ダンサーじゃないので床へのタッチが硬いと。そして、ギャラリーという開かれた場所でやるのに、仕込みやリハやらの時間はドアを閉め切って、たまたまふらっと通りがかった人に対して扉を開かない。じゃあなんでギャラリーでやるんだよ?といつも疑問に思っていたそうです。仕込みやリハという舞台人なら「裏」と思ってしまうところに面白みを感じる人だっている。別の展示を見に来た人を取っ捕まえて、夜の公演見に来て下さい!って言えばいいのに、って。

そして逆に、そこで展示をする若いアーティスト達は、たまたま通りかかる人を待つばかりで、自分達でお客さんを呼ばない。ただそこに作品があるだけで人を惹き付ける力を持ったものなんて、ほんとにほんとに一握り、滅多にお目にかかるもんじゃない。たくさんの人に見てもらって感想聞いて、色んな人の目を通して自分の作品を見る事が展示の意義だと。自分で失敗作だと思ってるものだって色々並べておけばいいと。


んー、非常にためになるお話で、妄想がさらに膨らみました。


そして、「で、あなたはどんな事がやりたいの?」と言われて、今考えている事をお話すると、にやっと笑って「面白い!」と言って下さいました。そういう事ならお貸ししてもいいでしょうと。

ほーーーっ。


とりあえず、やらしてもらえそうなところ(そしてそれほど高くない)が一つ見つかった。あー良かった!もうここに決めちゃおうかしら!となりそうになったけど、心を落ち着けて内見をさせてもらった。

悪くない。悪くはない。
いや、いいところもたくさんある。

だけど、「ピン!」が来なかった。
そして、ちょっと、ほんのちょっとイメージしているより狭い。

それがただの贅沢なのかなんなのかまだ分からないけど、このソロ○○(公演って言いたくない)をやるに向けて、一つ心に決めている事がある。当たり前の事だけど、妥協しないって事。心に引っかかった小さな違和感を無視しない事。「まいっかー」が口ぐせの私にはこれがとても難しい。


お金もない、才能もない、実績もない、あるのは妄想だけ、っていうこの状態で妥協せずにどこまでやれるのか、そもそもほんとにやれるのか!?とすでに頭を抱えたい状態だけど、なんかこれが出来なかったら私生きてる意味がない、と思うのです。

時間はある、と言いたいけれど、それもやっぱりない。
いつかやろうと思ってたって、「いつか」なんて言ってる間はやりゃあしない。それは自分でよく分かってます。だから、日時だけ決めました。何の根拠もないけど、助成金申請するのに書かなきゃいけなかったから。
2013年5月23日〜26日のうちの何日か。
随分先のようだけど、3月末ぐらいまでなんじゃかんじゃしてるので、私としてはこれがギリギリできる日程。それより前だと「妥協」がちらつくし、それより後だと「まだ先ねー」とひよってしまう。


ああ、こう書いておいてもうなんかうへーってなるけど、実現できたら絶対面白いはずなんです。少なくともあたしは見てみたい。
これを最後に表現活動する意欲も気力もなくなったとしても構わない。
そんぐらいの気持ちでやってみます。


まずは会場探し…。
調べものと下見巡りの旅がしばらく続きそうです。





2012年9月16日日曜日

選択の基準

以前クラスを持っていたある俳優養成所でのレッスンの中で、
恥ずかしがってなかなかやろうとしない子たちに向かって、

「あなた達にとっての二択は、できるかできないかじゃない。
 やるかやらないかなんだよ。」

と毎回毎回言っていました。

俳優という仕事についてはよく知りませんが、例えば
「サーフィンできる?」
「麻雀できる?」
「馬乗れる?」
「オーボエ吹ける?」
「スワヒリ語喋れる?」
「ばーっと走ってってそのままの勢いで前のめりに倒れられる?」
「脱げる?」
などと聞かれた場合、できるかできないかで言ったら
たいていの事は「できない」に属するんじゃないかと思います。


2012年9月15日土曜日

「蜜 室」閉幕。

オリンピックがいつの間にか始まって、いつの間にか終わっていました。
気がついたら蝉が鳴いていました。
さらに、鈴虫が鳴き始めています。

そして、この数ヶ月、全てをつぎ込んできた「蜜 室」が終わりました。


稽古の始まりはフェードインで、そして終わりはカットアウトです。

いつの間にか作品の稽古が始まり、気がついたら他に何も見えないほど
作品にどっぷり浸かり、心も体も時間も全て捧げた状態で舞台に向かい、
そして公演が終わった次の日、いきなり何もなくなりました。

それまでうんざりするほど毎日毎日顔を合わせていたメンバーと
突然会わなくなり、毎日何度も聞いていた音楽を耳にしなくなり、
毎日稽古していた動きをやる必要がなくなります。

この体に染み付いたあの動きは、やがて薄れていく。

今なら、まだ踊れる。全部踊れる。
なのに、踊る場がない。

あまりに唐突に終わるので、止まれない心と体が戸惑っています。

この慣性の法則とでもいうべき戸惑いがあるからこそ、
次を求めていけるのかな、と思う今日。

すでに次の機会を求めてやまない自分がおります。


2012年7月31日火曜日

「蜜 室」への思い

ここのところブログを書く気力がない、ってのが本音ですが、
今回の新作公演「蜜 室」について、ほんとにほんとに気力がなくなる前に
書いておきます。


作品を作るのはまずタイトルから、と言っても過言ではありません。
宣伝の都合とか色々ありますしね。
タイトル決まらない事には何も動かないのです。

もやもやしたコンセプトや何かが、タイトルという形を与える事で
はっきりしてくる、というのもありますし、
皆で共通見解を持つのにも役立ちます。


作品タイトルは毎回部長がつけますが、
今回は割と早かったです。


内部事情的な話しにもなりますが、作品の根幹でもあるので
このタイトルになった経緯を書いておきます。

部長の言葉を思い出しながら書いてるので正確ではないかもしれず、
作品の根幹部分にもつながるので予備知識欲しくない!って方は
読まずに食べてください。



2012年6月15日金曜日

引き継がれるもの


宇野萬さん。


たった一度公演でご一緒しただけだけど。


その公演は、まことクラヴでの活動の中で1、2を争うしんどさだった。
作業が終わらず、毎晩ろくに寝る時間もなく、とうとう間に合わなくてYCAMに泊まり込み、深夜の暗い部屋でしんどさの余り一人絶叫しながら作業した。
もうこれで最後だ、二度とやるか、と思いながら。


朝になって不機嫌なまま会場に行くと、萬さんはいつも同じ飄々とした笑顔で迎えてくれた。
こんな事無理かも?というリクエストも、「やろう」と一言で言って答えてくれた。
萬さんが「やろう」というと何故かできてしまうような雰囲気になった。


自分でいっぱいだった私は、不機嫌さを隠そうともせず、そのまま本番を迎えた。
もう打ち上げも出たくないぐらい消耗したけど、萬さんのお店には行きたくて、少し遅れて打ち上げに行った。


オープンしたばっかりの萬さんのお店の壁には、すでにそれまでに訪れたアーティストのサインが書かれていた。
こんなとこに自分のサインなんて、と思っていたら、萬さんが
「この壁にはアーティストにしかサインさせないの。好きなとこに書いていいよ。」
と言ってくれた。

大好きな川野眞子さんのサインの下に小さく書かせてもらった。

今はもう閉店してしまったと聞いているのであのサインはもうないかも知れないけど、萬さんがくれた小さな誇りの事は忘れない。


その後何度かお会いして、その度に子犬のように走りよって感謝を伝えようとしたけれど、萬さんはそんなのさらっとかわしてふわりとどこかに行ってしまった。



最後にお会いしたのは、去年の5月11日、野和田恵里花さんの命日にきゅりあんで行われた公演の時。

萬さんが踊るのを見たくて、みんなでインプロする時間に客席まで迎えに行ったけど、
「俺はいいよ。ここで見てる」とまたふわっとかわされてしまった。
多分、体がきつかったのかもしれない。

結局きちんとお礼は言えないままだったけど、今私がまだこうして踊りを続けていられるのは、萬さんや恵里花さんやその他たくさんの先人達の与えてくれたもののおかげだ。


素敵な大人たちの、足元にも遠く及ばない私だけれど、言えなかったありがとうを踊りに込めていきたい。


萬さんのご冥福を心よりお祈りいたします。


2012年6月8日金曜日

今後の予定。部活とディスコと舞台と大正時代。

告知!
まとめてどかっと!


6/12(火)
「ソワレライブ in SARAVAH東京〜越路吹雪とボサノヴァと」
@渋谷 SARAVA東京

19:00 open 20:00 start
22:30 end 26:00 close
Adv. 4,000円(1drink付)
Door. 4,500円(1drink付)


大人ディスコあけみでお世話になってるサラヴァ東京の
プロデューサー、ソワレは、他にもバーのマスター(ママ?)、
歌手、ライターと、色んな才能を遺憾なく発揮しまくり。

この日はソワレのお誕生日、本業のシャンソン歌手として
渾身のステージを見せてくれます。

あけみママとバックダンサーします。
河合奈保子さんの曲で。

金屏風と銀屏風で踊り狂うわ!
(写真はイメージです。)





6/22(金)

「大人ディスコあけみ vol.5」

その女ピンヒール、靴づれできたらローヒール…

@渋谷SARAVA東京
19:00 open
¥3,000 (1ドリンク+チップのマユーロ10枚付き)80名限定!!
深夜イベントにご参加の場合は+¥1,000(1D)
http://disco-akemi.com/

(できるだけご予約をー。吟子に連絡くれてもいいですよ。)



とうとうイベント開始して1年経ちました!
だが!自分で書いててちっとも「とうとう」な感じはしない!
楽しくて楽しくてあっと言う間の1年でした。


今回はSARAVA東京さんとコラボして、夢のオールナイト企画です。
24時からは「大人ディスコあつこ」です。
あつこって誰!?と思った方、是非あつこに会いに来て!
すごいから!


朝5時クローズ。始発までいられるのです。


今回ははっきり言ってものすごい豪華ゲスト陣です。
深夜には伝説のドラァグクイーンも登場よ!

来られるならば、何時に来てもいいのよ!
終電で来ちゃうぐらいの勢いも大歓迎。
多少無理してでも見るべきです。今回は。


私、吟子ママはですね、今回も鎌倉さんとデュオを
やらせていただきます。

前回はコンタクト+コントで「コントクト」とか…
笑えない呼び名をつけたものをやりましたが、
今回はストレートに男女のデュオです。

二人とも全く苦手な分野ですが、真剣に「エロス」について
語り合いましたよ。

私のイメージするエロスはどうもオヤジ好みで、
鎌倉さんのイメージはなんかもう少女漫画です。
「もっと!ちゃんと触って!」
「えー、恥ずかしいー」
とかいうやり取りしながら取り組んでます。
恥ずかしがってるのはもちろん鎌倉さんです。



そして!


今回の大人ディスコは、今までとはちょっと違うのです。


なんと、ディスコでありながら30分間真剣にインプロします。
音楽は、全編コンドルズの石渕様が担当してくださいます。
石渕さん、かなりクレイジーな方ですが、音楽にかけては
ほんっとに真剣だ(と思う)わ!

(思う)がついちゃうのは、まだセッションしてないからです。
というか、本番当日まで何が出てくるかわかりません。
「ダンスで音を引き出してみろ」という石渕様のお言葉に、
ガチで真っ向勝負いたしますことよ!!!!!!!!!


とはいえ、ただだらっと30分即興したりはしませんことよ。
あけみならではの趣向でお届けしますので、お楽しみに!


あと!

「一人だと生きづらい」それはそうね。

いえ、

「一人だと行きづらい」という声をよく聞きますが、
そんな事ごーざいーませーーん。
一人だ、と感じる暇などないから大丈夫。
気軽に来て!

「仮面がないと入れませんか?」というご質問もありますが、
それも大丈夫!いっぱい売ってるから。お安く。

あとなんか分からなかったら、とりあえず来ればいいと思うよ。




PHOTO by MILLA




7/23(月)
リエゾン+大人ディスコあけみ コラボ企画
フレンチディスコチックCAFE
「シュウホウの側室」
~殿!アタクシ今宵もオノコ♂を授かりました!~

@渋谷 LIAISON
http://www.liaison-cafe.com/


大人ディスコあけみがSARAVA東京を飛び出します!
でも渋谷だけど!
最近あんまり渋谷づいてるんで、とうとう定期買いました。


素敵なダンディー、シュウホウさんからお声をかけて頂き、
フレンチディスコカフェ!が生まれる事になりました。
フレンチディスコってなにかしら??
と思ったら見においで。


前回のあけみで大人気だったマドマーゼル修子さんも
ご一緒ですよ!

ご予約はまだ受け付けていませんが、
20~30名ぐらいでいっぱいになりそうな雰囲気なので、
こまめにチェックしてくださいね!






うう、息切れしそう。

誰が読むの?と思いつつ続けるわ。



8/8~11

まことクラヴ新作公演「蜜室」(みっしつ)

@三軒茶屋シアタートラム




10年前、伊藤キム+輝く未来というカンパニーにいて、
たくさんの舞台を踏ませていただきました。

カンパニーの解散とほぼ同時にスタートした
まことクラヴは、最初っから「劇場を出よう」という
コンセプトでスタートしました。

まことクラヴとしての一番最初の活動は、
吉祥寺の横断歩道で「とうりゃんせ」にあわせて踊った事です。
あと、JR新宿駅のホームで発車音楽にあわせて。


そこから、商店街、美術館、映画館、オフィス、路面電車、
問屋、思い出せないぐらい色んな場所で踊ってきました。


そして10年経って、劇場に帰ってきました。


今までも劇場で公演したことはもちろんありますが、
言ってしまえば、そういう話が来た、とか、
そこでしかやれなかった、とか、
どちらかと言えば割りと消極的な関わり方でした。

さらに、劇場でありながら後ろのシャッターを開けて
そのまま道路に出たり(事情地域)、なんとかあの
密閉空間から出よう出ようとしてきた気がします。


今回は、その密閉空間にすすんで閉じ込められます。

まだクリエーション中なのでこれぐらいしか言えませんが、
ど真剣に劇場作品に取り組んでいます。


そして、これはまぁわざわざ言わんでもいいかも知れませんが、
今までは

構成・演出・振付:遠田誠
振付・出演:まことクラヴ

でしたが、今回は

構成・演出・振付:遠田誠
出演:まことクラヴ

なのです。
チラシのラフでこのクレジットを見た時、
部長の本気を感じました。

その割には稽古に遅刻して怒られてますけど。
もうちょっと頑張ります。

とにかく、10年経ってどこに帰るのか、
アウフヘーベンできるのか、是非見に来て下さいまし。




PHOTO by 427FOTO






ああ、あと一つ…


8/19
ダンスが見たい
柴田恵美振付
「LettER」
@日暮里 D-倉庫


恵美ちゃんに出会ったのは、私が21歳、恵美ちゃんが
10代の頃だったと思います。

とある舞台のアンサンブルで一緒になったのです。
その時の主役が武元賀寿子さんと伊藤キムさんでした。

武元さんに師事した恵美ちゃん、
キムさんのカンパニーに入った私、

なんとそれから16年経って一緒に踊る事になりました。
感慨深いものがあります。


そして、まことクラヴの本公演の1週間先であるという
事実に今から震える思いがいたします。

なので、すでにだいぶリハが進んでます。

かーーなーーーりーーーー独特な振付で、
これをちゃんと出来るようになったら、
私の体かなり変わるんじゃない??
という不安と期待でいっぱいです。


私の他に、若くてめっちゃ動ける素敵ダンサー達、
大人の凄みを発揮しまくってるお姉さまダンサーも
出ますのです。

詳細はまた今度なのです。






部活、ディスコ、舞台、色んな場所で色んな事できて幸せ。

違う私をお見せできるように日々精進します。



そして朝4時。

明日は午前中からカツラ合わせですよ。
いけるのか?


ついでに言っとくと、6/16、17と、江戸東京博物館で
扮装してうろうろしてます。

今回は確か大正時代の奥様かな?
刈り上げちゃったので日本髪ゆえなくて。
ごめんなさい。

おかげで眉毛剃らずにすんだ。てへ。

いつもはこうだからね。










めっちゃ鳥がさえずってるがなーーーーーー




では、おやすみ、世界。
また明日。




2012年5月6日日曜日

石巻通信 追記

昨日のブログを自分で読み返したら、「興味本位で遊びに来るな!」と言ってるみたいに読めたので、少し追記します。


普段は陽気で明るくて冗談好きの友人が、
「被害の大きいとこ行くとね、みーんな写真撮ってるよ。パチパチね。」
と言った時の表情にほんのり苦いものを感じてしまったのであんな書き方になってしまいましたが、本意はそこではないのです。


初めて自分の目で津波の傷跡を見るとそりゃビックリしますが、それはすでに起きてしまった「過去」であり、これから乗り越えて行くべき現実です。
被災地に行くなら、過去ばかりでなく、そこから立ち上がろうとしている未来に目を向けて欲しいなと切に思うのであります。


1月に訪問した時と今回とで、街の様子はそれほど大きく変わってはいませんでした。
前回、一番最初に目に入った大きくひしゃげた電光掲示板もまだそのままで、相変わらず胸が痛みました。そしてやはりインパクトがあります。

反対に、前には何もなかったところに建物が建設中だったり、閉じていたお店が改装してオープンしていたり、インパクトはなくとも小さな変化があるのも事実です。


街の人に話を聞けば震災の事を語ってくれると思いますが、その過去の話にとらわれすぎず、その小さな変化や進化を一緒に喜べたらいいなと思います。

テレビで見たよりもきれいだとか、あそこにあんなものが出来てるだとか、そういう人の営みを眺めるつもりで歩けば、楽しく嬉しく歩けると思います。


実際、ほんの半日の滞在でしかなかったのに、私は随分とエネルギーをもらって帰ってきました。今こんなに進化している場所もそうないと思います。
未来の芽を見つけるつもりで、私ももっと色々な場所を訪れてみたいと思います。


石巻はとりあえずお勧めですよ!寿司うまいし。


石巻通信 その2

先日仕事で仙台に行く用事があったので、これ幸いと石巻の友人の家に寄ってきました。GW中の事で時間が取れず、夕方について次の日の朝には仙台に向けて出発してしまうというタイトスケジュールでしたが、楽しい時間を過ごしてきました。

夕方に着くので「晩ご飯何食べたーい?」と行く前に聞かれておりました。
今、石巻は「震災バブル」なるものが到来しており、飲食店が軒並み大繁盛なのだそうです。予約しないと入れないお店がたくさんあり、いいお店ならなおさら、ひどい時には養老の滝すら予約しないと入れない状況なので、先に予約しておくとの事でした。

友人夫婦はあれこれお店をピックアップしてくれていたのですが、馬鹿の一つ覚え的に前回連れて行ってもらったお寿司屋さんをリクエストしてしまいました。
だって…おいしかったんだもん…。
二度目でも感動的においしかった!



それはいいとして、この「震災バブル」。


2012年4月14日土曜日

大人ディスコあけみvol.4 終了!

「大人ディスコあけみ vol.4 ~仮面舞踏会2 ジェイソンの恋~」
無事終了いたしました!

ご来場下さった方々、ご出演頂いたママさん方、サラヴァ東京の皆様、今回も本当にありがとうございました!

今回はあけみママと私以外の出演者は男性に絞ってみましたが、(男性と言い切れない方も色々いたけど)それぞれに色気のある方々ばっかりで、吟子はリハからキュンキュンしっぱなしでした。
役得!!!!まじで!!!

ジェイソンの恋、じゃなくて、ジェイソン達に恋しちゃいましたよ。
真剣な大人の男たちは、いい!
楽屋が若干獣くさかったけど、それすらも胸いっぱいに吸い込んで、男たちに負けまいと少ない色気を精一杯振り絞りました。真っ赤なドレスなんてほんとは柄じゃないんだけどね。
素敵な男たちの照り返しで女は輝くのねー。ありがたやありがたや。



あけみママが名付けた「大人ディスコ」というイベントタイトルですが、ほんとに大人がハメを外して楽しんでる姿は、美しくて切なくて、そして楽しくて、ああ、大人になって良かった、とおもいます。

皆さん芸にかけては本当に真剣で、それでいながら肩の力を抜いてステージに上がってゆく。その後ろ姿を楽屋のカーテンの隙間から眺めながら、エネルギーもらいっぱなしでした。

ダンスが、歌が、パフォーマンスが空間に満ちていき、笑いや感動が押し寄せて、私はただその波に乗ればいいだけでした。

実のところ鎌倉さんとのデュオはリハがボロクソで、これで本番大丈夫か!?と不安に思ったのだけれど、難しいリフトも全てうまくいったのは、その波に乗れたからだと思います。自分たちでもびっくりでした。
ありがたやありがたや。



毎回全身全霊をかけてこのイベントに臨むあけみママは、熱があるのを押して当日を迎えたため、今はさらに上がった熱でぶっ倒れております。

でもきっと、熱が下がったらまた一皮剥けて輝きが増すと思うんだ。
だって、「アジアの奇跡」ですもの。

来週は、vol.5の開催に向けて、あけみチームとSARAVA首脳陣で濃密な会議をしてきます。また素敵な時間を提供できるよう、知恵を絞って参ります。
行く度に驚きがあるようなイベントにしていきますので、皆様首を洗って、じゃなくて首を長くしてお待ち下さいませよ!


そして、まだ未確定情報ですが、初夏あたりには「大人ディスコあけみ」がSARAVA東京を飛び出して出張しちゃうかもしれません。
もし決まったらまたお知らせしますので、ワクワクして待っててね!


LOVE!and PEACE!!


吟子

2012年4月13日金曜日

いよいよ

明日、というかもう今日ですが、
あけみvol.4です!

もう4回目なんてはやいわぁぁぁ。

6月にはイベントが始まって1周年です。

今まで随分たくさんの素敵なママさん達に出演してもらいました。
このイベントがなければ出会えなかったような素敵な人たちにもたくさん出て頂きました。

あけみでは、このぐらいの時間でパフォーマンスをして下さい、とお願いするだけで、内容については各ママさん達におまかせしています。
皆さん趣向を凝らして来て下さるので、毎回当日のリハが楽しみで仕方ないです。

素敵な人たちと濃密な時間を過ごす、幸せな一日がやってきます。


明日も晴れますように!!


吟子

2012年4月9日月曜日

手放した結果

生徒のパフォーマンス、昨日無事終わりました。
色々トラブルもあったりして心配しっぱなしでしたが、
そんなのをよそにみんなキラッキラのピカピカでした。

生徒たちにとっては忘れられない公演になったと思います。
あんなに楽しそうな様子は初めて見ました。



急遽音響をやる事になった私は劇場入り以降生徒の事はほぼほったらかしでしたが、空いた時間にビデオ見て研究して、話し合ってアイデア出しあって…。
ゲネ、そのあと2回の本番と、回を重ねるごとに改良してきたのがとても良く分かりました。

意図したわけではないけど、ほったらかされたからこそ自分達でやるしかなかったのが良かったようです。音響じゃなかったらあれこれ口出ししてたかもしれないと思うと、あぶねーっ!って感じです。


ずっと経験もある年上のダンサー達に混じって、他の人達の作品を見て、同じ土俵で踊って、手厳しいダメだしもされて、それでももっと良くなると信じて最後の最後まで粘る。
教えたくても教えられない事を、自分達で勝手に学んでくれたみたいです。

百聞は一見にしかず。ですなぁぁぁぁ。


この先もダンスを続けて行くのであれば大変な事はいっぱい出てくるけど、昨日の公演を忘れないで欲しいと思います。


昨日は親御さん達の許可を得て、初めて打ち上げというものにもちょこっと参加した生徒達でしたが、大半は今日が始業式だそうで…。
しかも今日の夜はレッスンです。
みんなレッスン来るの?と聞いたら「当たり前ー!」と、舐めんなとばかりに言われました。


ダンスをずっと好きでいて欲しいなぁと思っていたけど、私がそんな事思わずとも、みんなとっくにダンスの虜なのかもしんない。


今日からは早速今月末のスタジオパフォーマンスに向けてリハーサルです。
3回のレッスンで仕上げなければいけないので、今回は私が構成も振付も決めてしまいますが、今までは「これはちょっと難しいかな」とか、「この子にこれは無理かな」とか、色々制限しながら作っていたのを全部やめにして「やれ」と言ってみようと思います。

ごめん、先生ほんとにみんなの事なめてたのかもしんないね。

割りと生徒に甘い先生だったことも自覚しているので、今後はじゃんじゃんハードルを設定して行こうと思います。
今日のレッスンでは歌を歌います。うふ。楽しみ。
私も当然歌います。あいつらにはまだまだ負けらんねー!


いやー、面白いです。先生。

2012年3月24日土曜日

手放す勇気

来月7日・8日に、私がクラスを持たせて頂いてるスタジオの主催で、東中野のRaftにて公演をします。

詳細

今回私のクラス作品は、思い切って「振付しない」宣言をし、コンセプトからタイトルから何から、全て生徒たちで作る事にしました。

最初は「え…?」みたいな感じだった生徒達も、レッスンの時間になっても椅子に座ったまま動かない私を見て、「こいつほんとにやる気ないよ」と思ったかどうだか、レッスンの時間以外も集まって相談したりするようになりました。私はすっかり蚊帳の外で、みんなもなんだかいつもより楽しそうです。


もちろんうまくいかない事も多々あり、本当は口も手も出したくてたまらないけど、我慢我慢…。
見守るのも先生の仕事だ!とは思うものの、正直言って、全部自分でやるほうがよっぽど楽です。親というものはいつもこういう気持ちなんですかね。

ほんとはめっちゃ気になってるけど、気配を消すために、レッスン中にメモ帳に落書きしたりしてるダンスの先生はこの私です。



2012年3月21日水曜日

大人ディスコあけみ vol.4! そしてvol.5!!

うっかり告知が遅くなったわ!!
すでにお知らせを手にしている方もいるかしらね。

大人ディスコあけみ vol.4 開催!です!


あけみママと二人で「やりましょ!」と決めてから1年、
ありがたい事に順調に回を重ねてこられました。

これもひとえに遊びに来てくださるお客様と、
毎回盛り上げてくれる素敵すぎるパフォーマーの皆様と、
全面的にバックアップしてくださるSARAVA東京と、
あけみママとあたくし吟子のおかげです!

みーんなのおかげでみーんなが楽しくて、最高ね!

さて、1年という事で、今回はほんのり趣向を変えましたよ。
あけみママとあたくし吟子以外は、全て妙齢の男性で揃えてみました!
素敵な男性ばっかりだから、女性の皆様は気付け薬でも持参してね。
男性の皆様にはあけみと吟子がたっぷりサーヴィスするから安心して!


題して


~誘惑の仮面舞踏会2 ジェイソンの恋~

ジェイソンって言ったらもちろんあのジェイソンよ。
仮面の下はイケメンだって信じてる。

そう!vol.4は4月13日の金曜日に開催なのです~
覚えやすいでしょ?

不吉な予感におののきながらいらして下さい。
あ、でもチェーンソーは持ってこなくていいから。

以下詳細↓


2012年3月11日日曜日

2012年3月11日

私は毎年この時期になると、寒さが緩む日に「春が来た!」と勘違いして薄着で出かけ、夜にはガタガタ震えて人の上着を借りたり、稽古着を重ね着したり、ユニクロに駆け込んだり、という失態をもう何年も繰り返してきました。

3月の、桜が満開の日に生まれた私には、3月=春、というイメージが強固にあったのです。

私があんまり毎年同じ事を繰り返すので、
「そろそろあれが来るか?」
と周りの友人たちが期待するほどです。


ところが、今年は勘違いしませんでした。
なぜなら、去年の3月11日がとても寒くてオール電化の我が家では暖房器具をつけられず、その後しばらく家の中でダウンジャケットを着ていたのを忘れようがないからです。


3月は結構寒い。
私はこれをもう二度と忘れないと思います。



2012年1月7日土曜日

新年のごあいさつ と 石巻について

明けましておめでとうございます。
とか言ってる間にもう新年明けて1週間が経とうとしていますが、
よい年にしたい、というよりもよい年になりますように、
と願うような気持ちであります。

2011年は、どれだけ自分が人に助けられているのかを
痛感するような年でした。
10年以上の付き合いの人から、知り合ったばかりの人、
電車で隣あっただけの人まで、等しく大切にしていきたいと思います。
皆様今年もどうぞよろしくお願いいたします。


さて、2011年にやり残した事は色々ありますが、そのうちの一つ。
昨日今日と、石巻の友人を訪ねてきました。
自分でも遅いと思いますが、震災後初めて被災地に行きました。