11/11〜20でインドに行ってきました。
まずデリーに行くという事だけ決めて、あとはなりゆきまかせでしたが、
デリーで整体師として働く尾形なおちゃんと一緒にジャイプルに
日帰り旅行をして、その後は一人でヨガの聖地リシケシに行ってきました。
デリーで整体師として働く尾形なおちゃんと一緒にジャイプルに
日帰り旅行をして、その後は一人でヨガの聖地リシケシに行ってきました。
そもそもインド行きの話が出たのは(というか私が出した)、夫の兄、
つまり義兄一家がデリーに駐在しているからであり、私の友人もデリーに
いるとは言え、最初に数日に泊めてもらうのはお義兄さんの家でした。
つまり義兄一家がデリーに駐在しているからであり、私の友人もデリーに
いるとは言え、最初に数日に泊めてもらうのはお義兄さんの家でした。
夫が行けなくなった時点で当然「今回はなしだね」という話が出たのですが、
私の中では一瞬たりともやめようとは思いませんでした。
「じゃあ私一人で行ってくるよ」と言った時夫は少し驚いていましたが、
特に反対もされなかったので翌日さっさと飛行機を予約してしまいました。
特に反対もされなかったので翌日さっさと飛行機を予約してしまいました。
意地になっていた訳でもないし、コレ幸いと一人を楽しもうと思ったわけ
でもなく、自然な流れとして「じゃあ一人で行こう」と思ったのです。
でもなく、自然な流れとして「じゃあ一人で行こう」と思ったのです。
結果として、一人で良かったと思っています。
夫といたらそれはそれでもちろん楽しかったはずですが、多分ヨガの聖地には
行かないだろうし、二人で同じ景色を見ることに価値を置いたはずです。
行かないだろうし、二人で同じ景色を見ることに価値を置いたはずです。
一人だったので、たまたま隣に座った人と長話をしたり、「今私はこうしたい」
を誰にはばかる事なく実行でき、それはとても新鮮でした。
を誰にはばかる事なく実行でき、それはとても新鮮でした。
それに、帰る場所があるから遠くまで行けるのだ、という事も分かりました。
今回の旅に関してはいくら語っても語り尽くせないような思いがします。
どこに行ったとか何を食べたとかは書くつもりはありませんが、先日書いた
散文を転載します。
散文を転載します。
旅の楽しさが少しでも伝われば幸い。
写真の一部はこちら。
気付くとインドの事を考えてる。
回想するのではなくて、次はあそこに行こうとか、○万円あれば1ヶ月は滞在できるなとか、気付くと具体的なプランを真剣に考えている。
毎晩寝る前には、せっかく買ったのに忘れちゃってインドに持って行かなかった地球の歩き方を熟読している。リシケシではガイドブックがなくて困ったけど、今読みながらこれを持って行かなくて良かったと心底思う。
情報がないから現地の人に聞くしかなくて、そのおかげで色々な人と話しができた。
それに、ガイドブックに書かれている事は、山盛りのトラブル事例集、掲載されている宿やレストランの値段や情報、どれも違和感を感じるものが多い。これらの情報を行く前に読んでたら頭から信じてしまって自分の価値観を見失っていたかも知れない。
さらに、自分で感じた事と照らし合わせて「これはおおげさだ」と嘆いたり、「そういう見方もあるか」と感心したり、「もっといいとこ知ってるもんね」と悦に入ったりするのも楽しい。
今回の旅では、ガイドブックを忘れた事の他にも、昼間の暖かい時に何となくジャケットを買ったら、その数十分後に山の上にツーリングに行く事になったり、何となく気になる路地を覗いたらものすごく気に入る物に出会えたり、「何となく」の巡り合わせがものすごく良かったのだ。
20歳の時、家庭教師のイギリス人に勧められて2週間一人でイギリスを旅した時は、一生懸命バイトしてお金を貯めたのもあり、「せっかく来たんだから」と無理をしてしまって楽しめなかったところがあったけど、今回はそういう感じがまるでなかった。
そんなに旅好きとか旅慣れてるほうではないし、どこにいてもアジア人は目立ってしょうがなかったのに、あんなに楽にいられたのは自分でも驚く。
これは、インドに呼ばれたのだと言っても差し支えないと思う。
かと言って、たかだか10日の旅でインド通を気取るつもりもない。
今のこの感じは、例えて言えば、今まで名前を聞いたことはあっても読んだ事がなかった小説家の本をたまたま一冊読んだらツボにはまってしまって、この人の他の本も読んでみたい!と強く思っているような状態。
だけど、他の本も面白いと思うかどうかは分からないし、全然違う作風のものもあるかもしれない。
そういうギャップも含めて次の一冊が読みたくてたまらない、という感じだ。
今まで色んな国に行ったけど、また来たいなー、ではなくて、また行く、と確信するのは初めてかもしれない。
次は少なくとも1ヶ月は滞在したい。
そのために何かを諦める事になっても構わない、ぐらいの気持ちになっていて、それは私の場合、つまり舞台への出演という事になると思うのだけど、これはちょっと冷静に考えないといけない。
ただ、そのぐらいの魅力がある事は間違いない。
インド。
完全に恋してしまった。
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