tag:blogger.com,1999:blog-40872516719438305012024-03-05T18:30:52.945+09:00のほほん日記ダンサー長井江里奈の日記&お知らせなど。zocchihttp://www.blogger.com/profile/16742777793949874868noreply@blogger.comBlogger56125tag:blogger.com,1999:blog-4087251671943830501.post-90357123952550388052013-10-22T04:10:00.002+09:002013-11-08T00:41:36.657+09:00お引越し<a href="http://www.erinagai.com/">http://www.erinagai.com</a><br />
<br />
にお引越し。zocchihttp://www.blogger.com/profile/16742777793949874868noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-4087251671943830501.post-28194609344507317112013-10-18T02:04:00.000+09:002013-10-18T02:04:22.378+09:00プロフィール2013年10月現在<br />
<br />
最近ソロ活動をするようになって「一体あなたは何者なのか」みたいな事をよく聞かれるようになったので、まとめてみます。<br />
<br />
1990年 15歳<br />
高校のダンス部でダンスを始める。憧れはジャネット・ジャクソンと、ジャズダンススタジオの先生。<br />
<br />
1993年 18歳<br />
専門学校のダンス科に入学。クラシックバレエ、モダンダンス、ジャズダンス、タップダンス、ストリートダンス(とその頃は呼ばれていた)をひと通り習う。<br />
モダンダンスに傾倒する。<br />
<br />
1994年 19歳<br />
「ooze:ko」というグループに誘われてちょこっと出る。<br />
衝撃の楽しさ。人生変わったかも。<br />
この頃から芝浦のGOLDと麻布のYELLOWに時々遊びに行くように。<br />クラヴ文化というものに触れる。これまた衝撃。<br />
<br />
1996年 21歳<br />
専門学校を卒業して、望月辰夫、能美健志、軽部裕美にクラシックバレエとモダンダンス(グラハムテクニック)を習う。一向に上達せず。(先生が悪いわけじゃありません)<br />
<br />
1998年 23歳<br />
たまたま行った伊藤キムさんのワークショップがものすごく面白くて1年ほど通った後、「伊藤キム+輝く未来」のメンバーになる。国内、国外でいっぱい舞台に立たせてもらいました。ありがたや。<br />
<br />
2001年 26歳<br />
「伊藤キム+輝く未来」の解散後、「まことクラヴ」の活動を始める。<br />
劇場以外の場所(商店街、美術館、映画館、路面電車、他にもとにかく色々…)で、踊ったり喋ったり。映像作ったり。<br />
<br />
以後、たまーによその舞台に出たりしつつ、基本的にはずっとまことクラヴの活動に専念。<br />
<br />
2011年 36歳<br />
ダンサーたかぎまゆさんに誘われて「大人ディスコあけみ」というイベントに参加。<br />
「吟子」という源氏名を頂く。<br />
<br />
吟子、長井江里奈でソロ活動をぼちぼち開始。<br />
踊ったり喋ったり。<br />
<br />
2013年 38歳<br />
「山猫団」を立ち上げる。<br />
他にも踊ったり喋ったり。<br />
<br />
<br />
ざっとまとめてみたけどどうという事はなかったです。<br />
<br />zocchihttp://www.blogger.com/profile/16742777793949874868noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-4087251671943830501.post-73158145986166646502013-10-17T03:06:00.000+09:002013-10-17T03:06:17.907+09:00好きこそものの上手なれ昔の人はほんとに上手いこといいます。<br />
<br />
上手いかどうかは置いといて、私が高校のダンス部からもう20年以上ダンスを続けてきているのは、好きだから、の一言に尽きます。<br />
踊ることそのものも好きだし、作品作りで人と関わるのも、舞台に立ってお客さんの反応を見るのも好きです。人が踊るところを見るのも好きです。<br />
<br />
でもそれってなんか青臭いよね、と恥ずかしく思う気持ちもなくはないし、好きとか何とかは吹っ飛ぶぐらい切羽詰まることも多々あります。<br />
なんでこんな大変な事してんの!?と本気でわからなくなる事もしょっちゅうです。<br />
<br />
ですが今回7人の大学生達と一緒に一つの舞台を作り上げ、「好き」という気持ちは何にも勝ると改めて思いました。<br />
<br />
<a name='more'></a><br /><br />
<br />
予算もない、知識も技術もない学生たちが集まって何ができるのか。<br />
私にはわからなかったし、本人たちにもわからなかった。<br />
ただ私は公演を一つうつことの大変さだけは身に沁みてわかっていたので、何とかそれだけわかって欲しいと思っていました。<br />
<br />
もっと率直に言うと、大人気なくも、丸投げされてたまるかと思っていました。<br />
知識と技術がないなら、アイデアと情熱と時間を差し出せ、と迫りました。<br />
アイデアを出してもらったにしても、それを形にして体現する、しかもお金をもらう公演に仕立て上げるのはどんだけ大変な事か、思い知れ!一緒に苦しめ!ぐらいに思ってました。<br />
<br />
それを伝えるには、稽古場に来てもらうのが一番です。<br />
用事がない時はとにかく毎回稽古に来いと伝え、特にやってもらう事がなくてもただ稽古を見ていてもらいました。<br />
ほんの1分の曲に振付をするのにどれだけ時間がかかるのか。<br />
たった一行のセリフの言い回しを変えるためにどれだけ悩むのか。<br />
(私が優柔不断で遅いだけですけど)<br />
学生たちはほんとによく汲みとってくれました。<br />
<br />
特に照明、音響に関しては作品にダイレクトに関わるだけにどこまで要求していいのかの線引に悩みましたが、結局劇場に入っちゃうとあれもこれもと要求してしまいます。<br />
学生の事を思うとできるだけ簡単にしてあげたいけど、作品の事を思うと譲りたくない。<br />
一つ何かを要求するたびに「できる?」と聞きましたが、「無理です」とは言われませんでした。<br />
<br />
それでもまだ、本番を迎えるまでは内心色々心配しっぱなしでした。普段周りにいる制作さんやテクニカルスタッフの動きを見ているだけに、抜けているところがないか、気がついていないところはないかが気になって、自分の事はいつも後回しでした。<br />
<br />
これも大人気なくも白状しますけども、ほんとは演出と出演に集中したかった。<br />脚本を書くのも、芝居の演出をするのも、作詞をするのも、大量のセリフを覚えるのも、1時間以上舞台に立ちっぱなしなのも、全部初めてだったからです。<br />
自分でいっぱいになれない事のフラストレーションはいつもありましたが、学生たちの真剣な表情の前で、そんな態度は表に出せない。<br />
稽古場でも、台本を手にした学生たちが見つめているので適当にやる事はできませんでした。自分一人なら、頭の中でシュミレーションしながら適当にパパっと動くだけで済むところも、みんなが動きやタイミングを覚えられるように、極力実際の通りにやるようにしました。自分のための稽古というより、自分を含めたみんなのための稽古という感じ。<br />
<br />
今思えば、それがほんとに良かったのだと思います。<br />
いい加減な私が、自作自演のものの中でここまで稽古通りにやれた本番は今までにありません。<br />
<br />
結果、本番はノーミスでした。受付での対応も、会場での誘導も、本番のオペレートも。<br />
もし失敗したら私がカバーしようと思っていましたが、そんな必要は全くなかったです。<br />
オペレーターが学生だという事、言わなければお客様も気が付かなかったのではないでしょうか。<br />
音響や照明のきっかけの数はかなり多く、タイミングもシビアでした。私だったらやりたくないぐらい込み入ってました。<br />
一回はけるごとにものすごいスピードで早替えをしていたのですが、その段取りも完璧でした。私は言われるがままに着たり脱いだりしていただけです。<br />
<br />
これには正直びっくりしました。<br />
とどこおりなくできるように稽古は重ねたつもりですが、それでも時間が十分にあったとは言えません。何か失敗しても責められるべき環境ではなかった。<br />
ほんとに、よくやってくれたと思います。<br />
<br />
そしてその原動力は、やっぱり「好き」だと思うのです。<br />
劇場が、舞台が、お芝居が、歌が、踊りが。<br />
<br />
今回の作品は、期せずして「職業」がテーマになりました。<br />
決して学生達のために作った作品ではないのですが、やっぱりこれは彼女達に捧げたいと思います。<br />
今後彼女たちがどんな職を選び、どんな風に生きていくのかは分かりませんが、「好き」がどれだけ自分たちに力をくれるのか、他人に力を与えるのか。覚えていてほしいなと思います。<br />
<br />
あと、「好き」だけでやってきても、何とかなるよ。<br />
とりあえず、38歳の私は今すげー楽しく生きてるよ、ってことも。zocchihttp://www.blogger.com/profile/16742777793949874868noreply@blogger.com1tag:blogger.com,1999:blog-4087251671943830501.post-23154715916704417092013-09-14T02:59:00.000+09:002013-09-14T03:16:23.397+09:00私を料理してこのところ、若い人との共作が続いています。<br />
<br />
10歳以上年下のピアニスト北園優、同じく10歳以上年下のサックスプレイヤー大石俊太郎君、さらに19歳年下、つまりぴったり半分の教え子と、その子の所属するラボの大学生たちと。<br />
7月に一緒に踊った伊東歌織ちゃんもだいぶ年下だな。<br />
<br />
みんなそれぞれ私に対するイメージがあるらしく、何かしら提案をしてくれます。<br />
<br />
<br />
<a name='more'></a><br />
<br />
<br />
特にミュージシャンの二人はそれがはっきりしていて、山猫団を一緒にやった優は、私が「ライオンになりたいんだよね」と言っただけで歌い出しの歌詞とメロディと、だるそうに寝っ転がっている私の絵がセットで浮かんだそうで、「絶対こういう風に歌って欲しい!」と言って譲らず、結局10分近く下手くそな歌を歌う羽目になりました。<br />
<br />
明日出演する「歓楽通り。」の音楽を頼んだ俊太郎君も、まず始めに私のテーマを作曲して聞かせてくれました。それは何というか、ちょっとチェコのアニメーションの劇伴みたいに不穏な感じで、デパートがテーマだって言ってるのに何故か暗い森の中のようなSEをつけてきました。<br />
かなり気に入ったので、そのテーマを色んなバリエーションにアレンジしてもらい、10分間のとてもドラマのある曲ができました。<br />
<br />
10月に一緒に舞台を作る学生達にも、「私にどんな事をやって欲しい?」と聞いたところ、なんだそりゃ、というようなシチュエーションを色々妄想してくれて、面白かったのでほぼ全部採用しました。<br />
<br />
<br />
どの人に対しても自分のやりたい事を色々説明しているし、それぞれちゃんと聞いてくれているのだけど、みんな言葉よりも他のところから拾ったり受けたりしているようで思わぬ球を返してきます。<br />
<br />
元々受け身体質ではあるけれど、筋金入りの頑固者な上にできる事もたいして多くはなく、そんなに柔軟でもありません。<br />
自分に対するセルフイメージはかなり強固にあるし、その線を外す事もあまりしたくはないです。ソロで踊ることになれば、どうしたってかっこつけます。かっこ良くありたい、というカッコ悪い願望を手放せません。<br />
<br />
年齢が関係あるのかどうか分からないけど、若い人達には私のそういう願望をさらっと無視して自分のイメージを推してくる感じがあり、それを面白がって受け入れる私がいます。重いだろうな、と思いつつもポンと無防備に身を投げ出しちゃいます。<br />
<br />
大人の余裕…?を見せつけているのだったりしたらものすごく嫌だけど、今のこの年齢だからこそ受け入れられるんだろうな、という感じはあります。<br />
<br />
ただの迷惑な大人じゃないといいなと願いつつ、この先しばらくはもっと無防備な素材である事に専念してみようと思います。<br />
<br />
年をとるのも楽しいものだ!<br />
<br />
<br />zocchihttp://www.blogger.com/profile/16742777793949874868noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-4087251671943830501.post-90559678047515166292013-06-07T01:29:00.000+09:002013-06-07T01:45:07.201+09:00Do as you would be done by.タイトルは、高校生の頃に最初に覚えた英語のことわざ。<br />
<br />
「人にされて嬉しい事をしなさい」<br />
と言うような意味。<br />
<br />
<br />
便箋や封筒、ポストカードといったものが大好きで、素敵なのを見つけるとすぐに買ってしまいます。<br />
いつも持ち歩いている手帳の中には必ず何枚かのポストカードと50円切手が入っていて、ふと思いついた時にメッセージを書いて郵送したり手渡したりしています。<br />
<br />
便箋とか封筒って不思議な買い物で、気に入ったから買うのに自分のものではありません。だけど色々眺めているのも楽しいし、素敵なのを見つけるとすごく嬉しい。<br />
お手紙や葉書を出す相手は、決まって好きな人たちです。<br />
自分の好きな人たちが、これを受け取って少し嬉しい気持ちになってくれたら私も嬉しい。<br />
<br />
<br />
手紙や葉書って、出してから相手に届くまでに時間差があるのもいい。<br />
相手がいつそれを読むか分からないし、もしかしたら何かの間違いで届かない事だってあるかもしれない。<br />
それでもいいか、と気軽に出せるところも押し付けがましくなくていい。<br />
<br />
返事が欲しい訳ではなく、ただ伝えたい事がある時があるのです。<br />
願わくば、ちょっと喜んでくれたらいいな、と思いながら。<br />
<br />
<br />
<a name='more'></a><br />
<br />
<br />
山猫団を通じて、たくさんのお手紙を書き、受け取りました。<br />
案内状のおかえしに、とお手紙を持ってきてくれた人もいます。<br />
そして、終演後にはアンケートではなくお手紙を書いてもらいました。<br />
これも、公演の内容について感想が聞きたかったわけではありません。<br />
どんな事を書いてもらっても良かった。<br />
書きたい、伝えたいと思った事を好きなように書いて欲しかった。<br />
<br />
そして、今さらにそのお返事を書いています。<br />
はと画伯とああでもないこうでもないと言ってる間に、結局封筒を手作りしてしまいました。(そのせいで時間がかかりすぎ…終演してから1週間以上経っているのに、まだ発送までいたっていません)<br />
<br />
ものづくりの基準になるのは、どんなものを受け取ったら自分は喜ぶだろうか?という事。こんな風になってたらかわいいよね、嬉しいよね、と言っているうちにどんどん手間がかかっていき、おかげでいつも大変な事になってしまいますが、作っている時はほんとに楽しいし、その「手間」が嬉しいものだと思うのです。<br />
<br />
<br />
結局のところ、山猫団とは私がどのように他人と関わりたいのかを表したものなのだと思います。壮大な仕掛けのコミュニケーションツール。<br />
基本は、一対一。<br />
みんな、ではなく、あなたと。<br />
あなたがどう受け取っても構わない。<br />
でも、私はこれをあなたに受け取ってもらいたい、そして願わくば喜んでもらいたい。<br />
<br />
<br />
絵や音楽やポストカードと言ったものは、家に持って帰って一人で眺めたり聞いたりする事ができる。<br />
パフォーマンスはなかなかそうはいかない。<br />
広い場所で、みんなで同時に同じものを見る。<br />
でもそこを、なんとか個人的な体験にしたかったのです。<br />
そのための仕切りであり、円形のステージであり、カーテンなのです。<br />
同じものを見られる人は一人もいない。<br />
見ているあなたを見ている人も誰もいない。<br />
<br />
一億総評論家時代、何でもかんでも感想書いてシェアして…という時代に対する反発もあるかもしれません。<br />
体験も感想も個人的なもので、どう感じたかなんてみんなそれぞれの自由。<br />
全く同じように感じる人なんていません。<br />
100人中99人が素晴らしいと言うものを楽しめない1人だっているし、その逆もあって当たり前。山猫団の公演を心から楽しんだ人もいるだろうし、全然つまらん、と思った人もいるでしょう。<br />
ただ私たちはこれをいいと思う、こんなものが見たい、というものを最大限、できる限り形にしました。それをつまらん、と言われたら多少がっかりはしますけど、仕方がないな、と思うだけです。<br />
<br />
楽しんだ人はその分お金を払ってね、というシステムも我ながらとってもフェアだと思っています。モノの価値なんて人それぞれ。同じ回で、1,000円払ってくれた人と10,000円払ってくれた人がいました。<br />
1,000円にしたって、もっと払いたいけどこれしかないよ!という人もいれば、しぶしぶ1,000円置いていった人もいるかもしれない。<br />
その人にとって1,000円がどういう価値をもつのか、それもわかりません。<br />
私らはただ自分たちの良いと思うものをやるだけです。<br />
喜んでもらえたらいいな、と願いながら。<br />
<br />
<br />
今の私の夢は、いつか山猫団の公演を客席の後ろ、会場の隅っこからそっと眺めて一人でニマニマ喜ぶ事です。<br />
私が喜ぶような公演を山猫団にやって欲しい。<br />
そんな日が来るまで、せっせと山猫団を育てていきます。<br />
<br />
<br />zocchihttp://www.blogger.com/profile/16742777793949874868noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-4087251671943830501.post-61484528256511369252013-04-14T03:16:00.001+09:002013-04-14T03:16:49.760+09:00空っぽの手で<br />
昨日の「混浴ゴールデンナイト! in 東京」に関わってくださった皆様、サラヴァ東京の皆様、そして見に来て下さった方々、来られなかったけど応援して下さった方々、本当にどうもありがとうございました。<br />
<br />
どんなイベントも舞台もそうですが、準備はフェードイン、終わりはカットアウトです。もう少し昨日のステージを思いながら余韻に浸りたいけど、そうも行きません。<br />
次、に行かなくてはいけない事は重々承知の上で、往生際悪く昨日のステージの事を考えています。<br />
<br />
<br />
ふむ…<br />
<br />
ほんとに、まだまだ先だと思っていたゴールデンナイトが終わり、時の経過の速さを感じています。<br />
<br />
これからも、こうやって何かが始まっては終わり、始まっては終わり…と続けていくのかなと思うと寂しくはありますが、終わりは始まり。なのだと思います。<br />
<br />
何かが終わる。だから始まる。<br />
そして、例え終わっても、その時握ったものの感触はずっと消えない。<br />
<br />
ついぎゅっと握りしめてしまいたくなるけど、握りしめた手のままでは、何もつかめない。<br />
<br />
感じたものは、嬉しさも楽しさも悲しさも悔しさも、全部体に刻みつけて、また空っぽの手を開いて次に進もうと思います。<br />
<br />
<br />
先へ、未来へ、飛び込む勇気を与えてくれる周りの皆さんに感謝。<br />
<br />
この先何が待ち構えているのか分かりませんが、恐れずに進みます。<br />
<br />
<br />
ありがとう。<br />
<br />
<br />
周りの皆さんに、お客様に、踊りの神様に。<br />
<br />
ラヴ。<br />
<br />
<br />
zocchihttp://www.blogger.com/profile/16742777793949874868noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-4087251671943830501.post-47441676472612506152013-03-27T15:57:00.001+09:002013-03-29T00:41:41.232+09:00我々は、山猫団である。2月15日の「大人ディスコあけみ」が終わって、しばらく真っ白に燃え尽きてました。<br />
こんなことって今までなかったという程何もできず、考えられず、仕事が暇だったのもあって人生の日曜日を過ごしていました。<br />
<br />
ところが3月1日の朝起きた時からスイッチが入りました。<br />
何の根拠も理由もなく、突然体と頭が動き出し、ぼんやりとしていた5月のソロ公演に向けていきなり行動し始め、人を集めて「山猫団」を結成しました。<br />
<br />
<a name='more'></a><br />
<br />
<br />
「山猫団」<br />
宮沢賢治のお話だけを上演する人形劇団?と聞かれたりもしましたが、違います。<br />
<br />
言うなれば、サーカス、見世物小屋、覗き部屋、お化け屋敷、テーマパーク、そんなようなものですが、そのどれでもないです。<br />
ダンス公演でもないし、ライブでもないし、お芝居でもインスタレーションでもないけど、そのどの要素も含みます。<br />
<br />
なんと呼べばいいのかは分からないけど、やろうとしている事はものすごくはっきりしています。<br />
<br />
<br />
<br />
構成メンバーは、ミュージシャン、絵描き、図画工作アーティスト、デザイナー、ダンサー、照明家、音響、舞台監督、カメラマン、衣装作家、などなど。<br />
<br />
その中心にいる私は、周りの人を信じて思いつくままに色んな事を無責任にどんどん投げかけて行くだけです。みんな喜んだり焦ったりしながらボールを受け取って、返してくれます。<br />
<br />
そのやり取りが楽しくて楽しくて仕方ない。<br />
<br />
<br />
<br />
ここに集まった人達を、肩書きで呼ぶのは本当は嫌です。<br />
ミュージシャンだって踊るし、照明家は美術家の作るオブジェに明かりを組み込もうとするし、音響さんから衣装に関する提案があり、絵描きは公演に関連した展示を別会場で開催する事をさっさと決めてきました。<br />
ある一人の人を、何かの肩書きで呼ぶ事なんて本来できないのです。<br />
今回集めたのは、もちろんその技術や才能やセンスに惚れての事ですが、何より一緒に面白がって作ってくれるであろう人々です。だから、私のやりたい事を実現するためのスタッフじゃなく、私も含めて、皆団員なのです。<br />
<br />
私だってダンサー長井江里奈だったり、大人ディスコあけみの吟子だったり、舞台で映像撮影してたりします。そのどれか一面だけでこれをやろうとしている訳ではありません。<br />
いわば、全存在をかけて取り組んでいます。<br />
<br />
<br />
<br />
何故こういう事をしようと思ったかについて話し出すととても長くなるので割愛しますが、短く言うならば、「元々こうだった」のです。<br />
<br />
私はダンスが好きで踊る事が好きで、自分で入ったつもりはないけども、いつの間にか「コンテンポラリーダンス界」でダンサーとして生きてきました。<br />
影響されやすいですし、流されやすいですし、染まりやすいですし。<br />
<br />
ちょっと、メガネについた色を一回抜きたいと思うので、このところ所謂ダンス公演は見に行っていません。<br />
別に行ってもいいのだけど、同じ時間で同じお金を払うならば、もっと未知のものを見に行きたいと思うのです。<br />
<br />
<br />
この半月、舞台芸術に関する常識を一から疑ってかかっています。<br />
舞台芸術周りには変だと思う事がいっぱいあります。<br />
私は自分で変だと思うことはやりません。<br />
<br />
<br />
<br />
そして、踊りたい、そしてそれを人に見て欲しい、そこから何かを感じて欲しい、という思いは先月の大人ディスコあけみで一旦燃え尽きてしまったようです。<br />
<br />
<br />
正直に告白すると、あけみ以来全く踊っていません。<br />
踊りたいという欲求はもちろん強くあるものの、それより美術の事とか考えてる方が楽しくてあっという間に一日が過ぎて行きます。踊る暇がない。<br />
<br />
さらに言ってしまえば、本番で踊るのも別に私じゃなくていいとすら思います。<br />
面白ければなんでもいいのです。<br />
その瞬間を構成する要素として私が適当ならば私が踊りますけれども、もっと他にいいものがあれば、別のダンサーでも人形でも動物でもなんでもいいのです。<br />
<br />
<br />
とは言え、やはりダンサーとしてそこで鑑賞に耐えうるだけのものでありたいとも思います。<br />
そう思うダンサーの私もいるにはいるけど、今のところ冬眠中です。<br />
3月一杯はこのまま妄想をフル回転させて、4月になったらダンサー長井江里奈さんと吟子さんにも起きてもらおうと思います。<br />
やっと実現したゴールデンナイト! in 東京もあるしね。<br />
こっちも、一出演者である事を忘れて打ち合わせやら何やらに奔走しております。<br />
人が集まるための場が出来ていくのは楽しいよ。<br />
<br />
<br />
「山猫団」の詳細は4月になってメインビジュアルが完成してから発表しようと思います。<br />
<br />
ただいまポスターと案内状を作成中ですが、ダンス公演に折込をするつもりはありません。<br />
チラシではなく、案内状だからです。<br />
<br />
見たいと思う人に見て欲しい。<br />
欲しいと思う人のところにきちんと届くように、一通ずつ郵送するつもりです。<br />
<br />
楽しみにお待ちくださいませ。<br />
<br />
<br />
<br />zocchihttp://www.blogger.com/profile/16742777793949874868noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-4087251671943830501.post-34229165022311217172013-03-12T14:03:00.001+09:002013-03-12T18:31:59.072+09:00決意表明<br />
3月1日より、5月末のソロ公演に向けて、どうしてもいて欲しい人に一人一人声をかけて回っています。<br />
<br />
人選は、100%直感。<br />
<br />
その人がどんなものを作るのか、見たことすらない人にまで声をかけてます。<br />
<br />
今のところ、この人、と思った人は全員スケジュールが空いてました。<br />
そして、「やる」と言ってくれました。<br />
<br />
<br />
自分のやりたい事を話すのはほぼプロポーズみたいな気分で、「やる」の一言を聞くまでは心臓バクバク、どうやって伝えようかと喋り、動き、絵や写真を見せ、あの手この手で口説き落としています。<br />
<br />
ただやって欲しいわけじゃなく、「面白い!」と思って参加して欲しいのです。<br />
でもこっちには素敵な指輪も何にもない。<br />
あるのはアイデアと情熱だけです。<br />
<br />
<br />
私の熱がその人に伝わると、ふわっとその人から照り返しのようなものが返ってきます。<br />
<br />
にやっと笑う人、<br />
自分のイメージをバーっと言葉にする人、<br />
腕組みをして何事かを考え始める人、<br />
バッとノートを開いてバリバリと絵や図を書き始める人、<br />
ノートパソコンを開いて何かを検索し始める人。<br />
<br />
そういうのを見ると、心の中で「しめしめ」と思ってしまいます。<br />
<br />
そして、みんな口を揃えて「面白い。でも、こりゃ大変だ」と言います。<br />
大変だ、と言いながら、自ら巻き込まれて行く人々。<br />
<br />
<br />
まだ口説けてない人、正式参加の返事をもらっていない人もいますが、自分の直感が間違っていない事を日々確信しています。<br />
<br />
一緒にやれる嬉しさを感じてゾクゾクしながらも、引っ張りこんでしまった責任をずっしりと感じています。このところずっと、ゾクゾクずっしりしながら手に汗握ってます。感情がその2つしかなくなってしまったみたいです。<br />
<br />
<br />
<br />
一人一人と話しながら、その人から出てきた言葉、アイデア、イメージをすくいあげる。<br />
そういう時間の中で何故自分がこの人を選んだのかがわかってきます。<br />
<br />
<br />
結果、ソロ公演ではなくなりました。<br />
それどころか、ダンス公演ですらありません。<br />
<br />
<br />
正式発表はもう少し形が定まってからにします。<br />
<br />
<br />
ですが、今まで自分が感じてきたこと、経験してきたこと、出会って来た事、全てがここに向けて集結していくのを日々感じています。<br />
<br />
自分の持てる時間、力、お金、才能、情熱、とにかく全てをここに注ぎ込む所存です。<br />
<br />
なので、6月に頂いた舞台への出演依頼もお断りしてしまいました。<br />
これが終わったあと、自分が踊りたいと思っているかどうか自信が持てないからです。<br />
<br />
<br />
<br />
死ぬまで踊っていたい。<br />
そういう思いはあります。<br />
でも、踊り続ける事は目的じゃなく、あくまでも結果。<br />
<br />
いつも思う事ですが、これが最後になっても構わない。<br />
そう思えるところまで振り絞りたいと思います。<br />
<br />
そこまでしなきゃ、未来など開けない。<br />
<br />
<br />
そんな風に思っています。<br />
<br />
<br />
<br />
たくさんの人に見て頂きたい、ともちろん思いますが、<br />
本当に見たいと思う人に見て頂きたいと思っています。<br />
<br />
<br />
<br />
見たい、と思えるだけのものを。<br />
<br />
<br />
<br />
<br />zocchihttp://www.blogger.com/profile/16742777793949874868noreply@blogger.com2tag:blogger.com,1999:blog-4087251671943830501.post-12666549271176188562013-02-27T03:55:00.001+09:002013-02-27T03:55:28.068+09:00P.S.何分往生際が悪いので。<br />
<br />
全然関係ない人だったりとか、<br />
手がすべるっていうかもう故意だったりした場合は、<br />
化けて出て見せます。<br />
絶対に。<br />
<br />
枕元でピンヒールのかかとを鳴らしながら夜な夜な踊りますよ。<br />
<br />
<br />
なので、そういう事に巻き込まれないようによく注意して生きていきます。<br />
元気に、楽しく。<br />
<br />
<br />
<br />
<br />zocchihttp://www.blogger.com/profile/16742777793949874868noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-4087251671943830501.post-5566595946699582832013-02-26T02:09:00.004+09:002013-02-26T02:29:24.012+09:00遺書酔っ払ってる今、「人間いつ死ぬか分かったもんじゃない」という実感を持っている今、書きます。遺書を。<br />
<br />
今日赤信号をバーンと突っ切る車を見ました。<br />
大震災の例を出すまでもなく、ちょっとしたタイミング、ちょっとした運・不運で生死が分かれる事はありますね。<br />
<br />
例えば。<br />
今私は仲間と飲んで帰ってきたとこですけどね。<br />
この帰り道で轢かれて死んだとしましょう。<br />
そしたら、私を呼び出した仲間はきっと後悔する事でしょう。<br />
「俺があそこで呼び出さなければ死なずに済んだ」<br />
「終電で帰さずに、もう一杯飲もうと言っていれば」と。<br />
<br />
そうじゃないぜ。<br />
そうじゃないんだぜ、と言っておきたい。<br />
<br />
わざわざ言わんでもいい事を敢えて口にしようという気分の時期なので、言っておきたい。<br />
<br />
私はね。<br />
今、結構一所懸命生きてますよ。長井江里奈として。<br />
でも、もういつ死んでもいい、何てことは思いません。<br />
やりたい事も、行きたい場所も、会いたい人も、色々ある、いる。<br />
生に対する執着はありまくりです。<br />
でもその一方で、不本意ながらも死んでしまう事はあるかもしんないよね、と思ってます。実感としてそういう思いを持ってます。<br />
<br />
だからね。言っておきたい。<br />
今、私が、割りと一所懸命生きているのも、生きていけてるのも、ダンサーとして何とかやれているのも、あなたのおかげだと。<br />
そこには感謝しかない。<br />
例えあなたの手がすべってそのせいで私が死んだとしても。<br />
それでも感謝しかないよと。<br />
言っておきたい。<br />
<br />
<br />
これを読んで、「俺のことか」「私のことか」と思ったあなた。<br />
そうです。あなたです。<br />
<br />
面と向かって言えばいいかもしんないけどね、なかなか言えんですよ。<br />
一対一で、泥酔したら言えるかもしんない。<br />
でも、言っておきたい。<br />
<br />
今、そう思ったから。<br />
<br />
<br />
ありがとう。<br />
これからもよろしく。<br />
死んでも、よろしく。<br />
<br />
<br />zocchihttp://www.blogger.com/profile/16742777793949874868noreply@blogger.com2tag:blogger.com,1999:blog-4087251671943830501.post-48323748929214155892013-02-20T12:00:00.000+09:002013-02-20T12:00:42.140+09:00喝采、終幕(改)大人ディスコあけみvol.7 〜喝采〜、無事終了いたしました!<br />
<br />
ご来場下さった方々、来られなかったけど応援して下さった方々、ほんとうにどうもありがとうございました。<br />
<br />
お客様が一緒に笑って飲んで踊って楽しんで下さらなければ何も始まらないし終われない大人ディスコあけみです。<br />
一緒に楽しい時を過ごせて、ほんとに幸せでした。<br />
今回もまた素晴らしい共演者に恵まれましたし!<br />
<br />
あ、ソーラン節が意外にきつくて吟子後半は腕あがんなかったんですけど、皆さん筋肉痛になってない?なればいいよ。体に残る甘い記憶。<br />
<br />
<br />
そして。<br />
明海ママはじめ上島さん、鎌倉さん、ソワレさん、まさるちゃんに支えられて2nd stage、「吟子に喝采!」やらせて頂けてほんとに幸せでした。<br />
見て頂いて、というより立ち会って頂いた皆様ありがとうございました。<br />
吟子としてやれる事を振り絞りました。<br />
<br />
びっくりするような量のチップを頂き、ありがたい気持ちとともに、これをまたパフォーマンスで返さねばならぬ、「まだや、吟子!まだまだやで!!もっとやで!!」という叱咤激励の声でもあると思って、これからも精進します。<br />
もっといい女になりたい。<br />
<br />
あとほら、吟子だしね、Gから始まっちゃうから。<br />
つい力んでしまいがちなので、もう少し力抜けるようにならなきゃ、と上島様を見ていて思いました。<br />
ふぃん子ぐらいの感じで。<br />
<br />
力み吟子さん、割りといつもそうだけど、今回は特に気を張っていたので本番の間の記憶が曖昧なんです。細かい事をあんまり思い出せなくて、ぼんやりとした色とか音のイメージが残っています。<br />
<br />
吟子の耳には、世界装置のシュールなパフォーマンスでの静寂(大人ディスコあけみ始まって以来初めてね)、お客様の笑い声、喝采、色んなものがまだ聞こえます。<br />
幸せな余韻です。<br />
<br />
<br />
楽しい時間をまたお届けするべく、あけみママがアイデアを振り絞って下さいます。<br />
(そうなの。吟子はだいたいあけみママのアイデアをふむふむと聞いてるだけなの。「それ最高!」とか言いながら)<br />
<br />
しばらくのお休みを頂いて、また皆様とお会いできる事を心より楽しみにしております。<br />
<br />
<br />
LOVE!!!!!!<br />
<br />
<br />
吟子<br />
<br />
<br />
<br />
※以前掲載していた記事は、やっぱり非公開にしました。<br />
大人ディスコあけみを知らないお客様が、検索して最初にあの記事にたどり着いたら嫌だなと思って。<br />
読んで、コメントやメッセージ下さった方々ありがとう!<br />
「吟子の笑顔はこういうとこから咲いてるんだぜー」<br />
という事で、一つ、よろしく。zocchihttp://www.blogger.com/profile/16742777793949874868noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-4087251671943830501.post-45346653543823160542013-02-15T13:29:00.000+09:002013-02-08T01:34:59.128+09:00大人ディスコあけみvol.7 〜喝采〜 開催!<br />
「大人ディスコあけみ vol.7 〜喝采〜」開催のお知らせ!<br />
<br />
<br />
次回vol.7は久しぶりにホームのサラヴァ東京です。<br />
サラヴァ東京はこの2月でグランドオープンから二周年。<br />
周年記念3daysの初日に大人ディスコあけみを開催させて頂ける事になりました!<br />
ありがたき幸せ。<br />
お客様の、サラヴァ東京の明日の為に、ママ一同全力で盛り上げます。<br />
皆様のお越しをお待ちしております。<br />
<br />
2013年2月15日(金)<br />
<a href="http://l-amusee.com/saravah/" target="_blank">渋谷サラヴァ東京</a><br />
¥3,000(1d, マユーロ10枚つき)<br />
<br />
19:00 open<br />
DJ time → 何かあるかも!?早めにおいで!<br />
20:00〜 1st stage<br />
DJ time<br />
21:00〜 2nd stage<br />
DJ time<br />
22:00〜 3rd stage<br />
DJ time<br />
23:00 イベント終了>お時間ある方はそのまま一緒に飲みましょ♡<br />
<br />
ご出勤ママ<br />
雪子ママ/上島雪夫(かお)<br />
吟子ママ/長井江里奈(背筋)<br />
道子ママ/鎌倉道彦(ミック)<br />
巨乳ママ/斎藤栄治(世界装置)<br />
市子ママ/重森一(世界装置&汗)<br />
町子ママ/兼盛雅幸(世界装置)<br />
ボビママ/山本佳希(BASE店長)<br />
ボボママ/ボボ西澤(SARAVAH東京店長)<br />
音色ママ/ジュンマキ堂(チンドン)<br />
ジュン(チンドン)<br />
マキ(ゴロス)<br />
マサル(アコーディオン)<br />
マユコ(トランペット)<br />
明海ママ/たかぎまゆ(狭間)<br />
<br />
<br />
詳細&ご予約はこちらから!<br />
<a href="http://disco-akemi.com/">http://disco-akemi.com/</a><br />
<br />
<br />
<a name='more'></a><br />
<br />
<br />
<br />
あけみはいつも30分のショーを3ステージの構成でお送りしていますが、今回は1st, 2nd, 3rdと、全く毛色の違うショーをお届けします。<br />
<br />
1stステージは、コアなファンが多く再登場が待たれていた巨乳ママこと斎藤栄治率いる「世界装置」が、ジュンマキ堂のどこか切ないチンドンの音楽とともに皆様をシュールな世界にお連れします。<br />
ジュンマキ堂さんとあけみママの超!意外!なショーもあります。<br />
渋谷?ディスコ?なにそれ!?でございます。<br />
お楽しみに!!<br />
<br />
<a href="http://sekaisouchi.jugem.jp/" target="_blank">世界装置ブログ</a><br />
放置されすぎて広告出ちゃってます。<br />
なんだか全然わかんないと思いますが、とにかく他で見た事がないような、優しいおじさん達の優しくないパフォーマンスと、チンドンの楽し切ない音をたっぷりとお楽しみください。<br />
<br />
<br />
そしてなんと、2ndステージは丸々、吟子 on stageでございます。<br />
あけみママから「やるのよ。吟子」と仰せつかい、喜びと不安で震える思いでまずは筋トレから始めている吟子です。<br />
<br />
30分、心も体も振り絞って全くタイプの違う4曲を踊ります。<br />
ダンサーとしての振り幅をこれでもかと振り切ります。<br />
うち1曲はコンドルズ鎌倉さんとのデュオ、コント+コンタクトの「コントクト」です。はっきり言って面白いです。<br />
他の3曲も、はっきり言って見応えあります。<br />
見に来てね!!!!!!!!!!!<br />
<br />
<br />
そして3rdステージは、渋谷松濤を牛耳ってるという噂は全くたたない、サラヴァ東京店長ボボちゃんと近くのバーBASEの店長ボビさんによるダンス歴1年未満のユニット「ボボビ」によるショー、あけみママによるショー、そして。<br />
ミュージカル「テニスの王子様」から宝塚から三谷幸喜から帝劇から、商業ダンスの分野で一線を走り続けている上島雪夫様 on stageです。<br />
<br />
若い頃、ディスコ(!)でダンサーとしてのキャリアをスタートさせた上島様、トップテン、ベストテンなどでダンサーとして活動、その後劇団四季を経て振付家として活動されている方です。知ってるよね!?<br />
私たちより上の世代なら、知ってても知らなくても、気付いてても気付いてなくても、誰しも絶対一度は本人もしくは上島様の振付をテレビで見てるはずです。<br />
<br />
また、若いコンテンポラリーダンサーを使って瀟洒な作品も作られます。<br />
とにかく幅が広く、才能に溢れているのにものっすごい気さくで面白い方です。<br />
<br />
<br />
この方ね、とにかく一緒に飲んでて面白いんですよ。<br />
ながーいキャリアの中で、目玉が飛び出るような話から、腹を抱えて笑っちゃうような話まで、どんどん出てくる。<br />
(漁村のスナックでおばさんに耳を甘咬みされた話とかね)<br />
またその語り口が最高すぎて、是非これをお客様にも楽しんで頂きたいと、トークやらダンスレッスンやら、上島様の魅力をたっぷり楽しんで頂ける3rdステージになります。<br />
<br />
それこそディスコ世代は必見だし、若いダンサーも必見!!<br />
「痛いとこ何か一つもないよ」と言い切る、いつでも力の抜けた上島さま。<br />
ダンサーとして、振付家として一線を走り続けるとはこういう事。<br />
見ろ!!!!!!!!!!!!!<br />
<br />
<br />
<br />
でね。<br />
今回のサブタイトルの「喝采」。<br />
そう、それはもちろん、ちあきなおみさんの名曲です。<br />
<br />
<br />
上島様とはここに至るまでに何度か飲みの席をご一緒させて頂いてますが(毎回超楽しい)、初めて出演交渉の為にご一緒した時の事。<br />
<br />
お酒が進んで会話も弾んできたところで、上島様が私を見て言いました。<br />
<br />
「不幸が似合うよねー。ちあきなおみの喝采とかで踊ったら絶対合うよー。それだったら俺演出したいなー。」<br />
<br />
これをあけみママと私が聞き逃すはずがありません。<br />
不幸が似合う…のは悲しいけど認めます。<br />
それからすでに何回聞いたでしょう?「喝采」。<br />
さらに、縁あって超レアなライブ版の音源をお借りする事ができました。<br />
すごいよ。ちあきなおみは。ほんとにすごい。<br />
<br />
<br />
そしてその次にあけみママとミーティングをした時には、サブタイトルが「喝采」に決まっていました。<br />
<br />
いつものように幕が開き、降り注ぐライトのその中。<br />
それでも<br />
わたしは<br />
今日も恋のうた<br />
踊ってる<br />
<br />
のです。<br />
<br />
<br />
皆様とステージでお会いできる事を心より楽しみにしております。<br />
<br />
※注<br />
まだ1ヶ月あるので、ショーの内容が変わる事もあり得ますので、その辺は何卒当日をお楽しみにお待ちくださいという事で。<br />
<br />
<br />
吟子zocchihttp://www.blogger.com/profile/16742777793949874868noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-4087251671943830501.post-48666026456712310872013-02-06T16:29:00.001+09:002013-02-08T01:12:02.963+09:00ものさし私はアシュタンガヨガをやっています。<br />
と言っていいのかどうかと迷う程度にですけれども。<br />
<br />
と言うのも、アシュタンガヨガとは本来動きやポーズの事ではなくて、ヨガを学ぶ上での8つの支則の事ですが(アシュトはサンスクリット語で数字の8、アシュタンガとは八つの枝という意味)、私がやっているのはそのうち2つ、ポーズと呼吸だけなので、ほんとに入り口のところです。ヨガは元々修行であり、アシュタンガヨガの修行は一生終わらないとも言われています。<br />
<br />
<br />
アシュタンガヨガについて書き出すとものすごく長くなるので割愛しますが、数あるヨガの中でも何故アシュタンガなのか、ものすごく好きとか必要だと感じているわけでもないのに何故続いているのか、最近自分で分かってきました。<br />
<br />
<br />
<a name='more'></a><br />
ヨガは、ものさしなのです。<br />
<br />
<br />
アシュタンガヨガは、最初のお祈りから一連のポーズの順番、目線、呼吸の回数まで全て決まっています。<br />
私がやっているのは「ハーフプライマリーシリーズ」という、いわば入門コースみたいなものですが、それをざっくりと30cm定規に例えるとしたら、始めたばっかりの頃は最初の10cmで息も絶え絶えだったのが、今は定規にそってなんとか最後まで線が引けるようになった。でも後半は点線だったりかすれちゃったりしてヨレヨレ、というところでしょうか。<br />
<br />
<br />
ヨガを始めた頃は変形性膝関節症がひどくて膝をある角度より深く曲げると激痛が走っていたので、初めて教わった時にはそんな膝の曲げ方あり得ない、一生できないと思っていたポーズがいくつかありました。<br />
今朝、そのうちのポーズの一つを初めて「気持ちいい」と感じ、そう思った自分にビックリしました。<br />
<br />
<br />
では、明日もそう感じるかというと、そうとも限らないのです。<br />
昨日できなかった事が今日できる、という事もあれば、その逆もあります。<br />
ヨガの中で「できる」と「できない」ははっきり分かれておらず、グラデーションで繋がっているところを揺れながら「できる」方向にゆっくり向かっていくのです。<br />
この、「できる」と「できない」は地続きだという事はヨガを通して体感した一番大きな収穫だと思います。<br />
<br />
<br />
<br />
ハーフプライマリーシリーズの山場は私的に二つあり、一つはバックベンド(ブリッジ)、もう一つはヘッドスタンド(三点倒立)です。バックベンドはエベレスト級で、ヘッドスタンドは富士山級です。<br />
<br />
バックベンドは「人生の中でいつか登頂できる日がくるのだろうか」っていう感じですが、ヘッドスタンドは、「一応頂上には登った事があるような気がする」ぐらいです。<br />
<br />
これも割と最近の事ですが、安定してヘッドスタンドができるようになり、慢心した辺りで派手にぶっ倒れました。あれ?なんで?まいっか。と一瞬思った後、何となくもう一度やってみました。するとまたあれ?なんで?と思うぐらいスキッと決まったのです。会心のヘッドスタンドでした。<br />
おー、これか、と思い、その時の腕の位置、手のひらと頭の触れ方、頭の床への付き方を逆さまになりながら確認して覚えました。コツをつかんだと思ったのです。<br />
<br />
で、次の日その通りにやってみたら、全然グラグラするのです。<br />
コツだと思っていたものが見当違いだったのかも知れません。<br />
この時私が思ったのは、「頭で理解できることなんてその程度」という事です。<br />
何故派手にぶっ倒れたのか、その直後に会心のヘッドスタンドができたのか、理由はあると思います。でも、それを解明する事は重要じゃないと思いました。<br />
<br />
<br />
<br />
言い方がとてもおかしくなりますが、ヨガをやってるのは私だけれど、ヨガと体の間で勝手な交流があり、私はそれを見守っているだけなのです。<br />
「なんとなくもう一度やってみたい」<br />
「なんとなく今日はバックベンドしたくない」<br />
「なんとなく今日は太陽礼拝をもう少しやりたい」<br />
と、思うと言うより感じます。体の言葉に耳を傾けるというか。<br />
やりたいはいいとして、やりたくないを素直に聞くか、「こら」と叱咤激励してやらせるかは私次第ですが、そういう時は我ながら「やらされてる感」があり、正に苦行です。でもそこで呼吸を整えたり少し休みを入れたりすると、またなんとなく「やる」という声が聞こえて来ることもあります。<br />
<br />
この「なんとなく」がとても大事だと思うのです。<br />
言葉で説明できないものを「なんとなく」というのだと思いますが、そこには何かがある。説明できないからと言って無視していいものではないと思うのです。<br />
直感、と言い換えてもいいかも知れません。<br />
<br />
<br />
<br />
アシュタンガヨガという定規を毎日自分にあてる事で、日々の微妙な変化に気付きやすく、体の小さな囁き声も聞き取れるようになるのです。<br />
<br />
<br />
ですが、ヨガマットの上に立ってみたものの、太陽礼拝の最初の動作、腕を横から上げる、それだけの事ができない日があります。それでも無理やりやるか(やり始めちゃえば何とかなる事が多い)やらずにぼーっと自分を観察してみるか。<br />
<br />
ヨガマットを敷く気にすらなれない日もあります。そうやって、実際には全くヨガをやらなかった日にも、「ヨガと私」という距離を測る事で自分を見ています。そして、全然やる気が出ない日が続いても、しばらくしたらまた気持よくやれる日が来る事を経験で知っています。<br />
<br />
<br />
ヨガというものさしを一つ手にいれて、体との付き合い方が少し分かったと同時に、少し生きやすくなりました。<br />
<br />
<br />zocchihttp://www.blogger.com/profile/16742777793949874868noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-4087251671943830501.post-34634834941446133642013-02-01T04:45:00.004+09:002013-02-01T20:04:10.317+09:00ほんとうのこととおいしいもの会田誠展「天才でごめんなさい」を見てほんとにスカッとした。<br />
一つ一つの作品はそんなに好きでないものもあるけれど、展覧会全体を通して見て、ほんとにスカッとした。<br />
自分では絶対にやれない事をこんなに大規模に真っ正直にやってる人がいる。愉快きわまりなかった。<br />
<br />
<br />
ドキュメンタリー映画「駄作の中にだけ俺がいる」を見てさらにスカッとした。<br />
<br />
映画のコピーにもなってるけど、<br />
「美術とは、見られることで得られる快楽を刺激するサービス業」<br />
と、さらっと言ってのける。<br />
<br />
あと、映像作品の撮影をしながら<br />
「もう少し騒がしくしたほうがコンセプチュアルアートっぽいかなぁ…」<br />
と、カメラの前でも平気でつぶやいちゃうところも笑った。素直すぎる。<br />
(あっ、でもほんとにほんとのラスト10秒はいただけません。)<br />
<br />
<a name='more'></a><br />
<br />
<br />
まことクラヴ内部では、もうずっと前から自分たちのことを「サービス業」だと思っていたし、実際そう言い合っていた。<br />
特に街なかで何かやる時は、カメラ向けられたら必ずポーズ決めるし、見てる人がいる限りやめられない。<br />
正直疲れたし早く終わりにしたいと内心思っていても、<br />
「あたしらサービス業だしね」<br />
と思って一生懸命サービスしている。<br />
<br />
でも、公の場で「私達サービス業ですし」と言ったことはないと思う。<br />
ただでさえふざけた軽い奴らだと思われがちなのに、これ以上軽く見られたらたまらんのです。<br />
<br />
一口にサービスと言ってもファーストフード的サービスから料亭的サービスまで色々あって、その言葉を聞いた人がどう受け取るかわからないのでよう言いません。<br />
<br />
街なかで何かやるのなんてすぐできる事だと思う人もいるようで、ものすごいタイトなスケジュールを提示してきて、「なんかやって下さい」みたいなざっくりとしたオファーがたまに来るんですが、そういうのは断ってます。<br />
私ら(というより部長が)ものっすごいリハーサルしないとできないんですもの。<br />
そういう機動性も持てたらいいなとは思いますけど。<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
そこを、さらっと言えてしまう会田誠をかっこいいなぁと思う。<br />
何故さらっと言えるかと言ったら、それが彼にとって「ほんとうのこと」だからなのでしょう。<br />
<br />
<br />
会田誠の展覧会をめぐる議論を少し読んだけど、正直無駄だなぁと思います。どこまで行ったって平行線に決まってます。作品を作る事もそれを見ることも、とてもプライベートな事であって、そこで感じた事なんて到底他人とシェアできないのです。<br />
<br />
現代アートはそういう議論も含めてアートなのだ、という意見もわからなくはないです。最たるものはデュシャンの「泉」でしょうか。<br />
<br />
でも、会田誠の作品はそうじゃないと私は思う。<br />
「泉」的作品もあるけど、大多数の作品はものすごく「作ること」に誠実に作られた作品だと思う。<br />
<br />
<br />
ドキュメンタリーを見ていて、ふと思い出した。<br />
太宰治の「如是我聞」。<br />
これは私の原点と言ってもいいもので、折につけ読み返すのです。<br />
自殺直前に書かれたものなので、全体的にはやけくそというか罵詈雑言と恨みつらみが山盛りでとても読みにくいのだけど、その中に「ほんとうのこと」が書かれている気がするのです。<br />
<br />
うまく要約できないので、転載します。<br />
<br />
-----<br />
<br />
<span style="font-family: Helvetica, Arial, 'Droid Sans', sans-serif; line-height: 21px;"> 人生とは、(私は確信を以て、それだけは言えるのであるが、苦しい場所である。生れて来たのが不幸の始まりである。)ただ、人と争うことであって、その暇々に、私たちは、何かおいしいものを食べなければいけないのである。</span><br />
<span style="font-family: Helvetica, Arial, 'Droid Sans', sans-serif; line-height: 21px;"> ためになる。</span><br />
<span style="font-family: Helvetica, Arial, 'Droid Sans', sans-serif; line-height: 21px;"> それが何だ。おいしいものを、所謂「ために」ならなくても、味わなければ、何処に私たちの生きている証拠があるのだろう。おいしいものは、味わなければいけない。味うべきである。</span><br />
<span style="font-family: Helvetica, Arial, 'Droid Sans', sans-serif; line-height: 21px;"><br /></span>
<span style="font-family: Helvetica, Arial, Droid Sans, sans-serif;"><span style="line-height: 21px;">(中略)</span></span><br />
<span style="font-family: Helvetica, Arial, Droid Sans, sans-serif;"><span style="line-height: 21px;"><br /></span></span>
<span style="font-family: Helvetica, Arial, 'Droid Sans', sans-serif; line-height: 21px;"> 文学に於て、最も大事なものは、「心づくし」というものである。「心づくし」といっても君たちにはわからないかも知れぬ。しかし、「親切」といってしまえば、身もふたも無い。</span><span style="font-family: Helvetica, Arial, 'Droid Sans', sans-serif; line-height: 14px;"><span style="line-height: 1.428571em;">心趣</span><span style="line-height: 1.428571em;">(</span><span style="line-height: 7px;">こころばえ</span><span style="line-height: 1.428571em;">)</span></span><span style="font-family: Helvetica, Arial, 'Droid Sans', sans-serif; line-height: 21px;">。心意気。心遣い。そう言っても、まだぴったりしない。つまり、「心づくし」なのである。作者のその「心づくし」が読者に通じたとき、文学の永遠性とか、或いは文学のありがたさとか、うれしさとか、そういったようなものが始めて成立するのであると思う。</span><br />
<span style="font-family: Helvetica, Arial, 'Droid Sans', sans-serif; line-height: 21px;"> 料理は、おなかに一杯になればいいというものでは無いということは、先月も言ったように思うけれども、さらに、料理の本当のうれしさは、多量少量にあるのでは</span><span style="font-family: Helvetica, Arial, 'Droid Sans', sans-serif; line-height: 14px;"><span style="line-height: 1.428571em;">勿論</span><span style="line-height: 1.428571em;">(</span><span style="line-height: 7px;">もちろん</span><span style="line-height: 1.428571em;">)</span></span><span style="font-family: Helvetica, Arial, 'Droid Sans', sans-serif; line-height: 21px;">なく、また、うまい、まずいにあるものでさえ無いのである。料理人の「心づくし」それが、うれしいのである。心のこもった料理、思い当るだろう。おいしいだろう。それだけでいいのである。</span><br />
<br />
-------<br />
<br />
会田誠の作品に、私は「心づくし」を感じたのです。<br />
それも、今まで見たことがないようなレベルでの心づくしでした。<br />
圧倒的な画力、発想力、自由度、会田誠の作品を支える要素は色々あるでしょうが、私はこの「作ることに対して人はここまで心をつくせる」というところにほとんど打ちのめされたに近い感じで感動したのです。<br />
<br />
それが嬉しかった。<br />
太宰の言葉を借りるなら「おいしかった」のです。<br />
<br />
<br />
私は太宰や会田誠のようには「ほんとうのこと」をなかなか口にできない。<br />
でもせめて、思ってもいないことは口にしないぐらいの矜持は持っていたい。<br />
そして、「おいしい」と思えるもの。<br />
そんなものを目指したいなと思うのです。<br />
<br />zocchihttp://www.blogger.com/profile/16742777793949874868noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-4087251671943830501.post-49484949198995901042013-01-17T19:09:00.000+09:002013-01-17T21:05:42.445+09:00時間次回大人ディスコあけみで再演するために、あけみvol.4のDVDを見ました。<br />
<br />
(大人ディスコあけみvol.7 「喝采」は2月15日(金)ですよー!さあ手帳にメモメモ。)<br />
<br />
たった9ヶ月前の事なのに、自分の踊りが今と全然違うように見えて驚いたこと。<br />
まず、元気。<br />
ようそんなに張り切りますな、ってぐらい元気で、今同じぐらい元気に踊れと言われてもできない気がします。<br />
<br />
そして、痩せてる。デュオ相手の鎌倉さんに出来るだけ負担をかけないようにとギリギリまで体重を落としたのです。<br />
<br />
いや、これを再演するので今だって体重は軽いに越したことはないのだけど、果物と豆腐とカロリーメイトばっかり食べてストイックにダイエットしてたあの時と同じようには今はできない気分。<br />
<br />
さらに、踊りに対象がいない。<br />
誰のために、何の為に踊ってるのか自分でわかってない。って事が今はわかる。<br />
<br />
<br />
多分他の人が見ても殆ど分からない程度の差だとは思うけど、私には違いがよく分かるのです。<br />
<br />
良いところも悪いところもあり、こんな風に思い切り良く動けたらいいと思う反面、こんな風にはもうできないとも思います。<br />
9ヶ月の間に失ったもの、得たもの、どちらもあるけど、とにかくもうそこには戻れないという事をDVDを見ながらしみじみ思いました。<br />
<br />
日々の生活。日々の選択。<br />
<br />
時の流れ。<br />
<br />
<br />
<a name='more'></a><br />
<br />
<br />
毎年同じカレンダーを買っていましたが、今年は買いませんでした。<br />
そーだ、たまには自分で作ろう、と思ってものすごい適当なカレンダーを作りながら、ふと気がついたら、今年の夏以降予定がないのです。<br />
<br />
まことクラヴで公演する場合、早い時には2年近く前から決まる事もあり、この数年はいつでも先の予定が決まっていました。<br />
今進めているプロジェクトもなくはないのですが、日程も何も決まっていません。<br />
<br />
今私のスケジュール帳は5/25以降の予定がありません。<br />
(ソロ公演は5/23〜25ぐらいで考えてます。さあ、手帳にメモメモ!)<br />
<br />
こんな事ほんとに久しぶり。それこそ何年ぶりです。<br />
(何か忘れてるだけ…だったりしないといいけど)<br />
<br />
じゃあ、と思ってカレンダーは6月分までしか作りませんでした。<br />
そこでまたふと思いました。<br />
もし、6月30日で死ぬとしたら。<br />
私の人生はそこで終わるとしたら。<br />
<br />
この半年の間にやりたい事、やらなきゃいけない事、全部やってやろうと思いました。<br />
半年では達成し得ない事もあるかもしれない。<br />
2年、5年、10年のスパンで見ないとたどり着けないところもあるかもしれない。<br />
それは分かった上で、私の人生は6月30日まで。<br />
そう思いながら新しい年を過ごしています。<br />
そう思うと、やるべき事、やらなくてもいい事がはっきり見えてきます。<br />
一日の過ごし方も変わってきます。<br />
<br />
<br />
そこでまた一つ思った事。<br />
<br />
私は、ほんとに何をするにも時間がかかる。<br />
例えば今日なんてすでにとっぷりと日が暮れているけど、起きてから今までに為した事の少なさといったら…。<br />
少し仕事をして、メールをいくつか返信して、お手紙を書いてプレゼントを用意しました。<br />
あとはちょっとぼーっとしながらこの先ソロで使う曲を聞いたり。<br />
思いついた事をメモしたり。<br />
一日の間にメモする分量はものすごく多いです。ほぼ読み返す事のないメモだけど。<br />
<br />
そして朝から何も食べてないし、一歩も家から出ていません。<br />
それだけでほぼ一日が終わろうとしています。<br />
<br />
いや、これから無理やり一つ展示を見に行こうと思ってますけど。<br />
5時には家を出ようと思ってたのに、すでに7時。<br />
<br />
例えば孫正義とか、そういう人に比べたら私の一日の密度と言ったらそれはそれは薄いと思いますが、私には私のペースがあるんだな、と最近つくづく思います。<br />
<br />
2013年の東京において、私は超スローです。<br />
そんな事言ってられない状況も多々あって、徹夜で何かする事もしょっちゅうなんだけど、そういうのは大抵ものっすごい嫌だな、と思ってます。<br />
明治?江戸?どっかの南国の島?<br />
私の体内時計はそのぐらいの時間の経過なんじゃないかと思います。<br />
<br />
今日私が為した事はほんとに少ない。<br />
けど、ムダにした時間はないと自信を持って言える。<br />
今、この文章を書いている時間も。<br />
<br />
それでいいや。<br />
<br />
と、38歳を目前にしてやっと思えるようになったのです。<br />
遅いな。<br />
けど、それが私のペースなのです。<br />
<br />
<br />zocchihttp://www.blogger.com/profile/16742777793949874868noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-4087251671943830501.post-78166878253336869372013-01-07T22:04:00.001+09:002013-01-08T01:16:33.477+09:00踊れる体よく話題になることですが、「踊れる」とはどういう事を指すのかという話。<br />
<br />
もともとジャズダンスから入って、そのあとモダンダンスやバレエのトレーニングをしていた私には、「踊れる」=先生や先輩や、その他たくさんの舞台で見るダンサーみたいに動けること、というイメージがありました。<br />
<br />
特にグラハムテクニックを習ってたモダンダンス時代は、見に行く舞台と言ったらカニングハム、フォーサイス、アルビンエイリー、ピナ、などなどアメリカやヨーロッパのビッグカンパニーで、それはそれは体の効くダンサー達を見て、目指す方向の最高峰があれなのだと思っていました。<br />
<br />
この刷り込みはなかなか根強く、そこに照らし合わせて自分は「踊れない」とずーっとしつこく思ってきたのですが、ダンスのレッスンというものに通わなくなって10年ちょっと、このところやっとその刷り込みから解放されてきました。<br />
<br />
<br />
<a name='more'></a><br />
<br />
<br />
今私の思う「踊れる」とは、簡単に言って「頭と体が繋がっていること」です。<br />
出したいと思ったところに手が出せること、止まりたいと思うだけ止まっていられること、など、その瞬間にイメージした通りに体が応えて動いてくれることです。<br />
<br />
「体が応えてくれる」とはどういうことか。<br />
<br />
例えば、目の前でグラスが倒れそうになったらパッと手が出る。<br />
例えば、ドトールでバイトを始めた初日は「カフェラテのMサイズ」と言われたらまずMサイズのカップをえーっとどこだっけと探して、それをマシーンの下に置いて、次はなんだっけ…とやっていたのが、1ヶ月後には一連の動作を殆ど考えずに素早くできるようになる。<br />
<br />
そういうのと殆ど同じだと思います。<br />
なので、そこにはやっぱりトレーニングは必要で、鏡を見てイメージと実像のズレを修正するのか、とにかくひたすら同じ動きをくりかえすのか、そこは人それぞれ、自分に合ったトレーニングがあると思います。<br />
<br />
先生についてレッスンを受ける事をもちろん否定はしませんが、歌舞伎や能やバレエなど、「型」があるものはともかく、レッスンで教えてもらうこと=ダンスだと思ってしまわないように気を付けなくてはいけないと思います。<br />
または、先生が教えてくれている事が「ダンス」なのか、ダンスのための「トレーニング」なのかを見極める必要があると思います。<br />
<br />
<br />
<br />
そして、それよりもっと大事なこと。<br />
実際踊る時には、倒れてくるグラスはないし(あるかもしれないけど)、カフェラテを注文してくるお客さんはいないわけです(いたら面白いね)。<br />
そういう要望や欲求や必然を自分で生み出さないといけない。<br />
<br />
それが生まれるきっかけが音楽であるかも知れないし、他人かもしれない、言葉、空間、時間…そして何もないかもしれない。<br />
<br />
「ダンスはどこから生まれるか?」という話にも繋がるけど、この動きの基になるイメージを生み出すこと、こっちのほうが体を作ることより難しく、そして個人と分かち難く結びついていると思います。<br />
毎日何を思い、何を見て、何を食べ、何を話しているか。<br />
その時体がどういう状態であるか。<br />
そういうことにものすごく意識的にならないといけない。<br />
<br />
こう書くと自分でも「なんかダンスってたいへーん」と思いますし、実際大変なんですが、でもここまで書いた事って、ほぼ「生きること」と同じ気がします。<br />
<br />
「あなたにとって踊ることとはなんですか?」<br />
と聞かれて<br />
「生きることです」<br />
なんて答えると、なんかかっこつけて聞こえるから言いたくはないけれど、でもそうなんじゃないかと思います。<br />
踊りに限らず、歌でも美術でも文章でも、トレーニングの仕方に差があるだけなんじゃないでしょうか。<br />
<br />
だから、これを読んだ方は、恥ずかしいので「あなたにとって踊ることとはなんですか?」って聞かないでね。<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<br />zocchihttp://www.blogger.com/profile/16742777793949874868noreply@blogger.com5tag:blogger.com,1999:blog-4087251671943830501.post-62023154761134216342012-12-19T16:50:00.002+09:002013-01-17T21:06:32.099+09:00大人ディスコあけみvol.6 終了!<span style="background-color: white; color: #333333; font-family: 'lucida grande', tahoma, verdana, arial, 'hiragino kaku gothic pro', meiryo, 'ms pgothic', sans-serif; font-size: 13px; line-height: 17px;">改めまして、昨夜の「大人ディスコあけみvol.6」にご出演頂</span><wbr style="background-color: white; color: #333333; font-family: 'lucida grande', tahoma, verdana, arial, 'hiragino kaku gothic pro', meiryo, 'ms pgothic', sans-serif; font-size: 13px; line-height: 17px;"></wbr><span class="word_break" style="background-color: white; color: #333333; display: inline-block; font-family: 'lucida grande', tahoma, verdana, arial, 'hiragino kaku gothic pro', meiryo, 'ms pgothic', sans-serif; font-size: 13px; line-height: 17px;"></span><span style="background-color: white; color: #333333; font-family: 'lucida grande', tahoma, verdana, arial, 'hiragino kaku gothic pro', meiryo, 'ms pgothic', sans-serif; font-size: 13px; line-height: 17px;">いたママ様方、セッションハウスの皆様、そして、お客様、ほんと</span><wbr style="background-color: white; color: #333333; font-family: 'lucida grande', tahoma, verdana, arial, 'hiragino kaku gothic pro', meiryo, 'ms pgothic', sans-serif; font-size: 13px; line-height: 17px;"></wbr><span class="word_break" style="background-color: white; color: #333333; display: inline-block; font-family: 'lucida grande', tahoma, verdana, arial, 'hiragino kaku gothic pro', meiryo, 'ms pgothic', sans-serif; font-size: 13px; line-height: 17px;"></span><span style="background-color: white; color: #333333; font-family: 'lucida grande', tahoma, verdana, arial, 'hiragino kaku gothic pro', meiryo, 'ms pgothic', sans-serif; font-size: 13px; line-height: 17px;">うにどうもありがとうございました。</span><br />
<br style="background-color: white; color: #333333; font-family: 'lucida grande', tahoma, verdana, arial, 'hiragino kaku gothic pro', meiryo, 'ms pgothic', sans-serif; font-size: 13px; line-height: 17px;" />
<span style="background-color: white; color: #333333; font-family: 'lucida grande', tahoma, verdana, arial, 'hiragino kaku gothic pro', meiryo, 'ms pgothic', sans-serif; font-size: 13px; line-height: 17px;">今回はママの人数が多くて、楽屋が賑やかで賑やかで、良く知って</span><wbr style="background-color: white; color: #333333; font-family: 'lucida grande', tahoma, verdana, arial, 'hiragino kaku gothic pro', meiryo, 'ms pgothic', sans-serif; font-size: 13px; line-height: 17px;"></wbr><span class="word_break" style="background-color: white; color: #333333; display: inline-block; font-family: 'lucida grande', tahoma, verdana, arial, 'hiragino kaku gothic pro', meiryo, 'ms pgothic', sans-serif; font-size: 13px; line-height: 17px;"></span><span style="background-color: white; color: #333333; font-family: 'lucida grande', tahoma, verdana, arial, 'hiragino kaku gothic pro', meiryo, 'ms pgothic', sans-serif; font-size: 13px; line-height: 17px;">るあのダンサーやこのダンサーが、みるみる綺麗に、そして、ママ</span><wbr style="background-color: white; color: #333333; font-family: 'lucida grande', tahoma, verdana, arial, 'hiragino kaku gothic pro', meiryo, 'ms pgothic', sans-serif; font-size: 13px; line-height: 17px;"></wbr><span class="word_break" style="background-color: white; color: #333333; display: inline-block; font-family: 'lucida grande', tahoma, verdana, arial, 'hiragino kaku gothic pro', meiryo, 'ms pgothic', sans-serif; font-size: 13px; line-height: 17px;"></span><span style="background-color: white; color: #333333; font-family: 'lucida grande', tahoma, verdana, arial, 'hiragino kaku gothic pro', meiryo, 'ms pgothic', sans-serif; font-size: 13px; line-height: 17px;">になって行くのを横目で見ながら楽しくて仕方ありませんでした。</span><br />
<br style="background-color: white; color: #333333; font-family: 'lucida grande', tahoma, verdana, arial, 'hiragino kaku gothic pro', meiryo, 'ms pgothic', sans-serif; font-size: 13px; line-height: 17px;" />
<span style="background-color: white; color: #333333; font-family: 'lucida grande', tahoma, verdana, arial, 'hiragino kaku gothic pro', meiryo, 'ms pgothic', sans-serif; font-size: 13px; line-height: 17px;">ママ達を初めて見たお客様は、びっくりされたと思います。</span><br />
<span class="text_exposed_show" style="background-color: white; color: #333333; display: inline; font-family: 'lucida grande', tahoma, verdana, arial, 'hiragino kaku gothic pro', meiryo, 'ms pgothic', sans-serif; font-size: 13px; line-height: 17px;">ママ達を他の舞台で見た事があるお客様は、さらにびっくりされた<wbr></wbr><span class="word_break" style="display: inline-block;"></span>と思います。<br />みんなキュートでセクシーだったでしょ!?<br />ほんとうに、自慢のママ達です。愛してます。<br /><br />そして、これをセッションハウスでできた事。<br />これもまた一つ自信になりそうです。セッションハウスがディスコ<wbr></wbr><span class="word_break" style="display: inline-block;"></span>に変身した瞬間、そして、調光卓から満面の笑みで手を振るスパン<wbr></wbr><span class="word_break" style="display: inline-block;"></span>コール直子さんの姿を、私は一生忘れません。<br /><br />本番中、ママ達が踊りまくるのを見ながら、あけみママに誘われて<wbr></wbr><span class="word_break" style="display: inline-block;"></span>始めた大人ディスコあけみ、やれて良かった、吟子になれて良かっ<wbr></wbr><span class="word_break" style="display: inline-block;"></span>た、今この場にいられて良かったとこみ上げてくるものがありまし<wbr></wbr><span class="word_break" style="display: inline-block;"></span>た。<br /><br />何度でも言いますよ。<br />音楽は、ダンスは、愛なのですよ。<br />それを広げるためにあたしはこれからも頑張るよ。<br /><br />FBを開いて、昨日のママ達の写真にいいね!いいね!いいね!し<wbr></wbr><span class="word_break" style="display: inline-block;"></span>っぱなし。<br />もっといいね!したい。<br /><br />大人ディスコにおけるチップ、マユーロは、つまり「いいね!」っ<wbr></wbr><span class="word_break" style="display: inline-block;"></span>て事ですよ。みんなもいいね!したいでしょう?<br />大人ディスコあけみが、お客様が心からいいね!と言える場所であ<wbr></wbr><span class="word_break" style="display: inline-block;"></span>るよう、大事に大事に続けていきます。<br /><br />本当にありがとうございました。<br /><br />LOVE!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!<wbr></wbr><span class="word_break" style="display: inline-block;"></span>!!!!</span>zocchihttp://www.blogger.com/profile/16742777793949874868noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-4087251671943830501.post-10329123568931919112012-12-10T14:08:00.002+09:002013-01-17T21:05:57.233+09:00禊今朝目が覚める直前、頭の中でいろんな言葉が飛び交い、<br />
最終的に<br />
<br />
「つもりがあろうとなかろうと<br />
生きてるだけで傷つける」<br />
<br />
という言葉になりました。<br />
<br />
ある特定の状況を指した訳ではないけれど、<br />
人は皆何かしらや誰かしらを傷つける事なく<br />
生きて行くことなんてできないんじゃないかと思うのです。<br />
<br />
<br />
<br />
<a name='more'></a><br />
<br />
そして何かしらや誰かしらから傷つけられる。<br />
<br />
傷つけた方にそんなつもりはなく、こっちが勝手に<br />
傷つくという事も多々あります。<br />
<br />
自分が傷つく事も辛いけど、やはり傷つける方が辛い。<br />
<br />
はっきりと傷つけたと自覚している事もあるし、<br />
全く自覚はないまま傷つけた事もあるでしょう。<br />
<br />
<br />
ふっと吹けば飛ぶような傷から、<br />
二度と修復できないような傷もある。<br />
<br />
<br />
周りの人の顔を思い浮かべると、みんなどこかしらに<br />
傷を持っています。確実に。<br />
私もなんだか傷だらけのような気がしてきた。<br />
<br />
そして、他人を傷つける恐れのある尖ったものを、<br />
できるだけ人に向けないよう向けないよう気をつけている。<br />
そのせいで自分を傷つけてしまう人もいる。<br />
見事に切っ先を丸めている人もいる。<br />
<br />
<br />
この前寄ったバーで流れていたシザーハンズが<br />
影響しているのかしら。<br />
<br />
<br />
<br />
そんな事をぼんやりベッドの中で考えていたら、<br />
次にポッと「禊(みそぎ)」という単語が思い浮かびました。<br />
<br />
<br />
舞台に上がる前、メイクをしたり衣装を着たり<br />
歯を磨いたり深呼吸したりしながら、<br />
クリアな状態に持っていく。<br />
<br />
<br />
神道の人が滝に打たれるように、<br />
特定の行為がある訳ではないけれど、<br />
何かを通過している気はします。<br />
<br />
そして、踊る事そのものも禊であるかもしれない。<br />
<br />
体中振り絞って汗をかいて踊る事は、<br />
何かを外に出してくれる。<br />
ただ動いて気持ちがいいとかそういうのではない。<br />
<br />
<br />
<br />
これからも傷つき、傷つけながら生きていく私は<br />
踊る事でしか許されないと思っているフシがある。<br />
踊って許されるものなどあるのかしら。<br />
<br />
<br />
そもそも何から許されたいのでしょう。<br />
<br />
一度本物の滝に打たれてみたら何か分かるのかしら。<br />
<br />
<br />
<br />
<br />zocchihttp://www.blogger.com/profile/16742777793949874868noreply@blogger.com3tag:blogger.com,1999:blog-4087251671943830501.post-16233311947997357182012-10-22T14:05:00.002+09:002012-10-22T16:36:51.666+09:00いきなり壁来年、ソロで公演する事に決めました。<br />
<br />
心の底にふわふわと埃のように漂ってたやりたい気持ちとかイメージとかがだんだん蓄積して凝縮してきて、ある日、パソコン作業から逃げ出したくてリビングで踊ってた時にいきなりそれら全てがギュギュッと固まってコロリと塊になって転げ出ました。<br />
<br />
でちったからには仕方がないのでやる、やるんだけども、これを実現する事を考えると、まずお金がかかる事は間違いない。<br />
会場というかパフォーマンススペースを一から作る事になるからです。<br />
<br />
んー、と思って信頼のテクニカルスタッフさんにちらと聞いてみました。<br />
「こんな事ってできますかしら?」と。<br />
返事は予想通り、「お金かかるよ」と。<br />
ですよねー。<br />
<br />
でも、やりたい。<br />
<br />
では、と助成金を取れるかどうか調べてみたら、申し込めそうなものがいくつか。<br />
でも、申し込むには会場やら日時やらが決まってないといけない(らしい)。<br />
<br />
<br />
じゃあまずは会場決めましょう。<br />
<br />
という事で、この1週間、調べに調べまくっています。<br />
<br />
冒頭で「公演」と言ったけども、「公演」という単語が全然全くしっくりこない。<br />
劇場でやる事はほぼ考えられない。<br />
外せない条件がいくつかあるけど、ステージと客席があるっていう時点でまず無理。<br />
<br />
<br />
そして、ここでやりたい!という場所を見つけたけれど、高い。もんのすごく高い。<br />
して、パフォーマンスの為の場所ではないので色々ハードルも高い。<br />
ここに決定してから助成金申請して、ダメだったら借金まみれ。リスクも高い。<br />
懐かしの3K。<br />
<br />
むむむ…。<br />
<br />
<br />
もう少しハードル低いところであたってみましょうと、あるギャラリーに電話を入れたらたまたまオーナーさんが電話に出られた。ちょこっとお話をしたら過去の経験からダンスパフォーマンスにはあまり貸したくないとのこと。<br />
<br />
むむむむ…。<br />
<br />
まあとりあえずお話聞くだけでも、今日か明日なら内見もできますし、との事だったので早速その日に伺った。<br />
<br />
演劇の方々が公演で使う事がよくあるそうだけど、最近の流行?みんなでダンスするシーンが必ず入っていると。その足音が下に響くのだそうです。ダンサーじゃないので床へのタッチが硬いと。そして、ギャラリーという開かれた場所でやるのに、仕込みやリハやらの時間はドアを閉め切って、たまたまふらっと通りがかった人に対して扉を開かない。じゃあなんでギャラリーでやるんだよ?といつも疑問に思っていたそうです。仕込みやリハという舞台人なら「裏」と思ってしまうところに面白みを感じる人だっている。別の展示を見に来た人を取っ捕まえて、夜の公演見に来て下さい!って言えばいいのに、って。<br />
<br />
そして逆に、そこで展示をする若いアーティスト達は、たまたま通りかかる人を待つばかりで、自分達でお客さんを呼ばない。ただそこに作品があるだけで人を惹き付ける力を持ったものなんて、ほんとにほんとに一握り、滅多にお目にかかるもんじゃない。たくさんの人に見てもらって感想聞いて、色んな人の目を通して自分の作品を見る事が展示の意義だと。自分で失敗作だと思ってるものだって色々並べておけばいいと。<br />
<br />
<br />
んー、非常にためになるお話で、妄想がさらに膨らみました。<br />
<br />
<br />
そして、「で、あなたはどんな事がやりたいの?」と言われて、今考えている事をお話すると、にやっと笑って「面白い!」と言って下さいました。そういう事ならお貸ししてもいいでしょうと。<br />
<br />
ほーーーっ。<br />
<br />
<br />
とりあえず、やらしてもらえそうなところ(そしてそれほど高くない)が一つ見つかった。あー良かった!もうここに決めちゃおうかしら!となりそうになったけど、心を落ち着けて内見をさせてもらった。<br />
<br />
悪くない。悪くはない。<br />
いや、いいところもたくさんある。<br />
<br />
だけど、「ピン!」が来なかった。<br />
そして、ちょっと、ほんのちょっとイメージしているより狭い。<br />
<br />
それがただの贅沢なのかなんなのかまだ分からないけど、このソロ○○(公演って言いたくない)をやるに向けて、一つ心に決めている事がある。当たり前の事だけど、妥協しないって事。心に引っかかった小さな違和感を無視しない事。「まいっかー」が口ぐせの私にはこれがとても難しい。<br />
<br />
<br />
お金もない、才能もない、実績もない、あるのは妄想だけ、っていうこの状態で妥協せずにどこまでやれるのか、そもそもほんとにやれるのか!?とすでに頭を抱えたい状態だけど、なんかこれが出来なかったら私生きてる意味がない、と思うのです。<br />
<br />
時間はある、と言いたいけれど、それもやっぱりない。<br />
いつかやろうと思ってたって、「いつか」なんて言ってる間はやりゃあしない。それは自分でよく分かってます。だから、日時だけ決めました。何の根拠もないけど、助成金申請するのに書かなきゃいけなかったから。<br />
2013年5月23日〜26日のうちの何日か。<br />
随分先のようだけど、3月末ぐらいまでなんじゃかんじゃしてるので、私としてはこれがギリギリできる日程。それより前だと「妥協」がちらつくし、それより後だと「まだ先ねー」とひよってしまう。<br />
<br />
<br />
ああ、こう書いておいてもうなんかうへーってなるけど、実現できたら絶対面白いはずなんです。少なくともあたしは見てみたい。<br />
これを最後に表現活動する意欲も気力もなくなったとしても構わない。<br />
そんぐらいの気持ちでやってみます。<br />
<br />
<br />
まずは会場探し…。<br />
調べものと下見巡りの旅がしばらく続きそうです。<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<br />zocchihttp://www.blogger.com/profile/16742777793949874868noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-4087251671943830501.post-46331353717609127362012-09-16T14:27:00.001+09:002013-01-17T21:06:11.683+09:00選択の基準<span style="font-family: inherit;">以前クラスを持っていたある俳優養成所でのレッスンの中で、</span><br />
<span style="font-family: inherit;">恥ずかしがってなかなかやろうとしない子たちに向かって、</span><br />
<span style="font-family: inherit;"><br /></span>
<span style="font-family: inherit;">「あなた達にとっての二択は、できるかできないかじゃない。</span><br />
<span style="font-family: inherit;"> やるかやらないかなんだよ。」</span><br />
<span style="font-family: inherit;"><br /></span>
<span style="font-family: inherit;">と毎回毎回言っていました。</span><br />
<span style="font-family: inherit;"><br /></span>
<span style="font-family: inherit;">俳優という仕事についてはよく知りませんが、例えば</span><br />
<span style="font-family: inherit;">「サーフィンできる?」</span><br />
<span style="font-family: inherit;">「麻雀できる?」</span><br />
<span style="font-family: inherit;">「馬乗れる?」</span><br />
<span style="font-family: inherit;">「オーボエ吹ける?」</span><br />
<span style="font-family: inherit;">「スワヒリ語喋れる?」</span><br />
<span style="font-family: inherit;">「ばーっと走ってってそのままの勢いで前のめりに倒れられる?」</span><br />
<span style="font-family: inherit;">「脱げる?」</span><br />
<span style="font-family: inherit;">などと聞かれた場合、できるかできないかで言ったら</span><br />
<span style="font-family: inherit;">たいていの事は「できない」に属するんじゃないかと思います。</span><br />
<span style="font-family: inherit;"><br /></span>
<span style="font-family: inherit;"></span><br />
<a name='more'></a><span style="font-family: inherit;"><br /></span>
<span style="font-family: inherit;"><br /></span>
<span style="font-family: inherit;">そこで「できません」と答えてしまったら、</span><br />
<span style="font-family: inherit;">そこでその話は終わりです。</span><br />
<span style="font-family: inherit;"><br /></span>
<span style="font-family: inherit;">かといってできもしない事を「できます!」と言ってしまったら</span><br />
<span style="font-family: inherit;">それは嘘です。迷惑かけちゃいます。</span><br />
<span style="font-family: inherit;"><br /></span>
<span style="font-family: inherit;">なので、「今はできないけど、やります」が、</span><br />
<span style="font-family: inherit;">売り出し中の若手俳優としては模範解答なんじゃないかと</span><br />
<span style="font-family: inherit;">思う訳です。</span><br />
<span style="font-family: inherit;"><br /></span>
<span style="font-family: inherit;">そう答えておけば、本人のやる気と、要求されている事のレベルの</span><br />
<span style="font-family: inherit;">高さと、与えられた時間を鑑みて、要求した側に考える余地が</span><br />
<span style="font-family: inherit;">生まれます。</span><br />
<span style="font-family: inherit;"><br /></span>
<span style="font-family: inherit;">そしてそう言ったからにはできなくてもやるしかない。</span><br />
<span style="font-family: inherit;">そういう状況に自分を追い込むことで、限界が押し上げられる</span><br />
<span style="font-family: inherit;">ものだと思うし。</span><br />
<span style="font-family: inherit;"><br /></span>
<span style="font-family: inherit;"><br /></span>
<span style="font-family: inherit;">一番下は12歳ぐらいの子達の前でそう言い続けて来た自分の</span><br />
<span style="font-family: inherit;">責任として、「やるかやらないか」は私自身の基準でもあります。</span><br />
<span style="font-family: inherit;"><br /></span>
<span style="font-family: inherit;">できるかできないか、で考えてしまう事もあり、</span><br />
<span style="font-family: inherit;">明確に「できない」と思う事ももちろんあるけれど、</span><br />
<span style="font-family: inherit;">そこに「やりたい」が加わるならば、答えは「やる」です。</span><br />
<span style="font-family: inherit;"><br /></span>
<span style="font-family: inherit;"><br /></span>
<span style="font-family: inherit;">長い事プレイヤーとしてだけダンスに関わってきて、</span><br />
<span style="font-family: inherit;">自分で作る事やソロ活動には興味がなかった私ですが、</span><br />
<span style="font-family: inherit;">ここしばらく、むくむくとやりたい気持ちが湧いています。</span><br />
<span style="font-family: inherit;"><br /></span>
<span style="font-family: inherit;">作る事も、一人で踊ることも、どちらかと言えば「できない」</span><br />
<span style="font-family: inherit;">方面ですが、やりたいと思うならばやりましょう。</span><br />
<span style="font-family: inherit;"><br /></span>
<span style="font-family: inherit;">そんな風に思うと、自然と情報が目に留まるもので、</span><br />
<span style="font-family: inherit;">この夏二つのイベントの出演者募集に応募をしました。</span><br />
<span style="font-family: inherit;"><br /></span>
<span style="font-family: inherit;">この年になって今更?とか考え始めると尻込みしそうなので、</span><br />
<span style="font-family: inherit;">両方とも目にしたその日に資料を作って送りました。</span><br />
<span style="font-family: inherit;">書類審査が通るまでは両方ともかなりドキドキしましたが、</span><br />
<span style="font-family: inherit;">ありがたい事に両方通りました。</span><br />
<span style="font-family: inherit;"><br /></span>
<span style="font-family: inherit;">さらに、ゲストコメンテーターとして出演した一人芝居のショーケースで</span><br />
<span style="font-family: inherit;">偉そうにコメントしたあとで「じゃああなたはできるの?」</span><br />
<span style="font-family: inherit;">と自分に問いかけたところ、</span><br />
<span style="font-family: inherit;">「できないかも。いや、できるかも。よくわかんないのでやってみたい」</span><br />
<span style="font-family: inherit;">と思ったので、その場で次回のショーケースへの出演を決めてしまいました。</span><br />
<span style="font-family: inherit;">これはさすがに一人ではできないので、その場で演出家を口説いて、</span><br />
<span style="font-family: inherit;">オリジナルの台本を書いてもらいました。</span><br />
<span style="font-family: inherit;"><br /></span>
<span style="font-family: inherit;"><br /></span>
<span style="font-family: inherit;">そういう訳で、9月、10月、11月と、3つの短いソロを上演します。</span><br />
<span style="font-family: inherit;">ただいま2つを稽古中ですが、はっきり言って苦しいです。</span><br />
<span style="font-family: inherit;">でも、そんなもんだろ、とどっかで冷静に見てる自分もいます。</span><br />
<span style="font-family: inherit;"><br /></span>
<span style="font-family: inherit;">クリエーションの苦しさをプレイヤーとして山ほど</span><br />
<span style="font-family: inherit;">経験してきているからでしょうか。</span><br />
<span style="font-family: inherit;">それとも、まだほんとに苦しいとこまで行ってないからでしょうか。</span><br />
<span style="font-family: inherit;"><br /></span>
<span style="font-family: inherit;">それはまだ分かりませんが、今はとにかく一人になる事が</span><br />
<span style="font-family: inherit;">必要な気がして、見に行きたい舞台も諦め、飲みの誘いも断って</span><br />
<span style="font-family: inherit;">家と稽古場に閉じこもっています。</span><br />
<span style="font-family: inherit;">昨日は一日中誰とも喋りませんでした。</span><br />
<span style="font-family: inherit;">そんなのいつ以来だろう?</span><br />
<span style="font-family: inherit;">口にしたのはヨガのマントラと、ジョナサンのオーダーだけです。</span><br />
<span style="font-family: inherit;">店員さんは目を合わせてくれなかったので会話にはカウントしません。</span><br />
<span style="font-family: inherit;"><br /></span>
<span style="font-family: inherit;"><br /></span>
<span style="font-family: inherit;">そんな孤独と戯れながら挑戦中のソロ、</span><br />
<span style="font-family: inherit;">お時間ありましたら是非見にいらして下さい。</span><br />
<span style="font-family: inherit;"><br /></span>
<span style="font-family: inherit;"><br /></span>
<span style="font-family: inherit;">9月30日(日)</span><br />
<span style="font-family: inherit;">Arts Chiyoda 3331</span><br />
<span style="font-family: inherit;">3331 EXPO</span><br />
<span style="font-family: inherit;">おどりのば</span><br />
<span style="font-family: inherit;">13:00〜16:00(出演順未定)</span><br />
<span style="font-family: inherit;">※「吟子」として出演</span><br />
<span style="font-family: inherit;"><a href="http://fes.3331.jp/2012/entry/index2.html">http://fes.3331.jp/2012/entry/index2.html</a></span><br />
<span style="font-family: inherit;"><br /></span>
<span style="font-family: inherit;"><br /></span>
<span style="font-family: inherit;">10月31日(水)</span><br />
<span style="font-weight: normal;"><span style="font-family: inherit;">【一人芝居オムニバス】</span></span><br />
<span style="font-weight: normal;"><span style="font-family: inherit;">10 minutes of ONE MAN PLAY vol.7</span></span><br />
<span style="font-family: inherit;">脚本/演出:<span style="background-color: white; line-height: 1;">谷戸亮太</span></span><br />
<span style="font-family: inherit;">SARAVA東京</span><br />
<span style="font-family: inherit;">19:00open 20:00start</span><br />
<span style="font-family: inherit;"><a href="http://l-amusee.com/saravah/">http://l-amusee.com/saravah/</a></span><br />
<span style="font-family: inherit;"><br /></span>
<span style="font-family: inherit;"><br /></span>
<span style="font-family: inherit;">11月2日(金)〜4日(日)</span><br />
<span style="font-family: inherit;">混浴温泉世界</span><br />
<span style="font-family: inherit;">「混浴ゴールデンナイト!」</span><br />
<span style="background-color: #fafaf5; line-height: 21px;"><span style="font-family: inherit;">永久別府劇場</span></span><br />
※「吟子」として出演<br />
<a href="http://mixedbathingworld.com/project4/">http://mixedbathingworld.com/project4/</a><br />
<br />
<br />
<br />
<br />
「混浴ゴールデンナイト!」は、元ストリップ劇場を<br />
改装した劇場で、もうなんか一も二もなくやりたくて。<br />
基本、夜の人間ですし。私。<br />
意外に猥雑ですし。私。<br />
<br />
<br />
<br />
「おどりのば」は、出演者の中から選ばれたチームは、<br />
2013年度に3331で自主公演できるし、稽古場も貸してもらえる<br />
という好条件に飛びつきました。<br />
<br />
元々、来年ソロ公演をやりたいと思っていたからです。<br />
それも劇場じゃない場所で。<br />
3331を自由に使えるのだとしたら…と妄想が膨らみます。<br />
<br />
もしダメだったとしても、ソロ公演はやります。<br />
今はとりあえず3331で選ばれる気でやってるので、<br />
場所や何かはダメだった時に考えます。<br />
<br />
<br />
今は一人で黙々と考えたり稽古したりの日々ですが、<br />
「あー、才能ねー」<br />
「あー、できねー」<br />
と落ち込むたびに、お守りのノートを眺めます。<br />
<br />
TwitterとFacebookで募集した、<br />
「長井江里奈応援団」の皆さんの名簿です。<br />
ソロ公演実現の際には皆さん集めて何かしら企てたいですが、<br />
今のところは強力なお守りになっています。<br />
<br />
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgmauuI3TOdfTZiD_YKfNXYCmdMOlbhwfhayCy_PSSenP2oC3LrwjDHLh6ZhgVJkPbNZfZr4iS8SgRJQ-oAMqL8boneFfqqqQTMNfF2dsxs3de_wc7IAHRg26iwnBChC4YdCRE6iYyr-YU/s1600/largo_20120916131444.jpeg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="240" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgmauuI3TOdfTZiD_YKfNXYCmdMOlbhwfhayCy_PSSenP2oC3LrwjDHLh6ZhgVJkPbNZfZr4iS8SgRJQ-oAMqL8boneFfqqqQTMNfF2dsxs3de_wc7IAHRg26iwnBChC4YdCRE6iYyr-YU/s320/largo_20120916131444.jpeg" width="320" /></a></div>
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEg4TgpMXwMGX7BUABW2oEhktgchmz9Ejot0SGa2T7vb2S8T5LxnfDVhKCUj_PhalJ__0I2rL2rjiqnod8cXn3wS81FMUbLJ3Ro64Acb010esUDSoRug61nIpTf71mELDtyfmiKFA54BZfw/s1600/largo_20120916131429.jpeg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="240" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEg4TgpMXwMGX7BUABW2oEhktgchmz9Ejot0SGa2T7vb2S8T5LxnfDVhKCUj_PhalJ__0I2rL2rjiqnod8cXn3wS81FMUbLJ3Ro64Acb010esUDSoRug61nIpTf71mELDtyfmiKFA54BZfw/s320/largo_20120916131429.jpeg" width="320" /></a></div>
<br />
<br />
<br />
この人たちをガッカリさせてはあかん!!<br />
と、自分に鞭を打っています。<br />
皆さん本当にありがとうございます。<br />
<br />
若干現実逃避気味に長いブログを書いてしまいましたが、<br />
これを閉じたらまたノートを胸にクリエーションに戻ります。<br />
ステージでお会いできます事を祈って。<br />
<br />
<br />
あ、あと、<br />
<br />
9月25日(火)にはサラヴァ東京のショーケースに<br />
ゲスト審査員で(with あけみママ)<br />
<a href="http://l-amusee.com/saravah/">http://l-amusee.com/saravah/</a><br />
<br />
10月6日7日はまことクラヴで青森に<br />
<a href="http://makoto9love.com/news.html">http://makoto9love.com/news.html</a><br />
<br />
ソロが全部終わったあと、12月18日には<br />
大人ディスコあけみ in セッションハウス!<br />
もございますので、そちらも何卒。<br />
<br />
<br />zocchihttp://www.blogger.com/profile/16742777793949874868noreply@blogger.com2tag:blogger.com,1999:blog-4087251671943830501.post-17313104457037757922012-09-15T15:08:00.000+09:002012-09-16T15:08:59.756+09:00「蜜 室」閉幕。オリンピックがいつの間にか始まって、いつの間にか終わっていました。<br />
<div>
気がついたら蝉が鳴いていました。<br />
さらに、鈴虫が鳴き始めています。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
そして、この数ヶ月、全てをつぎ込んできた「蜜 室」が終わりました。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
<br /></div>
<div>
稽古の始まりはフェードインで、そして終わりはカットアウトです。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
いつの間にか作品の稽古が始まり、気がついたら他に何も見えないほど</div>
<div>
作品にどっぷり浸かり、心も体も時間も全て捧げた状態で舞台に向かい、</div>
<div>
そして公演が終わった次の日、いきなり何もなくなりました。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
それまでうんざりするほど毎日毎日顔を合わせていたメンバーと</div>
<div>
突然会わなくなり、毎日何度も聞いていた音楽を耳にしなくなり、</div>
<div>
毎日稽古していた動きをやる必要がなくなります。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
この体に染み付いたあの動きは、やがて薄れていく。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
今なら、まだ踊れる。全部踊れる。</div>
<div>
なのに、踊る場がない。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
あまりに唐突に終わるので、止まれない心と体が戸惑っています。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
この慣性の法則とでもいうべき戸惑いがあるからこそ、</div>
<div>
次を求めていけるのかな、と思う今日。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
すでに次の機会を求めてやまない自分がおります。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
<br />
<a name='more'></a><br />
<br />
<br /></div>
<div>
<br /></div>
<div>
いつものまことクラヴの公演では必ず映像を使っていたので、</div>
<div>
映像担当の私は全然寝られなくて、楽日が終わったあとは</div>
<div>
「やっと寝られる」という開放感でいっぱいでした。</div>
<div>
心も体も一緒にカットアウトです。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
今回だって初日までの睡眠時間で言えば相当に短いですが、</div>
<div>
それでも消耗具合が全然違います。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
多分、ダンスは私をそこまで疲弊させないのだと思います。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
<div>
今回は、ダンスをツールとしてではなく、</div>
<div>
ダンスそのものとして扱いました。</div>
</div>
<div>
<br /></div>
<div>
毎日毎日疲れ果てていたけど、舞台に立って踊る事は</div>
<div>
一方的に何かを出すだけではなく、ものすごく何かを受け取るのです。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
これが外だと、どこまで出しても抜けていってしまう感覚があり、</div>
<div>
とんでもなく疲れるのです。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
劇場という場のもつ力を改めて感じる公演でした。</div>
<div>
<br />
<br />
<br /></div>
<div>
<br /></div>
<div>
「劇場を出よう」と思った10年前は、その力に頼る事を</div>
<div>
よしとせず、自分達で地場を発生させるために外に出たのでした。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
10年経って劇場に戻ってきた私達は、劇場というものに<br />
まっすぐ向かい合いました。<br />
<br />
稽古が行き詰まると、劇場はとたんに手強い相手に思えます。<br />
まっさらでもない、かと言って饒舌でもない空間を、<br />
生かすも殺すも作品次第、そのプレッシャーがのしかかってきました。<br />
<br />
その感じは小屋入りするまで続いていたように思います。<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
私が個人的に「行ける、というか、行く」と思ったのは、<br />
本番前日の夜です。<br />
<br />
通し稽古のビデオで、初めて劇場の中にある作品を<br />
外側から見た時です。<br />
<br />
冒頭のシーンに、自分がイメージしていたのとは全く違う、<br />
ものすごく派手でシャープな照明がついていました。<br />
それは何と言うかもうエンターテイメントでした。<br />
何が始まるのさ!?と期待させるに十分で、かつ、<br />
「拘束されている」というイメージが表現されていました。<br />
<br />
ビデオを見ていたのはすでに深夜2時近くでしたが、<br />
いてもたってもたまらず、照明の森さんにメールしました。</div>
<div>
すると森さんからもすぐに返信があり、リハの中で<br />
覚えきれなかった展開の早いシーンの構成をビデオで<br />
解読していたそうです。<br />
<br />
森さんの名誉のために言っておくと、それは森さんに覚える力が<br />
ないのではなく、そのシーンは元々即興ベースなので<br />
音にも合わせてないし、踊る位置もその時その時で違うのです。<br />
解読しようとしていたと聞いて私が逆にあきれたぐらいです。<br />
<br />
<br />
それまで、テクニカルスタッフ陣は、作品が完成していなければ</div>
<div>
力を発揮できないものだと思っていました。</div>
<div>
<br />
いや、とんでもない、この人達は一緒に作ろうとしてくれてるのだと。<br />
<br />
まことクラヴを支えてくれるスタッフ陣はもうかなり長い<br />
付き合いですが、中でも照明の森さんとはご一緒する機会が<br />
一番多くなりました。<br />
<br />
舞台監督もおらずテクニカルスタッフは森さん一人、<br />
という状況の中で公演をした事も何度かあります。<br />
<br />
照明さんなのにタイムテーブル作ってくれたり、<br />
野外の本番が大雨で機材が大変な事になったり、<br />
小屋入りまでにまともな通しを見せられなくて<br />
勘で書いた仕込み図を元に徹夜で仕込みしたり、<br />
オペをしながら横にあるピンスポット操作したり、<br />
(しかも本番でピンがつかなくて暗転になってしまい、<br />
とっさに手元のペンライトをピンスポの代わりにしたという)<br />
とても過酷な現場を一緒に乗り越えてきたのです。<br />
<br />
<br />
森さんだけでなく、舞台監督の原口さんも、<br />
本来の仕事ではないにも関わらず、毎日毎日稽古場に来て、<br />
大量の、ほんとにうんざりする程大量の小道具を作ってくれました。<br />
消しゴム削ってもんのすごい精巧な判子を作る舞台監督<br />
なんてそういません。頼んでないのに。<br />
<br />
前述の徹夜仕込みは原口さんも一緒でした。<br />
本番当日、このままゲネをやったら開場時間にかかってしまう、<br />
さて、どうする、となった時、<br />
「関係ねえ!これじゃテクニカル誰もまともなオペできないだろ!<br />
やるに決まってる!」と啖呵を切り、なのに予定通りの5分押しで<br />
開演にこぎ着けてくれました。<br />
原口さんのあの一言で、ぎゅぎゅっと全員の意識が束になったのでした。<br />
<br />
<br />
音響の牛川さんも、こちらがリクエストしていないのに<br />
舞台にマイクを仕込み、足音を増長させたりして<br />
無音のシーンに抜群のタイミングで効果を加えていました。<br />
雲太郎さんの足踏みが金属音みたいに響いたときは、<br />
袖の中でみんなでビックリしたものです。<br />
それに、音の入るタイミングが遅いと思ったり、<br />
早いと思ったりした事は、リハ、本番を通じてただの一度も<br />
ありません。<br />
動きも台詞も、完璧に覚えていなければできない事です。<br />
ゲネまでずっと構成を変更し続けていたのに。<br />
<br />
<br />
ここまで来たらついでに書きます。<br />
3日目、私はスパッツの下にはく、線の出ない本番用の下着を<br />
洗って干したまま忘れてきてしまいました。<br />
しかも、その事にスタンバイ直前に気がつきました。<br />
その日はいていた下着は形も柄もダメすぎて、<br />
これは…生…?と一瞬思いましたが、ダメもとで衣装の<br />
絵美さんに相談してみました。<br />
<br />
絵美さんは責めるような事は一言も言わず、一瞬考えて、<br />
ボツになった衣装の中から白いスパッツを持って来て、<br />
すごい早さで中にはける丈にカットしてくれました。<br />
「はい、これで大丈夫だから」<br />
この一言で、私は自分の失敗を気にする事なく<br />
舞台に上がれたのです。<br />
<br />
<br />
音楽のDill兄も、随分早くから稽古場に来て、ずっと<br />
リハをみながら作業していました。<br />
あーでもないこーでもないと一つのシーンをこねくり返すのを<br />
辛抱強くずーーーーっと見守りながら、シーンにそぐう曲を<br />
作ったり、「ここにはこういう音だ」と勝手に足して来たり、<br />
「ここできっかけになる音が欲しい」というリクエストに<br />
その場で応えてくれたり、とにかく、稽古の時間を共に<br />
していなければ作りようのない音楽を作ってくれました。<br />
<br />
<br />
<br />
彼らに共通するのは、「勝手に何かを足してくる」ことです。<br />
そして、もし部長が「それは違う」と言ったら、<br />
それがどんなに手間のかかっているものでも<br />
あっさり引っ込めると思います。<br />
<br />
ですが、私が見ていた限り、足されたもので余計なものは<br />
ほぼなかったと思います。<br />
<br />
<br />
スタッフへの愛が溢れすぎてうっかり長くなりましたが、<br />
つまるところ、劇場作品というのは、カンパニーだけで<br />
作るものではない、という当然の事を劇場に入ってから<br />
身を以て理解したのです。<br />
<br />
<br />
逆に言えば、劇場と言うのはテクニカルスタッフが<br />
最も力を発揮できる場所であり、彼らのホームなのです。<br />
それこそ、トラムの事は知り尽くしたメンバーです。<br />
私たちは、怯える事なくどーんと彼らの胸を借りれば<br />
良かったのです。<br />
<br />
<br />
森さんの照明をビデオで見た時から、私は自分が<br />
たくさんの人で作った作品の一部であると思いました。<br />
<br />
それまで、解釈がわからず、やりにくいと思っていたシーンが<br />
いくつかありましたが、もうやりにくいもへったくれもない、<br />
私は私ですらない、むしろ私がなくなったところから始まる、と<br />
思いました。<br />
<br />
そう思うと、逆にそれまでやりにくかったシーンが<br />
透明に見えてきて、ただそこに溶け込んで体を乗せていけば<br />
いいだけになりました。<br />
<br />
お客さんに見られている事は理解していても、<br />
私を見ているのではなく、私を通してその先の<br />
作品を見ているのだと思えたのです。<br />
<br />
そんな感覚で踊ったのは初めてだったかも知れません。<br />
<br />
それもこれも、全て劇場の持つ力だと言ってしまっても<br />
いいのかもしれません。<br />
<br />
<br />
劇場にすすんで囚われる、その事はとても気持ちの良いことであり、<br />
とても蠱惑的な時間でした。<br />
<br />
<br />
かと言って、この夢のような時間の中にずっと耽溺していたいとも<br />
思いません。<br />
<br />
外に出て、現実を見て、きつい思いもたくさんして、<br />
だからこそまたここに帰って来たいと思えるのでしょう。<br />
<br />
<br />
劇場が劇場らしくあり、そこで行われる事が、<br />
お客さんにとってワクワクする事であるよう、<br />
一演者として、一観客として心から望みます。<br />
<br />
<br />
劇場と、そこで生まれる数々のドラマに愛を込めて。<br />
<br />
ありがとうございました。<br />
<br />
<br />
<br />
<br /></div>
zocchihttp://www.blogger.com/profile/16742777793949874868noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-4087251671943830501.post-90274539269453142772012-07-31T03:49:00.005+09:002012-07-31T04:06:08.288+09:00「蜜 室」への思いここのところブログを書く気力がない、ってのが本音ですが、<br />
今回の新作公演「蜜 室」について、ほんとにほんとに気力がなくなる前に<br />
書いておきます。<br />
<br />
<br />
作品を作るのはまずタイトルから、と言っても過言ではありません。<br />
宣伝の都合とか色々ありますしね。<br />
タイトル決まらない事には何も動かないのです。<br />
<br />
もやもやしたコンセプトや何かが、タイトルという形を与える事で<br />
はっきりしてくる、というのもありますし、<br />
皆で共通見解を持つのにも役立ちます。<br />
<br />
<br />
作品タイトルは毎回部長がつけますが、<br />
今回は割と早かったです。<br />
<br />
<br />
内部事情的な話しにもなりますが、作品の根幹でもあるので<br />
このタイトルになった経緯を書いておきます。<br />
<br />
部長の言葉を思い出しながら書いてるので正確ではないかもしれず、<br />
作品の根幹部分にもつながるので予備知識欲しくない!って方は<br />
読まずに食べてください。<br />
<br />
<br />
<br />
<a name='more'></a><br />
<br />
いたるところに書いてますが、我々まことクラヴは、<br />
そもそものスタートから「劇場を出よう」というコンセプトで<br />
活動してきました。<br />
<br />
ちょっと長くなりますが、第一回部活動報告会の当日パンフレットに<br />
部長が書いた文章を転載します。<br />
<br />
<br />
<br />
<span style="color: #666666;"><span style="font-family: movement, futura, 'myriad pro', helvetica, arial, sans-serif, 'Hiragino Kaku Gothic Pro', 'MS Gothic'; line-height: 19px;">初めて訪れた街を一人歩いていたらいつの間にか迷ってしまい</span></span><br />
<span style="color: #666666;"><span style="font-family: movement, futura, 'myriad pro', helvetica, arial, sans-serif, 'Hiragino Kaku Gothic Pro', 'MS Gothic'; line-height: 19px;">迷路のように入り組んだ薄暗い道をさんざ歩き回った揚句</span></span><br />
<span style="color: #666666;"><span style="font-family: movement, futura, 'myriad pro', helvetica, arial, sans-serif, 'Hiragino Kaku Gothic Pro', 'MS Gothic'; line-height: 19px;">路地の角を曲がった先の袋小路辺りが変に賑やかしいなと覗いてみた処</span></span><br />
<span style="color: #666666;"><span style="font-family: movement, futura, 'myriad pro', helvetica, arial, sans-serif, 'Hiragino Kaku Gothic Pro', 'MS Gothic'; line-height: 19px;">なにやら得体の知れない催しだか事件だかがそこで起きていて</span></span><br />
<span style="color: #666666;"><span style="font-family: movement, futura, 'myriad pro', helvetica, arial, sans-serif, 'Hiragino Kaku Gothic Pro', 'MS Gothic'; line-height: 19px;">これは見物したものかイヤ止しておこうか云々…</span></span><br />
<span style="color: #666666;"><span style="font-family: movement, futura, 'myriad pro', helvetica, arial, sans-serif, 'Hiragino Kaku Gothic Pro', 'MS Gothic'; line-height: 19px;">と迷ってみたいものなのですが</span><span style="font-family: movement, futura, 'myriad pro', helvetica, arial, sans-serif, 'Hiragino Kaku Gothic Pro', 'MS Gothic'; line-height: 19px;">実際はそんな事、</span></span><br />
<span style="color: #666666;"><span style="font-family: movement, futura, 'myriad pro', helvetica, arial, sans-serif, 'Hiragino Kaku Gothic Pro', 'MS Gothic'; line-height: 19px;">滅多に起こってくれやしません。</span></span><br />
<span style="color: #666666;"><span style="font-family: movement, futura, 'myriad pro', helvetica, arial, sans-serif, 'Hiragino Kaku Gothic Pro', 'MS Gothic'; line-height: 19px;">仕方がないから自分で起こすのです。</span></span><br />
<span style="color: #666666; font-size: x-small;"><span style="font-family: movement, futura, 'myriad pro', helvetica, arial, sans-serif, 'Hiragino Kaku Gothic Pro', 'MS Gothic'; line-height: 19px;"><br /></span></span><br />
<span style="color: #666666; font-size: x-small;"><span style="font-family: movement, futura, 'myriad pro', helvetica, arial, sans-serif, 'Hiragino Kaku Gothic Pro', 'MS Gothic'; line-height: 19px;"><br /></span></span><br />
<span style="font-family: movement, futura, 'myriad pro', helvetica, arial, sans-serif, 'Hiragino Kaku Gothic Pro', 'MS Gothic';"><span style="line-height: 19px;">ダンスというものをどう捉えるか、という話しにもなりますが、</span></span><br />
<span style="font-family: movement, futura, 'myriad pro', helvetica, arial, sans-serif, 'Hiragino Kaku Gothic Pro', 'MS Gothic';"><span style="line-height: 19px;">部長にとってダンスとは、「場が踊ること」なのだそうです。</span></span><br />
<span style="font-family: movement, futura, 'myriad pro', helvetica, arial, sans-serif, 'Hiragino Kaku Gothic Pro', 'MS Gothic';"><span style="line-height: 19px;"><br /></span></span><br />
<span style="font-family: movement, futura, 'myriad pro', helvetica, arial, sans-serif, 'Hiragino Kaku Gothic Pro', 'MS Gothic';"><span style="line-height: 19px;">2001年に活動をスタートして以来、それはそれは色んなところで</span></span><br />
<span style="font-family: movement, futura, 'myriad pro', helvetica, arial, sans-serif, 'Hiragino Kaku Gothic Pro', 'MS Gothic';"><span style="line-height: 19px;">踊ってきました。踊らせてきました。</span></span><br />
<span style="font-family: movement, futura, 'myriad pro', helvetica, arial, sans-serif, 'Hiragino Kaku Gothic Pro', 'MS Gothic';"><span style="line-height: 19px;"><br /></span></span><br />
<span style="font-family: movement, futura, 'myriad pro', helvetica, arial, sans-serif, 'Hiragino Kaku Gothic Pro', 'MS Gothic';"><span style="line-height: 19px;">駅のホーム、横断歩道、カフェ、商店街、美術館、映画館、</span></span><br />
<span style="font-family: movement, futura, 'myriad pro', helvetica, arial, sans-serif, 'Hiragino Kaku Gothic Pro', 'MS Gothic';"><span style="line-height: 19px;">廃墟、路面電車内、オフィス、空港…</span></span><br />
<span style="font-family: movement, futura, 'myriad pro', helvetica, arial, sans-serif, 'Hiragino Kaku Gothic Pro', 'MS Gothic';"><span style="line-height: 19px;"><br /></span></span><br />
<span style="font-family: movement, futura, 'myriad pro', helvetica, arial, sans-serif, 'Hiragino Kaku Gothic Pro', 'MS Gothic';"><span style="line-height: 19px;">「何をするか」よりもまず、「どこでやるか」のほうが</span></span><br />
<span style="font-family: movement, futura, 'myriad pro', helvetica, arial, sans-serif, 'Hiragino Kaku Gothic Pro', 'MS Gothic';"><span style="line-height: 19px;">重要でした。</span></span><br />
<span style="font-family: movement, futura, 'myriad pro', helvetica, arial, sans-serif, 'Hiragino Kaku Gothic Pro', 'MS Gothic';"><span style="line-height: 19px;">自分達で「サイトスペシフィックカンパニー」とか</span></span><br />
<span style="font-family: movement, futura, 'myriad pro', helvetica, arial, sans-serif, 'Hiragino Kaku Gothic Pro', 'MS Gothic';"><span style="line-height: 19px;">適当に自称してきたぐらいです。</span></span><br />
<span style="font-family: movement, futura, 'myriad pro', helvetica, arial, sans-serif, 'Hiragino Kaku Gothic Pro', 'MS Gothic';"><span style="line-height: 19px;"><br /></span></span><br />
<span style="font-family: movement, futura, 'myriad pro', helvetica, arial, sans-serif, 'Hiragino Kaku Gothic Pro', 'MS Gothic';"><span style="line-height: 19px;">劇場公演をするにしても、まず部長がその劇場を飽きるぐらいに</span></span><br />
<span style="font-family: movement, futura, 'myriad pro', helvetica, arial, sans-serif, 'Hiragino Kaku Gothic Pro', 'MS Gothic';"><span style="line-height: 19px;">下見して、その「場」をどう生かすか、という事を考える事から</span></span><br />
<span style="font-family: movement, futura, 'myriad pro', helvetica, arial, sans-serif, 'Hiragino Kaku Gothic Pro', 'MS Gothic';"><span style="line-height: 19px;">始まります。</span></span><br />
<span style="font-family: movement, futura, 'myriad pro', helvetica, arial, sans-serif, 'Hiragino Kaku Gothic Pro', 'MS Gothic';"><span style="line-height: 19px;"><br /></span></span><br />
<span style="font-family: movement, futura, 'myriad pro', helvetica, arial, sans-serif, 'Hiragino Kaku Gothic Pro', 'MS Gothic';"><span style="line-height: 19px;">まことクラヴの代表作と言っていい「事情地域」の初演では、</span></span><br />
<span style="font-family: movement, futura, 'myriad pro', helvetica, arial, sans-serif, 'Hiragino Kaku Gothic Pro', 'MS Gothic';"><span style="line-height: 19px;">吉祥寺シアターの奥のシャッターを開けて、目の前の道路から</span></span><br />
<span style="font-family: movement, futura, 'myriad pro', helvetica, arial, sans-serif, 'Hiragino Kaku Gothic Pro', 'MS Gothic';"><span style="line-height: 19px;">タクシーに乗ってはけました。</span></span><br />
<br />
金沢での再演では、シアターの扉を開けた先の廊下で<br />
ダンサーが踊っている、さらに後ろの階段を、作業員の方が<br />
通り過ぎる、というシュールな光景が見られました。<br />
<span style="font-family: movement, futura, 'myriad pro', helvetica, arial, sans-serif, 'Hiragino Kaku Gothic Pro', 'MS Gothic';"><span style="line-height: 19px;"><br /></span></span><br />
<span style="font-family: movement, futura, 'myriad pro', helvetica, arial, sans-serif, 'Hiragino Kaku Gothic Pro', 'MS Gothic';"><span style="line-height: 19px;">劇場の中と外、日常と非日常、その境界線をいかに交わらせ、</span></span><br />
<span style="font-family: movement, futura, 'myriad pro', helvetica, arial, sans-serif, 'Hiragino Kaku Gothic Pro', 'MS Gothic';"><span style="line-height: 19px;">超えて行くか、</span></span><span style="font-family: movement, futura, 'myriad pro', helvetica, arial, sans-serif, 'Hiragino Kaku Gothic Pro', 'MS Gothic'; line-height: 19px;">という事に常に心を砕いてきたように思います。</span><br />
<span style="font-family: movement, futura, 'myriad pro', helvetica, arial, sans-serif, 'Hiragino Kaku Gothic Pro', 'MS Gothic';"><span style="line-height: 19px;"><br /></span></span><br />
<span style="font-family: movement, futura, 'myriad pro', helvetica, arial, sans-serif, 'Hiragino Kaku Gothic Pro', 'MS Gothic';"><span style="line-height: 19px;">そのために、映像の使用も多かったのです。</span></span><br />
<span style="font-family: movement, futura, 'myriad pro', helvetica, arial, sans-serif, 'Hiragino Kaku Gothic Pro', 'MS Gothic';"><span style="line-height: 19px;"><br /></span></span><br />
<span style="font-family: movement, futura, 'myriad pro', helvetica, arial, sans-serif, 'Hiragino Kaku Gothic Pro', 'MS Gothic';"><span style="line-height: 19px;"><br /></span></span><br />
<span style="font-family: movement, futura, 'myriad pro', helvetica, arial, sans-serif, 'Hiragino Kaku Gothic Pro', 'MS Gothic';"><span style="line-height: 19px;"><br /></span></span><br />
<span style="font-family: movement, futura, 'myriad pro', helvetica, arial, sans-serif, 'Hiragino Kaku Gothic Pro', 'MS Gothic';"><span style="line-height: 19px;">今回、トラムで公演をさせて頂くにあたり、トラムの</span></span><br />
<span style="font-family: movement, futura, 'myriad pro', helvetica, arial, sans-serif, 'Hiragino Kaku Gothic Pro', 'MS Gothic';"><span style="line-height: 19px;">プロデューサーの方が一昨年の横浜での公演を見に来て下さいました。</span></span><br />
<span style="font-family: movement, futura, 'myriad pro', helvetica, arial, sans-serif, 'Hiragino Kaku Gothic Pro', 'MS Gothic';"><span style="line-height: 19px;"><br /></span></span><br />
<span style="font-family: movement, futura, 'myriad pro', helvetica, arial, sans-serif, 'Hiragino Kaku Gothic Pro', 'MS Gothic';"><span style="line-height: 19px;">象の鼻テラスで行った「事情地域ヨコハマ」では、</span></span><br />
<span style="font-family: movement, futura, 'myriad pro', helvetica, arial, sans-serif, 'Hiragino Kaku Gothic Pro', 'MS Gothic';"><span style="line-height: 19px;">もちろんじゃんじゃん外に出るし、あちこち開けたり閉めたり、</span></span><br />
<span style="font-family: movement, futura, 'myriad pro', helvetica, arial, sans-serif, 'Hiragino Kaku Gothic Pro', 'MS Gothic';"><span style="line-height: 19px;">テラスの機構を最大限に生かし、さらに横浜中で撮影した映像を</span></span><br />
<span style="font-family: movement, futura, 'myriad pro', helvetica, arial, sans-serif, 'Hiragino Kaku Gothic Pro', 'MS Gothic';"><span style="line-height: 19px;">ふんだんに使いました。</span></span><br />
<span style="font-family: movement, futura, 'myriad pro', helvetica, arial, sans-serif, 'Hiragino Kaku Gothic Pro', 'MS Gothic';"><span style="line-height: 19px;"><br /></span></span><br />
<span style="font-family: movement, futura, 'myriad pro', helvetica, arial, sans-serif, 'Hiragino Kaku Gothic Pro', 'MS Gothic';"><span style="line-height: 19px;"><br /></span></span><br />
<span style="font-family: movement, futura, 'myriad pro', helvetica, arial, sans-serif, 'Hiragino Kaku Gothic Pro', 'MS Gothic';"><span style="line-height: 19px;">その公演を見たプロデューサーの方が、終演後に部長にこう言ったそうです。</span></span><br />
<span style="font-family: movement, futura, 'myriad pro', helvetica, arial, sans-serif, 'Hiragino Kaku Gothic Pro', 'MS Gothic';"><span style="line-height: 19px;">「うちはどこも開いたりしないつまんない劇場ですけど、</span></span><br />
<span style="font-family: movement, futura, 'myriad pro', helvetica, arial, sans-serif, 'Hiragino Kaku Gothic Pro', 'MS Gothic';"><span style="line-height: 19px;">よろしくお願いします」と。</span></span><br />
<span style="font-family: movement, futura, 'myriad pro', helvetica, arial, sans-serif, 'Hiragino Kaku Gothic Pro', 'MS Gothic';"><span style="line-height: 19px;"><br /></span></span><br />
<span style="font-family: movement, futura, 'myriad pro', helvetica, arial, sans-serif, 'Hiragino Kaku Gothic Pro', 'MS Gothic';"><span style="line-height: 19px;"><br /></span></span><br />
<span style="font-family: movement, futura, 'myriad pro', helvetica, arial, sans-serif, 'Hiragino Kaku Gothic Pro', 'MS Gothic';"><span style="line-height: 19px;">いや、そんな事ないんですよ。</span></span><br />
<span style="font-family: movement, futura, 'myriad pro', helvetica, arial, sans-serif, 'Hiragino Kaku Gothic Pro', 'MS Gothic';"><span style="line-height: 19px;"><br /></span></span><br />
<span style="font-family: movement, futura, 'myriad pro', helvetica, arial, sans-serif, 'Hiragino Kaku Gothic Pro', 'MS Gothic';"><span style="line-height: 19px;"><br /></span></span><br />
<span style="font-family: movement, futura, 'myriad pro', helvetica, arial, sans-serif, 'Hiragino Kaku Gothic Pro', 'MS Gothic';"><span style="line-height: 19px;">トラムと言えば、真ん中にそびえるでっかい扉が特徴です。</span></span><br />
<span style="font-family: movement, futura, 'myriad pro', helvetica, arial, sans-serif, 'Hiragino Kaku Gothic Pro', 'MS Gothic';"><span style="line-height: 19px;">あれを開けると物置みたいになっていて、</span></span><br />
<span style="font-family: movement, futura, 'myriad pro', helvetica, arial, sans-serif, 'Hiragino Kaku Gothic Pro', 'MS Gothic';"><span style="line-height: 19px;">さらにその先の扉を開けると自転車の駐輪場に出ます。</span></span><br />
<span style="font-family: movement, futura, 'myriad pro', helvetica, arial, sans-serif, 'Hiragino Kaku Gothic Pro', 'MS Gothic';"><span style="line-height: 19px;">形だって普通じゃありません。</span></span><br />
<span style="font-family: movement, futura, 'myriad pro', helvetica, arial, sans-serif, 'Hiragino Kaku Gothic Pro', 'MS Gothic';"><span style="line-height: 19px;"><br /></span></span><br />
<span style="font-family: movement, futura, 'myriad pro', helvetica, arial, sans-serif, 'Hiragino Kaku Gothic Pro', 'MS Gothic';"><span style="line-height: 19px;">それを「どこも開かない」と先に言われた事で、</span></span><br />
<span style="font-family: movement, futura, 'myriad pro', helvetica, arial, sans-serif, 'Hiragino Kaku Gothic Pro', 'MS Gothic';"><span style="line-height: 19px;">「開けんじゃねえよ、真っ向から劇場作品に取り組みやがれ」と</span></span><br />
<span style="font-family: movement, futura, 'myriad pro', helvetica, arial, sans-serif, 'Hiragino Kaku Gothic Pro', 'MS Gothic';"><span style="line-height: 19px;">言われたように感じたそうです。</span></span><br />
<span style="font-family: movement, futura, 'myriad pro', helvetica, arial, sans-serif, 'Hiragino Kaku Gothic Pro', 'MS Gothic';"><span style="line-height: 19px;"><br /></span></span><br />
<span style="font-family: movement, futura, 'myriad pro', helvetica, arial, sans-serif, 'Hiragino Kaku Gothic Pro', 'MS Gothic';"><span style="line-height: 19px;">プロデューサーの方がこんな柄悪いわけじゃないですよ。</span></span><br />
<span style="font-family: movement, futura, 'myriad pro', helvetica, arial, sans-serif, 'Hiragino Kaku Gothic Pro', 'MS Gothic';"><span style="line-height: 19px;">あくまで印象です。</span></span><br />
<span style="font-family: movement, futura, 'myriad pro', helvetica, arial, sans-serif, 'Hiragino Kaku Gothic Pro', 'MS Gothic';"><span style="line-height: 19px;"><br /></span></span><br />
<span style="font-family: movement, futura, 'myriad pro', helvetica, arial, sans-serif, 'Hiragino Kaku Gothic Pro', 'MS Gothic';"><span style="line-height: 19px;"><br /></span></span><br />
<span style="font-family: movement, futura, 'myriad pro', helvetica, arial, sans-serif, 'Hiragino Kaku Gothic Pro', 'MS Gothic';"><span style="line-height: 19px;"><br /></span></span><br />
<span style="font-family: movement, futura, 'myriad pro', helvetica, arial, sans-serif, 'Hiragino Kaku Gothic Pro', 'MS Gothic';"><span style="line-height: 19px;">そしてその5ヶ月後、震災が起きました。</span></span><br />
<span style="font-family: movement, futura, 'myriad pro', helvetica, arial, sans-serif, 'Hiragino Kaku Gothic Pro', 'MS Gothic';"><span style="line-height: 19px;"><br /></span></span><br />
<span style="font-family: movement, futura, 'myriad pro', helvetica, arial, sans-serif, 'Hiragino Kaku Gothic Pro', 'MS Gothic';"><span style="line-height: 19px;">現実がフィクションをあっと言う間に凌駕しました。</span></span><br />
<span style="font-family: movement, futura, 'myriad pro', helvetica, arial, sans-serif, 'Hiragino Kaku Gothic Pro', 'MS Gothic';"><span style="line-height: 19px;"><br /></span></span><br />
<span style="font-family: movement, futura, 'myriad pro', helvetica, arial, sans-serif, 'Hiragino Kaku Gothic Pro', 'MS Gothic';"><span style="line-height: 19px;">そして、未だに続く原発問題。</span></span><br />
<span style="font-family: movement, futura, 'myriad pro', helvetica, arial, sans-serif, 'Hiragino Kaku Gothic Pro', 'MS Gothic';"><span style="line-height: 19px;"><br /></span></span><br />
<span style="font-family: movement, futura, 'myriad pro', helvetica, arial, sans-serif, 'Hiragino Kaku Gothic Pro', 'MS Gothic';"><span style="line-height: 19px;">我々表現に携わる人間は、皆一様に自分達の</span></span><br />
<span style="font-family: movement, futura, 'myriad pro', helvetica, arial, sans-serif, 'Hiragino Kaku Gothic Pro', 'MS Gothic';"><span style="line-height: 19px;">やっている事の価値を問い直さざるを得ませんでした。</span></span><br />
<span style="font-family: movement, futura, 'myriad pro', helvetica, arial, sans-serif, 'Hiragino Kaku Gothic Pro', 'MS Gothic';"><span style="line-height: 19px;"><br /></span></span><br />
<span style="font-family: movement, futura, 'myriad pro', helvetica, arial, sans-serif, 'Hiragino Kaku Gothic Pro', 'MS Gothic';"><span style="line-height: 19px;"><br /></span></span><br />
<span style="font-family: movement, futura, 'myriad pro', helvetica, arial, sans-serif, 'Hiragino Kaku Gothic Pro', 'MS Gothic';"><span style="line-height: 19px;">震災の最中、その問題について特に言及する事のなかった</span></span><br />
<span style="font-family: movement, futura, 'myriad pro', helvetica, arial, sans-serif, 'Hiragino Kaku Gothic Pro', 'MS Gothic';"><span style="line-height: 19px;">部長ですが、考えなかったわけはありません。</span></span><br />
<span style="font-family: movement, futura, 'myriad pro', helvetica, arial, sans-serif, 'Hiragino Kaku Gothic Pro', 'MS Gothic';"><span style="line-height: 19px;"><br /></span></span><br />
<span style="font-family: movement, futura, 'myriad pro', helvetica, arial, sans-serif, 'Hiragino Kaku Gothic Pro', 'MS Gothic';"><span style="line-height: 19px;"><br /></span></span><br />
<span style="font-family: movement, futura, 'myriad pro', helvetica, arial, sans-serif, 'Hiragino Kaku Gothic Pro', 'MS Gothic';"><span style="line-height: 19px;">先日、稽古が行き詰まり、動くのをやめて稽古場で丸くなって</span></span><br />
<span style="font-family: movement, futura, 'myriad pro', helvetica, arial, sans-serif, 'Hiragino Kaku Gothic Pro', 'MS Gothic';"><span style="line-height: 19px;">話していた時でした。</span></span><br />
<span style="font-family: movement, futura, 'myriad pro', helvetica, arial, sans-serif, 'Hiragino Kaku Gothic Pro', 'MS Gothic';"><span style="line-height: 19px;"><br /></span></span><br />
<span style="font-family: movement, futura, 'myriad pro', helvetica, arial, sans-serif, 'Hiragino Kaku Gothic Pro', 'MS Gothic';"><span style="line-height: 19px;">そもそもなぜこのタイトルなのか。</span></span><br />
<span style="font-family: movement, futura, 'myriad pro', helvetica, arial, sans-serif, 'Hiragino Kaku Gothic Pro', 'MS Gothic';"><span style="line-height: 19px;">「密室」ではなく「蜜室」なのか。</span></span><br />
<span style="font-family: movement, futura, 'myriad pro', helvetica, arial, sans-serif, 'Hiragino Kaku Gothic Pro', 'MS Gothic';"><span style="line-height: 19px;"><br /></span></span><br />
<span style="font-family: movement, futura, 'myriad pro', helvetica, arial, sans-serif, 'Hiragino Kaku Gothic Pro', 'MS Gothic';"><span style="line-height: 19px;">ぽつりぽつりと部長が話しだしました。</span></span><br />
<span style="font-family: movement, futura, 'myriad pro', helvetica, arial, sans-serif, 'Hiragino Kaku Gothic Pro', 'MS Gothic';"><span style="line-height: 19px;"><br /></span></span><br />
<span style="font-family: movement, futura, 'myriad pro', helvetica, arial, sans-serif, 'Hiragino Kaku Gothic Pro', 'MS Gothic';"><span style="line-height: 19px;"><br /></span></span><br />
<span style="font-family: movement, futura, 'myriad pro', helvetica, arial, sans-serif, 'Hiragino Kaku Gothic Pro', 'MS Gothic';"><span style="line-height: 19px;">あるダンサーが言ったそうです。</span></span><br />
<span style="font-family: movement, futura, 'myriad pro', helvetica, arial, sans-serif, 'Hiragino Kaku Gothic Pro', 'MS Gothic';"><span style="line-height: 19px;"><br /></span></span><br />
<span style="font-family: movement, futura, 'myriad pro', helvetica, arial, sans-serif, 'Hiragino Kaku Gothic Pro', 'MS Gothic';"><span style="line-height: 19px;">現実が大変な事になっている今、劇場に足を運ぶ気が</span></span><br />
<span style="font-family: movement, futura, 'myriad pro', helvetica, arial, sans-serif, 'Hiragino Kaku Gothic Pro', 'MS Gothic';"><span style="line-height: 19px;">全くしない。</span></span><br />
<span style="font-family: movement, futura, 'myriad pro', helvetica, arial, sans-serif, 'Hiragino Kaku Gothic Pro', 'MS Gothic';"><span style="line-height: 19px;">それどころじゃない、と。</span></span><br />
<span style="font-family: movement, futura, 'myriad pro', helvetica, arial, sans-serif, 'Hiragino Kaku Gothic Pro', 'MS Gothic';"><span style="line-height: 19px;"><br /></span></span><br />
<span style="font-family: movement, futura, 'myriad pro', helvetica, arial, sans-serif, 'Hiragino Kaku Gothic Pro', 'MS Gothic';"><span style="line-height: 19px;">それを聞いた部長は、「俺はそんな事ない」と思ったそうです。</span></span><br />
<span style="font-family: movement, futura, 'myriad pro', helvetica, arial, sans-serif, 'Hiragino Kaku Gothic Pro', 'MS Gothic';"><span style="line-height: 19px;"><br /></span></span><br />
<span style="font-family: movement, futura, 'myriad pro', helvetica, arial, sans-serif, 'Hiragino Kaku Gothic Pro', 'MS Gothic';"><span style="line-height: 19px;">自分は虚構に随分救われてきたし、</span></span><br />
<span style="font-family: movement, futura, 'myriad pro', helvetica, arial, sans-serif, 'Hiragino Kaku Gothic Pro', 'MS Gothic';"><span style="line-height: 19px;">虚構の持つ力を信じている。</span></span><br />
<span style="font-family: movement, futura, 'myriad pro', helvetica, arial, sans-serif, 'Hiragino Kaku Gothic Pro', 'MS Gothic';"><span style="line-height: 19px;"><br /></span></span><br />
<span style="font-family: movement, futura, 'myriad pro', helvetica, arial, sans-serif, 'Hiragino Kaku Gothic Pro', 'MS Gothic';"><span style="line-height: 19px;">現実が大変な今だからこそ、劇場のドアを閉めたその中では</span></span><br />
<span style="font-family: movement, futura, 'myriad pro', helvetica, arial, sans-serif, 'Hiragino Kaku Gothic Pro', 'MS Gothic';"><span style="line-height: 19px;">素晴らしい蜜のような時間が流れていて欲しい。</span></span><br />
<span style="font-family: movement, futura, 'myriad pro', helvetica, arial, sans-serif, 'Hiragino Kaku Gothic Pro', 'MS Gothic';"><span style="line-height: 19px;"><br /></span></span><br />
<span style="font-family: movement, futura, 'myriad pro', helvetica, arial, sans-serif, 'Hiragino Kaku Gothic Pro', 'MS Gothic';"><span style="line-height: 19px;">ドアの向こうが大変なことになっているのなら、</span></span><br />
<span style="font-family: movement, futura, 'myriad pro', helvetica, arial, sans-serif, 'Hiragino Kaku Gothic Pro', 'MS Gothic';"><span style="line-height: 19px;">俺はいっそ劇場の中で虚構とともに朽ち果てたい。</span></span><br />
<span style="font-family: movement, futura, 'myriad pro', helvetica, arial, sans-serif, 'Hiragino Kaku Gothic Pro', 'MS Gothic';"><span style="line-height: 19px;"><br /></span></span><br />
<span style="font-family: movement, futura, 'myriad pro', helvetica, arial, sans-serif, 'Hiragino Kaku Gothic Pro', 'MS Gothic';"><span style="line-height: 19px;">と。</span></span><br />
<span style="font-family: movement, futura, 'myriad pro', helvetica, arial, sans-serif, 'Hiragino Kaku Gothic Pro', 'MS Gothic';"><span style="line-height: 19px;"><br /></span></span><br />
<span style="font-family: movement, futura, 'myriad pro', helvetica, arial, sans-serif, 'Hiragino Kaku Gothic Pro', 'MS Gothic';"><span style="line-height: 19px;"><br /></span></span><br />
<span style="font-family: movement, futura, 'myriad pro', helvetica, arial, sans-serif, 'Hiragino Kaku Gothic Pro', 'MS Gothic';"><span style="line-height: 19px;">だからこそ、今、敢えて劇場に自ら閉じ込められる</span></span><br />
<span style="font-family: movement, futura, 'myriad pro', helvetica, arial, sans-serif, 'Hiragino Kaku Gothic Pro', 'MS Gothic';"><span style="line-height: 19px;">覚悟なのだと。</span></span><br />
<span style="font-family: movement, futura, 'myriad pro', helvetica, arial, sans-serif, 'Hiragino Kaku Gothic Pro', 'MS Gothic';"><span style="line-height: 19px;"><br /></span></span><br />
<span style="font-family: movement, futura, 'myriad pro', helvetica, arial, sans-serif, 'Hiragino Kaku Gothic Pro', 'MS Gothic';"><span style="line-height: 19px;"><br /></span></span><br />
<span style="font-family: movement, futura, 'myriad pro', helvetica, arial, sans-serif, 'Hiragino Kaku Gothic Pro', 'MS Gothic';"><span style="line-height: 19px;">この話を聞いて、私たち部員も覚悟が決まったように思います。</span></span><br />
<span style="font-family: movement, futura, 'myriad pro', helvetica, arial, sans-serif, 'Hiragino Kaku Gothic Pro', 'MS Gothic';"><span style="line-height: 19px;"><br /></span></span><br />
<span style="font-family: movement, futura, 'myriad pro', helvetica, arial, sans-serif, 'Hiragino Kaku Gothic Pro', 'MS Gothic';"><span style="line-height: 19px;"><br /></span></span><br />
<span style="font-family: movement, futura, 'myriad pro', helvetica, arial, sans-serif, 'Hiragino Kaku Gothic Pro', 'MS Gothic';"><span style="line-height: 19px;">たかがダンス。</span></span><br />
<span style="font-family: movement, futura, 'myriad pro', helvetica, arial, sans-serif, 'Hiragino Kaku Gothic Pro', 'MS Gothic';"><span style="line-height: 19px;">されどダンス。</span></span><br />
<span style="font-family: movement, futura, 'myriad pro', helvetica, arial, sans-serif, 'Hiragino Kaku Gothic Pro', 'MS Gothic';"><span style="line-height: 19px;"><br /></span></span><br />
<span style="font-family: movement, futura, 'myriad pro', helvetica, arial, sans-serif, 'Hiragino Kaku Gothic Pro', 'MS Gothic';"><span style="line-height: 19px;"><br /></span></span><br />
<span style="font-family: movement, futura, 'myriad pro', helvetica, arial, sans-serif, 'Hiragino Kaku Gothic Pro', 'MS Gothic';"><span style="line-height: 19px;">このたかが、がないと生きて行けない人種がいるのです。</span></span><br />
<span style="font-family: movement, futura, 'myriad pro', helvetica, arial, sans-serif, 'Hiragino Kaku Gothic Pro', 'MS Gothic';"><span style="line-height: 19px;">その渇望は、切実です。</span></span><br />
<span style="font-family: movement, futura, 'myriad pro', helvetica, arial, sans-serif, 'Hiragino Kaku Gothic Pro', 'MS Gothic';"><span style="line-height: 19px;"><br /></span></span><br />
<span style="font-family: movement, futura, 'myriad pro', helvetica, arial, sans-serif, 'Hiragino Kaku Gothic Pro', 'MS Gothic';"><span style="line-height: 19px;"><br /></span></span><br />
<span style="font-family: movement, futura, 'myriad pro', helvetica, arial, sans-serif, 'Hiragino Kaku Gothic Pro', 'MS Gothic';"><span style="line-height: 19px;"><br /></span></span><br />
<span style="font-family: movement, futura, 'myriad pro', helvetica, arial, sans-serif, 'Hiragino Kaku Gothic Pro', 'MS Gothic';"><span style="line-height: 19px;">自分達が長い時間をかけてやって来た事、</span></span><br />
<span style="font-family: movement, futura, 'myriad pro', helvetica, arial, sans-serif, 'Hiragino Kaku Gothic Pro', 'MS Gothic';"><span style="line-height: 19px;">ずっと信じて来た事、</span></span><br />
<span style="font-family: movement, futura, 'myriad pro', helvetica, arial, sans-serif, 'Hiragino Kaku Gothic Pro', 'MS Gothic';"><span style="line-height: 19px;">それに自信を持って、改めて信じる。</span></span><br />
<span style="font-family: movement, futura, 'myriad pro', helvetica, arial, sans-serif, 'Hiragino Kaku Gothic Pro', 'MS Gothic';"><span style="line-height: 19px;"><br /></span></span><br />
<span style="font-family: movement, futura, 'myriad pro', helvetica, arial, sans-serif, 'Hiragino Kaku Gothic Pro', 'MS Gothic';"><span style="line-height: 19px;"><br /></span></span><br />
<span style="font-family: movement, futura, 'myriad pro', helvetica, arial, sans-serif, 'Hiragino Kaku Gothic Pro', 'MS Gothic';"><span style="line-height: 19px;"><br /></span></span><br />
<span style="font-family: movement, futura, 'myriad pro', helvetica, arial, sans-serif, 'Hiragino Kaku Gothic Pro', 'MS Gothic';"><span style="line-height: 19px;"><br /></span></span><br />
<span style="font-family: movement, futura, 'myriad pro', helvetica, arial, sans-serif, 'Hiragino Kaku Gothic Pro', 'MS Gothic';"><span style="line-height: 19px;"><br /></span></span><br />
<span style="font-family: movement, futura, 'myriad pro', helvetica, arial, sans-serif, 'Hiragino Kaku Gothic Pro', 'MS Gothic';"><span style="line-height: 19px;">そのような思いで、ただいま絶賛稽古中です。</span></span><br />
<span style="font-family: movement, futura, 'myriad pro', helvetica, arial, sans-serif, 'Hiragino Kaku Gothic Pro', 'MS Gothic';"><span style="line-height: 19px;"><br /></span></span><br />
<span style="font-family: movement, futura, 'myriad pro', helvetica, arial, sans-serif, 'Hiragino Kaku Gothic Pro', 'MS Gothic';"><span style="line-height: 19px;"><br /></span></span><br />
<span style="font-family: movement, futura, 'myriad pro', helvetica, arial, sans-serif, 'Hiragino Kaku Gothic Pro', 'MS Gothic';"><span style="line-height: 19px;">蜜のような時間を皆様に味わっていただけるよう、</span></span><br />
<span style="font-family: movement, futura, 'myriad pro', helvetica, arial, sans-serif, 'Hiragino Kaku Gothic Pro', 'MS Gothic';"><span style="line-height: 19px;">あと8日、全力で作品に向かいます。</span></span><br />
<span style="font-family: movement, futura, 'myriad pro', helvetica, arial, sans-serif, 'Hiragino Kaku Gothic Pro', 'MS Gothic';"><span style="line-height: 19px;"><br /></span></span><br />
<span style="font-family: movement, futura, 'myriad pro', helvetica, arial, sans-serif, 'Hiragino Kaku Gothic Pro', 'MS Gothic';"><span style="line-height: 19px;"><br /></span></span><br />
<span style="font-family: movement, futura, 'myriad pro', helvetica, arial, sans-serif, 'Hiragino Kaku Gothic Pro', 'MS Gothic';"><span style="line-height: 19px;">全然働かない頭でぐわしっと書きなぐったので、</span></span><br />
<span style="font-family: movement, futura, 'myriad pro', helvetica, arial, sans-serif, 'Hiragino Kaku Gothic Pro', 'MS Gothic';"><span style="line-height: 19px;">明日あたり後悔して消しちゃう可能性も</span></span><br />
<span style="font-family: movement, futura, 'myriad pro', helvetica, arial, sans-serif, 'Hiragino Kaku Gothic Pro', 'MS Gothic';"><span style="line-height: 19px;">なきにしもあらずですが、とりあえず記しておきます。</span></span><br />
<span style="font-family: movement, futura, 'myriad pro', helvetica, arial, sans-serif, 'Hiragino Kaku Gothic Pro', 'MS Gothic';"><span style="line-height: 19px;"><br /></span></span><br />
<span style="font-family: movement, futura, 'myriad pro', helvetica, arial, sans-serif, 'Hiragino Kaku Gothic Pro', 'MS Gothic';"><span style="line-height: 19px;"><br /></span></span><br />
<span style="font-family: movement, futura, 'myriad pro', helvetica, arial, sans-serif, 'Hiragino Kaku Gothic Pro', 'MS Gothic';"><span style="line-height: 19px;">まことクラヴ新作公演「蜜 室」。</span></span><br />
<span style="font-family: movement, futura, 'myriad pro', helvetica, arial, sans-serif, 'Hiragino Kaku Gothic Pro', 'MS Gothic';"><span style="line-height: 19px;">どうぞ見にいらしてください。</span></span><br />
<span style="font-family: movement, futura, 'myriad pro', helvetica, arial, sans-serif, 'Hiragino Kaku Gothic Pro', 'MS Gothic';"><span style="line-height: 19px;"><br /></span></span><br />
<span style="font-family: movement, futura, 'myriad pro', helvetica, arial, sans-serif, 'Hiragino Kaku Gothic Pro', 'MS Gothic';"><span style="line-height: 19px;"><br /></span></span><br />
<a href="http://makoto9love.com/news.html" target="_blank">http://makoto9love.com/news.html</a><br />
<br />zocchihttp://www.blogger.com/profile/16742777793949874868noreply@blogger.com2tag:blogger.com,1999:blog-4087251671943830501.post-40745215240379975862012-06-15T03:40:00.000+09:002012-06-15T03:43:17.620+09:00引き継がれるもの<br />
宇野萬さん。<br />
<br />
<br />
たった一度公演でご一緒しただけだけど。<br />
<br />
<br />
その公演は、まことクラヴでの活動の中で1、2を争うしんどさだった。<br />
作業が終わらず、毎晩ろくに寝る時間もなく、とうとう間に合わなくてYCAMに泊まり込み、深夜の暗い部屋でしんどさの余り一人絶叫しながら作業した。<br />
もうこれで最後だ、二度とやるか、と思いながら。<br />
<br />
<br />
朝になって不機嫌なまま会場に行くと、萬さんはいつも同じ飄々とした笑顔で迎えてくれた。<br />
こんな事無理かも?というリクエストも、「やろう」と一言で言って答えてくれた。<br />
萬さんが「やろう」というと何故かできてしまうような雰囲気になった。<br />
<br />
<br />
自分でいっぱいだった私は、不機嫌さを隠そうともせず、そのまま本番を迎えた。<br />
もう打ち上げも出たくないぐらい消耗したけど、萬さんのお店には行きたくて、少し遅れて打ち上げに行った。<br />
<br />
<br />
オープンしたばっかりの萬さんのお店の壁には、すでにそれまでに訪れたアーティストのサインが書かれていた。<br />
こんなとこに自分のサインなんて、と思っていたら、萬さんが<br />
「この壁にはアーティストにしかサインさせないの。好きなとこに書いていいよ。」<br />
と言ってくれた。<br />
<br />
大好きな川野眞子さんのサインの下に小さく書かせてもらった。<br />
<br />
今はもう閉店してしまったと聞いているのであのサインはもうないかも知れないけど、萬さんがくれた小さな誇りの事は忘れない。<br />
<br />
<br />
その後何度かお会いして、その度に子犬のように走りよって感謝を伝えようとしたけれど、萬さんはそんなのさらっとかわしてふわりとどこかに行ってしまった。<br />
<br />
<br />
<br />
最後にお会いしたのは、去年の5月11日、野和田恵里花さんの命日にきゅりあんで行われた公演の時。<br />
<br />
萬さんが踊るのを見たくて、みんなでインプロする時間に客席まで迎えに行ったけど、<br />
「俺はいいよ。ここで見てる」とまたふわっとかわされてしまった。<br />
多分、体がきつかったのかもしれない。<br />
<br />
結局きちんとお礼は言えないままだったけど、今私がまだこうして踊りを続けていられるのは、萬さんや恵里花さんやその他たくさんの先人達の与えてくれたもののおかげだ。<br />
<br />
<br />
素敵な大人たちの、足元にも遠く及ばない私だけれど、言えなかったありがとうを踊りに込めていきたい。<br />
<br />
<br />
萬さんのご冥福を心よりお祈りいたします。<br />
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="http://4.bp.blogspot.com/-8J2FqFiMYfk/SBbBwJNMt2I/AAAAAAAAADc/V0ZEd0SOzF4/s1600/DSC01219.JPG" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="320" src="http://4.bp.blogspot.com/-8J2FqFiMYfk/SBbBwJNMt2I/AAAAAAAAADc/V0ZEd0SOzF4/s320/DSC01219.JPG" width="240" /></a></div>
<br />zocchihttp://www.blogger.com/profile/16742777793949874868noreply@blogger.com2tag:blogger.com,1999:blog-4087251671943830501.post-15795003171715773152012-06-08T04:10:00.000+09:002012-06-08T04:56:23.739+09:00今後の予定。部活とディスコと舞台と大正時代。告知!<br />
<div>
まとめてどかっと!<br />
<div>
<br /></div>
<div>
<br /></div>
<div>
6/12(火)</div>
<div>
<b>「ソワレライブ in SARAVAH東京〜越路吹雪とボサノヴァと」</b></div>
<div>
@渋谷 SARAVA東京</div>
<div>
<br /></div>
<div>
<div style="background-color: white; color: #465e39; font-family: Verdana, 'Hiragino Kaku Gothic Pro', 'ヒラギノ角ゴ Pro W3', Meiryo, メイリオ, 'MS Pゴシック', 'MS ゴシック', Osaka, Osaka-等幅, sans-serif; line-height: 1.3; padding: 0px;">
19:00 open 20:00 start</div>
<div style="background-color: white; color: #465e39; font-family: Verdana, 'Hiragino Kaku Gothic Pro', 'ヒラギノ角ゴ Pro W3', Meiryo, メイリオ, 'MS Pゴシック', 'MS ゴシック', Osaka, Osaka-等幅, sans-serif; line-height: 1.3; padding: 0px;">
22:30 end 26:00 close</div>
<div style="background-color: white; color: #465e39; font-family: Verdana, 'Hiragino Kaku Gothic Pro', 'ヒラギノ角ゴ Pro W3', Meiryo, メイリオ, 'MS Pゴシック', 'MS ゴシック', Osaka, Osaka-等幅, sans-serif; line-height: 1.3; padding: 0px;">
Adv. 4,000円(1drink付)</div>
<div style="background-color: white; color: #465e39; font-family: Verdana, 'Hiragino Kaku Gothic Pro', 'ヒラギノ角ゴ Pro W3', Meiryo, メイリオ, 'MS Pゴシック', 'MS ゴシック', Osaka, Osaka-等幅, sans-serif; line-height: 1.3; padding: 0px;">
Door. 4,500円(1drink付)</div>
<div style="background-color: white; color: #465e39; font-family: Verdana, 'Hiragino Kaku Gothic Pro', 'ヒラギノ角ゴ Pro W3', Meiryo, メイリオ, 'MS Pゴシック', 'MS ゴシック', Osaka, Osaka-等幅, sans-serif; font-size: 14px; line-height: 1.3; padding: 0px;">
<a href="http://l-amusee.com/saravah/schedule/log/20120612.php" style="background-color: transparent; font-family: 'MS PGothic'; font-size: medium; line-height: normal;">http://l-amusee.com/saravah/schedule/log/20120612.php</a>
</div>
</div>
<div>
<br /></div>
<div>
<br /></div>
<div>
大人ディスコあけみでお世話になってるサラヴァ東京の</div>
<div>
プロデューサー、ソワレは、他にもバーのマスター(ママ?)、</div>
<div>
歌手、ライターと、色んな才能を遺憾なく発揮しまくり。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
この日はソワレのお誕生日、本業のシャンソン歌手として</div>
<div>
渾身のステージを見せてくれます。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
あけみママとバックダンサーします。</div>
<div>
河合奈保子さんの曲で。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
金屏風と銀屏風で踊り狂うわ!<br />
(写真はイメージです。)</div>
<div>
<br /></div>
<div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhA6AFfEVUcz_9fOsI22eq7WkTKh7d6eEiH75j5fmErevmsvUhxlNJ5OVbaXXJo8B7CUESeWbszCZgCZaDeg7nwIN0wNe60rSljYfPu4SvI6NOp9vhmDKESdXtiyOJhEA0jYEpdsFt_nyA/s1600/kingin.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="240" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhA6AFfEVUcz_9fOsI22eq7WkTKh7d6eEiH75j5fmErevmsvUhxlNJ5OVbaXXJo8B7CUESeWbszCZgCZaDeg7nwIN0wNe60rSljYfPu4SvI6NOp9vhmDKESdXtiyOJhEA0jYEpdsFt_nyA/s320/kingin.jpg" width="320" /></a></div>
<br /></div>
<br />
<br />
<br />
6/22(金)<br />
<h3>
<b>「大人ディスコあけみ vol.5」</b></h3>
その女ピンヒール、靴づれできたらローヒール…<br />
<br />
@渋谷SARAVA東京<br />
<span style="background-color: white; color: #333333; font-family: Verdana, 'Hiragino Kaku Gothic Pro', 'ヒラギノ角ゴ Pro W3', Meiryo, メイリオ, 'MS Pゴシック', 'MS ゴシック', Osaka, Osaka-等幅, sans-serif; line-height: 23px;">19:00 open</span><br />
<span style="background-color: white; color: #333333; font-family: Verdana, 'Hiragino Kaku Gothic Pro', 'ヒラギノ角ゴ Pro W3', Meiryo, メイリオ, 'MS Pゴシック', 'MS ゴシック', Osaka, Osaka-等幅, sans-serif; line-height: 23px;">¥3,000 (1ドリンク+チップのマユーロ10枚付き)80名限定!!</span><br />
<span style="background-color: white; color: #333333; font-family: Verdana, 'Hiragino Kaku Gothic Pro', 'ヒラギノ角ゴ Pro W3', Meiryo, メイリオ, 'MS Pゴシック', 'MS ゴシック', Osaka, Osaka-等幅, sans-serif; line-height: 23px;">深夜イベントにご参加の場合は+¥1,000(1D)</span>
<br />
<a href="http://disco-akemi.com/">http://disco-akemi.com/</a>
<br />
<br />
(できるだけご予約をー。吟子に連絡くれてもいいですよ。)<br />
<br />
<span style="color: #333333; font-family: Verdana, 'Hiragino Kaku Gothic Pro', 'ヒラギノ角ゴ Pro W3', Meiryo, メイリオ, 'MS Pゴシック', 'MS ゴシック', Osaka, Osaka-等幅, sans-serif;"><span style="line-height: 23px;"><br /></span></span><br />
<span style="color: #333333; font-family: Verdana, 'Hiragino Kaku Gothic Pro', 'ヒラギノ角ゴ Pro W3', Meiryo, メイリオ, 'MS Pゴシック', 'MS ゴシック', Osaka, Osaka-等幅, sans-serif;"><span style="line-height: 23px;">とうとうイベント開始して1年経ちました!</span></span><br />
<span style="color: #333333; font-family: Verdana, 'Hiragino Kaku Gothic Pro', 'ヒラギノ角ゴ Pro W3', Meiryo, メイリオ, 'MS Pゴシック', 'MS ゴシック', Osaka, Osaka-等幅, sans-serif;"><span style="line-height: 23px;">だが!自分で書いててちっとも「とうとう」な感じはしない!</span></span><br />
楽しくて楽しくてあっと言う間の1年でした。<br />
<br />
<br />
今回はSARAVA東京さんとコラボして、夢のオールナイト企画です。<br />
24時からは「大人ディスコあつこ」です。<br />
あつこって誰!?と思った方、是非あつこに会いに来て!<br />
すごいから!<br />
<br />
<br />
朝5時クローズ。始発までいられるのです。<br />
<br />
<br />
今回ははっきり言ってものすごい豪華ゲスト陣です。<br />
深夜には伝説のドラァグクイーンも登場よ!<br />
<br />
来られるならば、何時に来てもいいのよ!<br />
終電で来ちゃうぐらいの勢いも大歓迎。<br />
多少無理してでも見るべきです。今回は。<br />
<br />
<br />
私、吟子ママはですね、今回も鎌倉さんとデュオを<br />
やらせていただきます。<br />
<br />
前回はコンタクト+コントで「コントクト」とか…<br />
笑えない呼び名をつけたものをやりましたが、<br />
今回はストレートに男女のデュオです。<br />
<br />
二人とも全く苦手な分野ですが、真剣に「エロス」について<br />
語り合いましたよ。<br />
<br />
私のイメージするエロスはどうもオヤジ好みで、<br />
鎌倉さんのイメージはなんかもう少女漫画です。<br />
「もっと!ちゃんと触って!」<br />
「えー、恥ずかしいー」<br />
とかいうやり取りしながら取り組んでます。<br />
恥ずかしがってるのはもちろん鎌倉さんです。<br />
<br />
<br />
<br />
そして!<br />
<br />
<br />
今回の大人ディスコは、今までとはちょっと違うのです。<br />
<br />
<br />
なんと、ディスコでありながら30分間真剣にインプロします。<br />
音楽は、全編コンドルズの石渕様が担当してくださいます。<br />
石渕さん、かなりクレイジーな方ですが、音楽にかけては<br />
ほんっとに真剣だ(と思う)わ!<br />
<br />
(思う)がついちゃうのは、まだセッションしてないからです。<br />
というか、本番当日まで何が出てくるかわかりません。<br />
「ダンスで音を引き出してみろ」という石渕様のお言葉に、<br />
ガチで真っ向勝負いたしますことよ!!!!!!!!!<br />
<br />
<br />
とはいえ、ただだらっと30分即興したりはしませんことよ。<br />
あけみならではの趣向でお届けしますので、お楽しみに!<br />
<br />
<br />
あと!<br />
<br />
「一人だと生きづらい」それはそうね。<br />
<br />
いえ、<br />
<br />
「一人だと行きづらい」という声をよく聞きますが、<br />
そんな事ごーざいーませーーん。<br />
一人だ、と感じる暇などないから大丈夫。<br />
気軽に来て!<br />
<br />
「仮面がないと入れませんか?」というご質問もありますが、<br />
それも大丈夫!いっぱい売ってるから。お安く。<br />
<br />
あとなんか分からなかったら、とりあえず来ればいいと思うよ。<br />
<br />
<br />
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEg-kiFOpB0HtjMRk1lVKhSsiLe0UI_wk8bmeRpEs7aMHc_BKwYMC4UIL1gBO86V8TYZVIhV3Kido32FDos9AAUmYj-bd_L6qjnFOTJcP_UHkDQnjNHnFq98kyf_EgbmJnNijGOBYulbKm4/s1600/20.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="320" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEg-kiFOpB0HtjMRk1lVKhSsiLe0UI_wk8bmeRpEs7aMHc_BKwYMC4UIL1gBO86V8TYZVIhV3Kido32FDos9AAUmYj-bd_L6qjnFOTJcP_UHkDQnjNHnFq98kyf_EgbmJnNijGOBYulbKm4/s320/20.jpg" width="212" /></a></div>
<br />
<span style="font-size: xx-small;">PHOTO by MILLA</span><br />
<br />
<br />
<br />
<br />
7/23(月)<br />
リエゾン+大人ディスコあけみ コラボ企画<br />
フレンチディスコチックCAFE<br />
<b>「シュウホウの側室」</b><br />
~殿!アタクシ今宵もオノコ♂を授かりました!~<br />
<br />
@渋谷 LIAISON<br />
<a href="http://www.liaison-cafe.com/">http://www.liaison-cafe.com/</a>
<br />
<br />
<br />
大人ディスコあけみがSARAVA東京を飛び出します!<br />
でも渋谷だけど!<br />
最近あんまり渋谷づいてるんで、とうとう定期買いました。<br />
<br />
<br />
素敵なダンディー、シュウホウさんからお声をかけて頂き、<br />
フレンチディスコカフェ!が生まれる事になりました。<br />
フレンチディスコってなにかしら??<br />
と思ったら見においで。<br />
<br />
<br />
前回のあけみで大人気だったマドマーゼル修子さんも<br />
ご一緒ですよ!<br />
<br />
ご予約はまだ受け付けていませんが、<br />
20~30名ぐらいでいっぱいになりそうな雰囲気なので、<br />
こまめにチェックしてくださいね!<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
うう、息切れしそう。<br />
<br />
誰が読むの?と思いつつ続けるわ。<br />
<br />
<br />
<br />
8/8~11<br />
<h3>
<b>まことクラヴ新作公演</b><b>「蜜室」(みっしつ)</b></h3>
<div>
@三軒茶屋シアタートラム</div>
<div>
<a href="http://makoto9love.com/news.php">http://makoto9love.com/news.php</a>
</div>
<div>
<br /></div>
<div>
<br /></div>
<div>
<br /></div>
<div>
<br /></div>
<div>
10年前、伊藤キム+輝く未来というカンパニーにいて、</div>
<div>
たくさんの舞台を踏ませていただきました。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
カンパニーの解散とほぼ同時にスタートした</div>
<div>
まことクラヴは、最初っから「劇場を出よう」という</div>
<div>
コンセプトでスタートしました。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
まことクラヴとしての一番最初の活動は、</div>
<div>
吉祥寺の横断歩道で「とうりゃんせ」にあわせて踊った事です。</div>
<div>
あと、JR新宿駅のホームで発車音楽にあわせて。</div>
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そこから、商店街、美術館、映画館、オフィス、路面電車、</div>
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問屋、思い出せないぐらい色んな場所で踊ってきました。</div>
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そして10年経って、劇場に帰ってきました。</div>
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今までも劇場で公演したことはもちろんありますが、</div>
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言ってしまえば、そういう話が来た、とか、</div>
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そこでしかやれなかった、とか、</div>
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どちらかと言えば割りと消極的な関わり方でした。</div>
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さらに、劇場でありながら後ろのシャッターを開けて</div>
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そのまま道路に出たり(事情地域)、なんとかあの</div>
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密閉空間から出よう出ようとしてきた気がします。</div>
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今回は、その密閉空間にすすんで閉じ込められます。</div>
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まだクリエーション中なのでこれぐらいしか言えませんが、</div>
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ど真剣に劇場作品に取り組んでいます。</div>
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そして、これはまぁわざわざ言わんでもいいかも知れませんが、</div>
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今までは</div>
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構成・演出・振付:遠田誠</div>
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振付・出演:まことクラヴ</div>
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でしたが、今回は</div>
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構成・演出・振付:遠田誠</div>
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出演:まことクラヴ</div>
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なのです。</div>
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チラシのラフでこのクレジットを見た時、</div>
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部長の本気を感じました。</div>
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その割には稽古に遅刻して怒られてますけど。</div>
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もうちょっと頑張ります。</div>
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とにかく、10年経ってどこに帰るのか、</div>
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アウフヘーベンできるのか、是非見に来て下さいまし。</div>
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<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjn4bhD0v8fglXJbWZ4Sx3xszE_Ul5hlvleD_R67HtqcNLPxmDQnyZ_KrhUDj9fX-ViC0SPoylLeOOQ0ttPEvn6QdBJGLEdPmUjUjmlvlDrh7mSN71FcdrTQb5y5aeV0EffSanvwYFfRv0/s1600/makoto.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="320" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjn4bhD0v8fglXJbWZ4Sx3xszE_Ul5hlvleD_R67HtqcNLPxmDQnyZ_KrhUDj9fX-ViC0SPoylLeOOQ0ttPEvn6QdBJGLEdPmUjUjmlvlDrh7mSN71FcdrTQb5y5aeV0EffSanvwYFfRv0/s320/makoto.jpg" width="226" /></a></div>
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<span style="font-size: xx-small;">PHOTO by 427FOTO</span><br />
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ああ、あと一つ…</div>
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8/19</div>
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ダンスが見たい</div>
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柴田恵美振付</div>
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「LettER」</div>
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@日暮里 D-倉庫</div>
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<a href="http://www.geocities.jp/kagurara2000/index_d.html">http://www.geocities.jp/kagurara2000/index_d.html</a>
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恵美ちゃんに出会ったのは、私が21歳、恵美ちゃんが</div>
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10代の頃だったと思います。</div>
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とある舞台のアンサンブルで一緒になったのです。</div>
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その時の主役が武元賀寿子さんと伊藤キムさんでした。</div>
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武元さんに師事した恵美ちゃん、</div>
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キムさんのカンパニーに入った私、</div>
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なんとそれから16年経って一緒に踊る事になりました。</div>
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感慨深いものがあります。</div>
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そして、まことクラヴの本公演の1週間先であるという</div>
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事実に今から震える思いがいたします。</div>
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なので、すでにだいぶリハが進んでます。</div>
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かーーなーーーりーーーー独特な振付で、</div>
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これをちゃんと出来るようになったら、</div>
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私の体かなり変わるんじゃない??</div>
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という不安と期待でいっぱいです。</div>
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私の他に、若くてめっちゃ動ける素敵ダンサー達、</div>
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大人の凄みを発揮しまくってるお姉さまダンサーも</div>
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出ますのです。</div>
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詳細はまた今度なのです。</div>
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部活、ディスコ、舞台、色んな場所で色んな事できて幸せ。</div>
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違う私をお見せできるように日々精進します。</div>
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そして朝4時。</div>
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明日は午前中からカツラ合わせですよ。</div>
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いけるのか?</div>
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ついでに言っとくと、6/16、17と、江戸東京博物館で</div>
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扮装してうろうろしてます。</div>
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今回は確か大正時代の奥様かな?</div>
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刈り上げちゃったので日本髪ゆえなくて。</div>
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ごめんなさい。</div>
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おかげで眉毛剃らずにすんだ。てへ。<br />
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いつもはこうだからね。<br />
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<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiYCV9nUjMII2Ylg3wCVXqQFuJvXCish8tq7aEXyHFIhQ902Y3OIQ0qJrummdFmIgGWXiRWog4iipBqjaMzvlDzsNSWzCNZ-j8RhVUD_FkBGqHYaBnLvabPsGObiBAxHULW2ekVu7VS3B8/s1600/oei.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="320" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiYCV9nUjMII2Ylg3wCVXqQFuJvXCish8tq7aEXyHFIhQ902Y3OIQ0qJrummdFmIgGWXiRWog4iipBqjaMzvlDzsNSWzCNZ-j8RhVUD_FkBGqHYaBnLvabPsGObiBAxHULW2ekVu7VS3B8/s320/oei.jpg" width="180" /></a></div>
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めっちゃ鳥がさえずってるがなーーーーーー<br />
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では、おやすみ、世界。<br />
また明日。<br />
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<br /></div>zocchihttp://www.blogger.com/profile/16742777793949874868noreply@blogger.com4tag:blogger.com,1999:blog-4087251671943830501.post-21729280433870546822012-05-06T16:51:00.005+09:002012-05-06T16:51:58.091+09:00石巻通信 追記昨日のブログを自分で読み返したら、「興味本位で遊びに来るな!」と言ってるみたいに読めたので、少し追記します。<br />
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普段は陽気で明るくて冗談好きの友人が、<br />
「被害の大きいとこ行くとね、みーんな写真撮ってるよ。パチパチね。」<br />
と言った時の表情にほんのり苦いものを感じてしまったのであんな書き方になってしまいましたが、本意はそこではないのです。<br />
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初めて自分の目で津波の傷跡を見るとそりゃビックリしますが、それはすでに起きてしまった「過去」であり、これから乗り越えて行くべき現実です。<br />
被災地に行くなら、過去ばかりでなく、そこから立ち上がろうとしている未来に目を向けて欲しいなと切に思うのであります。<br />
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1月に訪問した時と今回とで、街の様子はそれほど大きく変わってはいませんでした。<br />
前回、一番最初に目に入った大きくひしゃげた電光掲示板もまだそのままで、相変わらず胸が痛みました。そしてやはりインパクトがあります。<br />
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反対に、前には何もなかったところに建物が建設中だったり、閉じていたお店が改装してオープンしていたり、インパクトはなくとも小さな変化があるのも事実です。<br />
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街の人に話を聞けば震災の事を語ってくれると思いますが、その過去の話にとらわれすぎず、その小さな変化や進化を一緒に喜べたらいいなと思います。<br />
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テレビで見たよりもきれいだとか、あそこにあんなものが出来てるだとか、そういう人の営みを眺めるつもりで歩けば、楽しく嬉しく歩けると思います。<br />
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実際、ほんの半日の滞在でしかなかったのに、私は随分とエネルギーをもらって帰ってきました。今こんなに進化している場所もそうないと思います。<br />
未来の芽を見つけるつもりで、私ももっと色々な場所を訪れてみたいと思います。<br />
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石巻はとりあえずお勧めですよ!寿司うまいし。<br />
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<br />zocchihttp://www.blogger.com/profile/16742777793949874868noreply@blogger.com0